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マジョルカ程素晴らしく、愛されている島はないと思っているのがマジョルカ人達。そういうマジョルカ至上主義に辟易しながらも、主人の実家のあるマジョルカに35年通い続けているイビサ在住の筆者によるマジョルカ観光のお薦めです。実際にマジョルカはとても素敵な島です。楽しみになさってください。
2日以上滞在できる方は、お薦めする場所をゆっくり周って頂くか、ルートに入れていない他の場所もご紹介していますので訪れてください。
空港から市内へ
・タクシー
搭乗口からバスの表示に従って外に出ると、通路が真っ直ぐ伸びていて、通路右側一番手前にタクシー乗り場
・バス
タクシー乗り場の次がバス乗り場
市内行きはA1番のバス。切符はバス停横の切符販売機でも買えるし、運転手さんに払うこともできす。(5€。10€以上のお札は断られます)
スペイン広場(Plaza de España)まで行けば、あらゆる方角へのバスが行き交っています。ツーリストオフィスも降りたところにあります。
バスの時間・ルートは変更することもありますので、バス情報は www.tib.org で要確認です。
・レンタカー
空港内にオフィスのあるレンタカー会社もあるし、バス乗り場のさらに奥の立体駐車場の中にオフィスのあるレンタカー会社もあります。
港から市内へ(バルセロナから出る高速フェリーはパルマ港にはいかないので注意)
・タクシー
タクシー乗り場は船着き場目の前。町の中心(スペイン広場)まで14‐5分で12‐5€。
・バス
夜に着く船に乗った場合は、迷わずタクシーを使ってください。
船着き場を出て、左に歩いていくと、自転車専用ラインに出て、その先にある広い道(Paseo Maritimo)を右に歩いていくと港のバス停があります。
スペイン広場まで行くなら1番のバス。20分毎。24‐5分。
たまに来る30番は会議場(Palacio de Congreso)まで。Paseo Maritimo 沿いのホテルなら乗れます。
バス代はカードで払うと1.2€。現金だと3€。
パルマ市内
* 典型的なスペイン王朝の町
大聖堂、スペイン広場、マヨール広場、そして沢山の教会が揃っている町です。まずはその街並を楽しんで頂きたいです。
* 大聖堂
1229年にアラゴン王国のカトリック王、ハイメ1世がマジョルカを征服した(レ・コンキスタ)後、大聖堂は1230年に着工、1601年に完成します。ゴシック様式の建築です。「ゴシックの目」と呼ばれる直径13ⅿのスタンドグラス・巨大バラ窓から美しい光が差し込みます。
1903年に起こった地震で、ファサードが破損し、ガウディが修復に招かれます。
聖歌隊席や祭壇などの配置を変更。壁画、説教台のデザインを行います。正面の天蓋もガウディの作品。火がともった時、サグラダファミリアのキリスト像が思い出されるのは私だけでしょうか。
正面右側の礼拝堂は2007年に完成したマジョルカ出身のMiquel Barceloの作品。
少し変わっていて、テーマは「5つのパンと2匹の魚」。礼拝堂の壁は陶器で覆われ、海の生き物や波、植物のモチーフが浮き彫りになっています。ステンドグラスからは水中を思わせるような光が差し込みます。
入場時間: 4月~11月 月曜~金曜 10時~17時15分/土曜 10時~14時15分
12月~ 3月 月曜~土曜 10時~14時15分
入場料 : 11€
大聖堂の上部、テラスに登ることができます。
3月~11月のみ 入場時間 10時~16時半/ 土曜 10時~13時半 30分毎の入場
入場料は 大聖堂+テラス バレアレス州民は8€、それ以外の人は25€
夕方のガイド付きは30€
金曜日に限り バレアレス州民は無料
* パティオ(中庭)
マジョルカのパティオというと、マジョルカを特徴付けるものの一つ。
13世紀(ゴシック様式)から18世紀(バロック様式)にかけて造られた貴族の邸宅の社会的ステータスを表したものだそうです。
その多くが個人宅にもかかわらず、今尚通行人が中を覗けるよう門が開けられています。石のアーチや階段、そして鉢植えの葉蘭や君子蘭が置かれているのがシンプルにもかかわらず洗練されていて魅力的なのです。
・ アルムダイナ宮殿(王室のマジョルカ滞在時の公務執行場所兼住まい)
