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スイーツ好きにはパラダイス過ぎるパリの町。何度訪れても食べつくせないほどおいしいものに溢れています。なかでもパリジャン&パリジェンヌの暮らしに溶け込んでいるスイーツといえばチョコレート。ショップの多さや味のレベルの高さはもちろん、つねに新しいお店がオープンしたり、毎年世界中から注目を集めるチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を開催したりと話題にも事欠きません。今回はたくさんあるおすすめ店のなかから、aruco編集部のスイーツマニアがうなった絶品チョコレートをご紹介しましょう!『arucoパリ』のショコラ特集もあわせてチェックしてみてくださいね。
パリの超人気シェフ、シリル・リニャックが、自身のパティスリーの向かいに2016年にオープンさせた「ラ・ショコラトリー・シリル・リニャック」は、カフェを併設したチョコレート専門店。店内に入ると、板チョコやタルトなどのケーキ類に目がいきがちですが、ここに来たらまず試してほしいのが、特製の「ショコラ・ショー(ホットチョコレート)」。濃厚なのにくど過ぎず、ひと口飲んで思わず「うまっ!」と声が出ちゃうほどのおいしさです。特にいまのような寒い季節にはぴったり!パリまで来ないと出会えないとっておきのショコラ・ショーを味わってみてください。
おみやげにはカラフルなパッケージがかわいい板チョコがおすすめ。種類豊富なので、どれを選ぶべきか悩んだときには、ぜひギモーヴ(マシュマロ)とキャラメルが入ったボンボンタイプのものを試してみてください。とろりとなめらかなキャラメルとふわふわのギモーヴを包んだひと口サイズのチョコが18粒。ヘーゼルナッツ風味のミルクチョコ自体のおいしさと、中に閉じ込められたキャラメルとギモーヴの食感が絶妙なバランスで融合した絶品です。
彫刻作品のようなチョコレートがところ狭しと並ぶ「ジャン・シャルル・ロシュー」は、小さい店舗ながらファンの多い人気ショコラトリー。どのチョコレートもおいしいのですが、週末にパリにいるなら絶対ゲットしてほしいのが、土曜日限定の生フルーツを包んだ板チョコ。何のフルーツなのかは毎週変わるので当日のお楽しみですが、お昼までに売り切れることもあるという人気商品。このときは「ブドウ」でした。シャリシャリとした食感の果肉にビターなチョコレートがあいまって、なんともジューシーな味わい。日持ちはたったの2日間なので、パリにいる間に食べるしかありません!
2018年1月18日、南青山に日本1号店がオープンするジャン・シャルル・ロシュー。この生フルーツチョコも毎週土曜に30個限定で発売するそうです。パリ本店に比べるとぐっとお値段が張りますが、すぐにパリに行けない方は東京で!
オープンしてまだ1年ほどのニューフェイス「キャラメル・パリ」は、その名のとおり、すべてのスイーツにキャラメルが使われているキャラメル専門パティスリー&サロン・ド・テ。日本でも人気のパティスリー「ラデュレ」の元シェフパティシエが手がけるキャラメルづくしのスイーツが楽しめます。編集部へのおみやげで好評だったのが、この塩キャラメルチョコレート。塩味によって惹き立てられた上品で繊細なキャラメルチョコの味わいに、目を閉じてしばしうっとりする編集メンバー続出!
キャラメル色の木が使われたあたたかみのある店内では、パリっ子たちがゆったりティータイムを楽しんでいました。ナポレオンの墓所として有名なアンヴァリッドのほど近くにあるので、観光とあわせて立ち寄ってみてくださいね。
パリにはまだまだおいしいチョコレート&スイーツがたくさん!『arucoパリ』には、スイーツをはじめとするグルメ情報はもちろん、見逃せない最旬観光スポットやおすすめ店が満載です!ぜひチェックしてみてくださいね。
aruco編集部 上田 暁世
関連書籍地球の歩き方 aruco1 パリ 地球の歩き方編集室
定価:本体1,200円+税
発行年月: 2016年7月
判型/造本:A5変並製
頁数:192
ISBN:978-4-478-04929-7詳細はこちら