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【京都】旅するように暮らす。新風館の「トラベラーズファクトリー京都」

M.おおつき

M.おおつき

京都特派員

更新日
2026年10月7日
公開日
2026年10月7日

『トラベラーズノート』という手帳をご存じでしょうか。シンプルな革のカバーに、好みのリフィルを組み合わせて使う手帳です。京都の複合商業施設「新風館」には、そんな『トラベラーズノート』を購入できるだけでなく、その世界観を丸ごと体感できる場所があります。関西初の店舗となる「トラベラーズファクトリー京都」です。

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トラベラーズファクトリー = 旅人の工場

雨の降る午前、新風館にある「トラベラーズファクトリー京都」へ取材に訪れました。
スタッフの方に店内を案内してもらいながら、私は記事のタイトルを考えていました。

「ここは、旅人が集い、憩うスペースなんですね」

スタッフの方はこう答えてくれました。

「旅行中だけでなく、旅するように暮らす日常の中でも立ち寄っていただきたいです」
「旅人を作る工場でもあるのです」

なるほど、そうか。
『トラベラーズノート』を販売し、カスタマイズや修理をする場所。それだけではないのですね。
旅先での思い出を記録するだけでなく、日々の暮らしの中でも使う。

店内を見てまわっているうちに、十数年もの間『トラベラーズノート』の購入を迷っていた私の気持ちにも、変化がありました。

  • 旅にかかわる本も置いてます
  • 生活の一場面のようにディスプレイされた雨具

新風館にある旅の拠点

京都の中心部を南北に走る烏丸通。京都御所の南端にあたる丸太町通から五条通にかけては、近代的なビルやホテルが立ち並び、歩道には青々と枝を伸ばした街路樹が連なっていて、洗練された都会の雰囲気です。

その通りの中に、赤れんがの外壁が印象的な、古めかしい大きな建物が目に飛び込んできます。

それが、新風館です。

1926年に竣工した旧京都中央電話局で、現在は京都市指定・登録文化財として登録されています。
2020年にホテルやショップ、レストラン、映画館などが集まる複合施設として今の姿になりました。

エントランスは三ヶ所あって、それぞれ雰囲気が変わります
  • 雨に濡れ、緑あふれる中庭
  • 木材をふんだんに使用し、ぬくもりが感じられます

香港からやってきた、体重計

「トラベラーズファクトリー 京都」は、2020年6月に関西初のフラッグシップショップとして新風館1Fにオープンしました。

店内の中央に置かれた、鮮やかなオレンジ色の古めかしい機械。ひときわ目を引くこの機械は、かつて香港の映画館や劇場などに設置されていた60年代のチケット体重計です。

  • 風車柄のディスクが止まってからコインを入れます
  • レトロな絵柄が可愛い‥裏に体重が印字されてます

使い方は簡単。

レジで専用コインを購入し、体重計に乗ってコインを投入すると、体重が印字されたチケットが下のトレイから出てきます。

小窓から見えるチケット排出の仕組みが、すごく楽しいです。あっという間の出来事なので、見逃さないようにご注意を。

チケットは10種類。昔懐かしいメンコのような厚紙で、思わず全部そろえたくなります。

店内には他にも、どんな経緯でここにやってきたのだろうと不思議に思うものが、あちこちに置かれています。どんな使われ方をしていたのか想像しているだけで、楽しくなります。

  • チケットは全部で10種類。旅の思い出になりますね
  • スタッフさんにどこから来たものか尋ねるのも楽しいです
  • どこで使われていたのでしょうか
  • これ、飛行機の機内で使われてましたよね

使い込まれてきたものの魅力

『トラベラーズノート』に、旅先で出合ったスタンプを押すのも楽しみの一つ。

ここにもスタンプコーナーが設けられていて、たくさんのスタンプが並んでいて、ご自分の『トラベラーズノート』や、購入したノートに自由に押すことができます。
なかには、京都限定のスタンプも。

このスタンプコーナーのガラス台を支えているのは、『トラベラーズノート』を展開するデザインフィル社の流山工場で使われていたローラーコンベアです。

  • 意外と無造作に押しても、おしゃれに見えます
  • こちらは京都限定のスタンプ

店舗の一角には、ソファを備えたライブラリースペースがあり、ゆっくりとくつろげます。
ここでは定期的に展示やワークショップなどが行われています。
この日は『トラベラーズノート』の発売20周年を記念して出版された書籍『旅とノートの日々』の原画展が開催されていました。

このスペースの床には、京都の東本願寺の修復工事の際に使われていた足場材が再利用されています。

店内にある長年使い込まれてきたもの、もしかすると捨てられていたかもしれないものが、この京都の一角に集められ、再び役目を与えられています。

『トラベラーズノート』は本革を使用しており、使い込むほどに深い艶が生まれ、味わいが増していきます。使ううちについた傷も、共に過ごした時間の証でしょう。

こうした経年変化も、『トラベラーズノート』の魅力の一つ。

店内を見回すと、“大切に、永く使う”という古き良き文化を、改めて考えさせられます。

 

  • 使い込まれたトラベラーズノート レギュラーサイズ
  • こちらはパスポートサイズ 
  • レジのカウンターにも、古材が使われています
  • 船の窓を再利用している、カッコいいディスプレイ

まとめ|旅するように毎日を過ごす

店内には、『トラベラーズノート』のカスタマイズ例や、スタッフの方が実際に描いた絵や書いた記事など、参考になるアイデアがたくさん並んでいます。

スタッフの方の「旅するように暮らす」という言葉が、妙に心に響いています。

十数年間、購入を迷い続けていた『トラベラーズノート』。
この日、私はついに購入する決心をつけました。

カメラと『トラベラーズノート』をバッグに入れて、これからも「旅するように毎日を過ごしていこう」と思います。

「トラベラーズファクトリー京都」限定のグッズも販売しています。
詳細は、公式ホームページでご確認ください。

トラベラーズファクトリー 京都 限定プロダクトの詳細
https://www.travelers-factory.com/kyoto/kyoto-products/

▪️トラベラーズファクトリー 京都 / TRAVELERʼS FACTORY KYOTO
住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町 586-2 新風館 1F
電話番号:075-241-3003
アクセス:京都市営地下鉄 烏丸御池駅 5番出口すぐ
営業時間:11:00~20:00
定休日:新風館に準ず
URL:www.travelers-factory.com

▪️新風館
住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
電話番号:075-585-6611
(受付時間:月曜日~金曜日 10:00~18:30)
※土日・祝日は受付時間外となります。
営業時間:
[SHOPS] 11:00〜20:00
[RESTAURANT] 10:00〜22:00
[CINEMA] 9:00〜23:00
※店舗により異なります。
URL:https://shinpuhkan.jp/

 

京都限定のデザインは青い革に銅箔の型押し
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