アルムダイナとはイスラム時代の支配者の城塞・宮殿のことです。13~14世紀以降キリスト教王によって改修され今の姿になっています。中にはイスラム時代の浴場や、ゴシック様式の礼拝堂、王宮の大広間などがあり、長年の歴史を物語っている建物です。(イスラム期のものに関心のある方は、イスラム浴場とテラスはお見逃しなく。
入場時間: 10月~3月 火曜~日曜 10時~18時(17時までに入場)
4月~9月 火曜~日曜 10時~19時(18時までに入場)
入場料 : 8€
水曜と日曜の15時以降は EU市民は無料になります。身分証必要です。
【余談ですが】
市役所裏手にArco del Almudaina(アルムダイナ通りのアーチ)があります。これは実は門で、今ある姿はゴシック期のものですが、場所は古代ローマ都市の門があったところです。ローマからイスラムへ、そしてキリスト教の都市へと歴史をまたいで残っている場所があるというのはとても興味深いです。
・ 王の菜園(Huerto del Rey)と呼ばれる庭
本来マジョルカ王国の王たちが、アルムダイナ宮殿のために整備した王室の庭・菜園(14世紀初頭)でしたが、20世紀初頭に劇場やカフェなどの建物が建てられました。1970年それらは撤去され今の庭園に造り替えられました。そして名前をもともとの用途の菜園・果樹園としたわけです。
・ アラブの浴場跡(Baño Arabe) (時間のある方は、アルムダイナ宮殿にお越しください。)
イスラム教徒支配下(10~13世紀)に造られたもの。
入場時間: 10時~18時
入場料 : 3€(現金のみ)
・ ベルベール(Bellver)城
高台にあり、パルマ市が一望できます。1311年に完成した中世ゴシック様式の円形の城です。当初は王家の別荘として使われましたが、後には造幣局や軍事刑務所(18~29世紀半ば)に使用されました。現在はパルマの歴史博物館となっています。
入場時間: 10月~3月 火曜~土曜 10時~18時/ 日曜 10時~15時
4月~9月 火曜~土曜 10時~19時 / 日曜 10時~15時
入場料 : 4€、 14~18歳、65歳以上 2€
アクセス: バス4番(プラサ・ゴミラで下車)そこから徒歩15~20分ほど
・ マリベント(Marivent)宮殿。
スペイン王室は夏のバカンスをマジョルカで過ごされます。その時に過ごされる別荘です。
Cala Major(カラ・マヨール))地区にあります。マリベント宮殿の庭園が一般公開されています。
Jardines de Mariventで検索してください。
入園時間: 5月~9月 9時~20時/ 10月~4月 9時~16時半
入園料 : 無料 (閉園: イースター期間、7月15日~9月15日)
アクセス: バス4番と46番
パルマ郊外(世界遺産)
下記の村々がある山脈の❛文化的景観❜が世界遺産に指定されたのが2011年。文化的景観とは、山あいの
石組みで作られた段々畑や、アラブ時代に整備された灌漑システム、そこで育てられたオリーブ畑や果
樹園、教会・修道院などの歴史的建造物、すべてが一体となった文化的景観が世界遺産です。
* バイデモサ(Valldemosa)
* デイア (Deià)
* ソイエー (Soller)
・ ソイエー (Soller) の港
文化的施設
・ ミロ美術館(Cala Major):晩年マジョルカで過ごしたミロのアトリエ
・ Es Baluard 現代美術館(城壁内):マジョルカに縁のある画家の作品を展示(ミロ、ピカソ、
バルセロ、タピエスなど)
・ ラファエル・ナダールのテニス施設(Inca)
・ アルファビア(Alfabia)の庭園(Bunyola):イスラム期の農園・水利・庭園を基礎にマジョルカ人に
何世紀にも渡って作り変えられえてきた庭園
・ ソン・マロイグ(Son Marroig)(Deià):オーストリアのサルバドール大公の邸宅(1877年)
庭から海を見渡す景色が美しい
・ エルス・カルデレース(Els Calderers)(San Joan):18世紀の大農園と邸宅。平地にある伝統的な畜
産・農園生活が見られる
・ サ・グランハ (Sa Granja)(Esporles):山間部にあるイスラム期の農村が起源で、後に大規模に発展し
た農園。オリーブ油製造設備なども残っている
自然の景観
・ ドラックの鍾乳洞(Santo Cristo):鍾乳洞の中の湖がありボートに乗って音楽師が音楽を奏でます
・ アルタの鍾乳洞(Arta):一番大きな鍾乳洞
・ フォーメントール岬(Cap de Formentor)
・ バニャルブファル(Banyalbufar):段々畑で有名
・ 美しい村々(Fornalutx や Biniaraix など)
・ 美しいビーチ
考古学遺跡(青銅器時代~ローマ時代)タライオティック文化という巨石文化があります
・ Ses Païsses:集落。石造りの城壁や住居跡
・ Capocorb Vell:5基の巨大な石造塔と住居群
・ Son Fornés:石造塔3基、住居、後世の建造物など、集落の変化が見られます。
・ Pollentia:古代ローマ都市の劇場、住宅地区が残るローマ遺跡。
・ Necròpolis de Son Real:海沿いにある古代の墓地、ネクロポリス。タライオティックからポエニまで
午前中にマジョルカに着ける飛行機に乗り、ホテルに荷物を置くころにはお昼になっていると思われるので、1日目はパルマ観光をお薦めします。
*パルマ観光、歩き方のお薦め
大聖堂入場時間(4月~10月:10時~17時/ 11月~3月:10時~15時)を念頭に置いて周ってください。
スペイン広場(プラサ・デ・エスパーニャ)から市内を周り、スペイン広場に戻ってくるというルート
です。ホテルに近い場所からスタートして、ぐるっと1周してください。
Plaza de España ①(スペイン広場にはレ・コンキスタでマジョルカを征服《1229年》したハイメ1世の
像があります)大通りを挟んで反対側には、地下に長距離バスのステーションがあり、左手にはSoller(ソイエー)行きの列車の駅があります。
→ San Miguel(サン・ミゲール)通りを散策
→ 14時前であればOliver市場②を覗いてみてください
→ 再びSan Miguel 通りに戻り
→ Plaza Mayor(マヨール広場)③まで
→ 広場を真っ直ぐ抜けて、出て右側のモデルニズム建築 Can Fortez Rey ④の前を通り
→ 市役所前の広場へ(Plaza de Cort)⑤
→ 市役所の中には巨人の人形が飾られており、お祭りの際には外に出てきたりします。またクリスマス
シーズンにはベレンといい、キリストの生誕とその時代の様子が小さな人形で再現されているのでぜひ見て頂きたいです。
→ 市役所を正面に見て左の道に入るとSanta Eulalia(サンタ・エウラリア)教会前の広場⑥に出ます。教会を正面に見て右側の道を入り、2本目の道Carrer de Can Savellaに入って散策したいのですが、マジョルカ特産のエンサイマーダを食べてみたい方は3本目の道を右に入ってください。Ca’n Joan de s’Aigo⑦があります。カン・ジュアン・デス・アイゴは市内にもう2軒あるので無理する必要はないです。
→ Can Savella通りではCan Juny⑧とCan Vivot⑨のパティオを覗くことができます。
・Can Vivot:「パルマのバロック建築の最高傑作」と呼ばれており、1711年にリフォームされて以来の
姿が保存されています。今尚スペイン貴族の住まいです。(Can Vivotの中を訪ねたい場合は、Webか
らオーディオガイド付きの訪問が予約できます。12€)
・Almudaina通り(市役所の裏側)にあるCa’n Omus⑩は市役所のオフィスになっているので、午前中
だけ無料で中に入れます。
→ 旧市街には多くの貴族の屋敷が残っており、その建物やパティオ、教会や修道院を見ながら路地を散
策してください。
→ アラブの浴場⑪
→ 大聖堂⑫(開いているうちに行ってくださ~い)外のファサードも素晴らしいです。
→ 時間があれば、アルムダイナ宮殿⑬
→ 「王の菜園」と呼ばれる庭⑭
大聖堂とアルムダイナの間の海側の階段を下りて右に行くとあります。城壁に沿ってある小さな庭です。
→ そのまま北側に進むとスフィンクスが入り口にあるBorn(ボルン)通り。通りを途中で左手側に横切
ります。
→ Sant Feliu通りを散策
通り入り口付近にあるCafe Rialto 及びRialto Living⑮は18世紀に建てられたお屋敷でしたが、1926年から2002年までは皆が集う映画館&劇場でした。閉館後、石のアーチやバロッコのパティオを残しながらリフォームされ、今のカフェ&インテリア雑貨の店に変身。とても素敵なので立ち寄ってみてください。
→ Es Baluarte(バルアルテ現代美術館)
美術館横(左手)から、さらに上に上がると見晴らし台があります。ベルベール城から海、そして大聖堂が真正面から見ることができます。絶景です。
→ Canal(涸れ川)の横を歩き、Avenida de Jaime 3世 通り(パルマのメインストリート)まで
→ アベニーダ・デ・ハイメ・テルセロを散策
→ Bornの北の端、Juan Carlos1世広場のカメの噴水⑰を見て
(オベリスクを4匹のカメが支えています。オベリスクの上にはコウモリが。これはパルマ市の紋章に使われており、市のシンボルだそうです)
→ Jaime 3世通り、C&Aの並びに再びパティオCan Balaguer⑱が見られます。
→ 通りを反対側に渡りPlaza del Mercado⑲(ここにもモデルニズモの建物が見られます)
→ Plaza 側にあるFornet de la Soca⑳の店などを覗きながら道なりに
→ ランブラス通りを散策(お花屋さんが並んでいます)
→ Oms(オムス)通りを上がって行くと
→ スペイン広場に戻れます。
*スペイン広場からSoller(ソイエー)行きの電車に乗ります。
1912年に開通した木製の列車。車窓からの景色はとても和やか。ソイエーの町に着いたら、広場でお茶をするのもお薦めだし、列車の駅の横から出ている路面電車に乗って港まで行くのも良いでしょう。
その後はバスに乗ってバイデモサへ。
バイデモサ行きのバスは、港(路面電車の終点駅から2分)からも出ているし、ソイエーの町の広場から100ⅿ程のところにあるバス停から乗れます。
バイデモサの観光後、バイデモサからパルマまではバスで帰ります。
《バスの時刻と値段は変わるので、行く前に確認してください》
www.tib.org
《電車と路面電車》
パルマ―ソイエー 電車 1時間 往復 30€、片道 23€、
ソイエー-港 路面電車 20分 片道 10€
電車往復+路面電車 40€
《バス》
パルマ-ソイエー/ 港(204番) 45分 片道:カードで 2.7€、現金 4.5€
港/ ソイエー-バイデモサ (203番)45~50分 片道:カードで 2.7€、現金 4.5€
デイア-バイデモサ(203番) 15分 片道:カードで 1.8€、現金 3€
バイデモサ-パルマ(203番) 30~35分 片道:カードで 2.7€、現金 3€
パルマ-ソイエーを結ぶバス(204番)の本数は 30分に1本。
パルマ-バイデモサ-ソイエーを結ぶバス(203番)の本数は 1時間に1本。
*季節によっては電車が満員だったり、冬の点検期で電車に乗れない場合があります。その場合は、
バスで先ずバイデモサに行きます。
バスはスペイン広場の正面、地下2階のバスターミナルから乗れます。
バイデモサを観光した後、降りた時と同じバス停からソイエー行きのバスに乗ります。
途中通る山あいの村、デイアは石造りの家が並ぶ別荘地。とても可愛い村なのでお見逃しなく。
ソイエーからの帰りは港からバスでも、広場からバス/ 電車に乗っても。
(時間と懐と相談して決めてください。)
デイアは昔から作家やアーティストが住んでいるのでも有名で、俳優のマイケル・ダグラスさんもデイアとバイデモサの間に別荘を所有されています。
*特に時間に余裕がない人*
バイデモサからデイアまで行き、デイアを散策してパルマに戻るというのもひとつです。
もしくはバイデモサだけ訪ねて、戻られてもよいでしょう。
*バイデモサの必見場所:Cartuja(カルトゥーハ)
開館時間:月~金曜 10時~17時/ 土曜 10時~16時(閉館1時間前には入った方が良い)
入館料 :12.50€
ショパンの部屋入場料: 6€
【余談ですが】
「電車」は断然パルマからソイエーへ行く方が景色を楽しめます。ソイエーから出ている可愛い路面電車はパルマからの電車の往復切符とセットで買うと安くなりますが、ソイエー往復で帰らず是非ともバイデモサと併せて訪れて欲しいです。
路面電車はソイエー港まで行きます。港でゆっくりする時間のない人は割愛しても良いでしょう。
*バイデモサ
是非とも訪れて欲しい村。オリーブ畑に囲まれるこの小さな村は家と街並が美しいだけでなく、そこにある修道院カルトゥーハは音楽家ショパンと随筆家ジョルジュサンドが一冬を過ごした(1838)ことで有名。カルトゥーハの入館料とショパンの部屋に入るのは別料金になっています。ショパンの部屋へはカルトゥーハの中で払います。彼がパリから取り寄せたピアノや手書きの楽譜が展示されています。
カルトゥーハ横のサンチョ王(サン・ハイメ1世の孫)の宮殿(1309)を見学し、時間が許せばピアノの
生演奏も聞くことができます。
カルトゥーハのチケット売り場横にお手洗いがあり、その横にJuan Carlos1世の庭があります。そこから
カルトゥーハがきれいにみられるのでお見逃しなく。
時間のない人は、ソイエーを割愛し、バイデモサだけは訪れて欲しいです。
*ソイエーの町
山あいのこじんまりした町。
教会前の広場がとても魅力的。広場で、ガウディの弟子であり協働者のジュアン・ルビオの作品と、横切る路面電車を見、行き交う人を眺めながらコーヒーを飲んでいると、何とも贅沢なヨーロッパの休暇を楽しんでいる気分になれます。コーヒータイムの代わりに、路面電車に乗って港まで行き、散策して戻って来るというのも一つではあります。
*ソイエーの広場
バルトメロ教会とその横のソイエー銀行(現サンタンデール銀行)がジュアン・ルビオの作品です。
教会は中世に建てられ、バロック様式に建て替えられていたのをルビオが修復(1904~47)。教会を横から見ると、曲線的な鉄細工と植物的な装飾があります。そして石の十字架はバルセロナでガウディの用いた十字架との類似が指摘されています。
銀行は1889年築のものを修復し、1912年に完成。曲線的な鍛鉄の格子、半円形のバルコニー、ソイエーの紋章を支えているライオンの頭などが目に入ります。
実際1908年にガウディとルビオがソイエーを訪れ、教会周辺の鉄柵について検討したという記録が残っています。ルビオは教会、銀行、周囲の街並みを一体的にモデルニズムの建築としてまとめる構想を持っていました。残念ながら周囲の住宅まで整備する計画は実現しませんでしたが、ソイエーの広場の居心地の良さはルビオが想定した空間の中にいるからかもしれません。
【余談ですが】
ガウディも都市・建築を一体として考えていた建築家です。グエル氏の発案で、富裕層向けの新しい住宅地を構想したのがガウディでした。彼の構想は建築と自然を融合させる住宅地でしたが、建てられたのは60戸中2戸のみで、その場所は現在グエル公園になっています。
・ソイエー港とフランス
ソイエー港は18~9世紀南フランスとの貿易が盛んでしたが、19世紀半ばソイエーからフランスに移住し、商売を成功させ財を築いて帰郷した人達がいます。彼らはフランスの流行を持ち帰りました。フランスのアール・ヌーヴォーの影響が見られる邸宅も市内にあります。Can Pruneraです。広場から徒歩15分程ですが、建築に興味のある方は是非訪ねてみてください。
* エンサイマーダ(Ensaimada)
Can Juan de s’Aigo エンサイマーダと言えばここ。市内に3軒あります。
・サンタ・エウラリア教会の横⑦
・スペイン広場の横の大通りにあるデパート、コート・イングレスの斜め前
・ハイメ・テルセロの大通りの近く(カナル寄り)
Santo Cristo こちらも市内に3軒あります。
エンサイマーダもいいですが、お肉とグリンピースの入ったエンパナーダというパンや野菜の入ったコカロイというパンが美味。飛行場の中にも店を構えていますが、街中の方が安くて美味しいです。
・San Miguel通り(オリバー市場②の辺り)
・マヨール広場を出たところ③
・プラサ・デ・メルカード⑲のサン・ニコラス教会の右横
* 地元の料理
ソパ・マジョルキナ
フリート・マジョルキナ
フリート・デ・マタンサ
ベレンへ―ナス・レジェーノ
ロモ・コン・コル
カラコーレス
アロス・ブルッ
トゥンベ
ソブラサーダ
トランポ
Sa Prensa https://www.cellersapremsa.com/
Casa Julio https://www.instagram.com/casajuliorestaurante/?hl=es
Celler Pages https://www.cellerpages.com/
テイクアウトするなら デパート、コート・イングレスの地下(デパ地下)
オリバー市場横のフォルナリナ https://lafornarina.com/
* タパス
Casa Gallega https://casagallegamallorca.com/es
Bar Monaco Carrer Patronat Obrer, 15 Llevant
La Bóbeda http://restaurantelaboveda.com/
* パン・コン・トマテ・コン・ハモン
パンにトマトを擦りつけ、オリーブオイルをかけた上に生ハムをのせて食べるのもお忘れなく。