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今回のコソヴォとアルバニアを巡る旅ではターキッシュ エアラインズを利用しました。日本からの出発便はイスタンブールを経由してコソヴォのプリシュティーナに到着し、帰国便はアルバニアのティラナから出発。世界No.1の121ヵ国に就航しているターキッシュ エアラインズなら、コソヴォ、アルバニアを含むバルカン半島すべての国に就航しているので、到着と出発が同じ場所である必要はありません。最初に着いた国に戻らずに、無駄のないスケジュールで回ることができます。
ターキッシュ エアラインズではエコノミークラスでもアメニティポーチが配られ、中には靴下やスリッパ、耳栓、アイマスク、歯ブラシなどが入っています。どれも機内で過ごすにはありがたいものばかり。トイレ内のアメニティは、アロマリードがさりげなく置かれ、ハンド・ウオッシュとローションも備えられています。いずれも英国王室御用達のラグジュアリブランド、モルトン・ブラウン製を使用。機内を快適に過ごせるよう、細かな配慮がされていることがわかります。耳栓とアイマスクを使って到着までぐっすり休んでもよいし、オンデマンドで350本以上の映画や番組が楽しめる機内エンターテインメントで時間を過ごすのも思いのままです。
機内食はもちろん世界三大料理のひとつ、トルコ料理がおすすめ。ビジネスクラスでは、同乗するフライング・シェフが、メニューの説明やサービスを行ってくれるなど、空の上でレストラン気分が楽しめます。
今回の旅では、イスタンブールで約4時間30分の乗り継ぎでした。イスタンブールの空港にはヨーロッパブランドの免税店はもちろん、オリーブや香辛料などトルコならではの食材が並びます。フードコートやカフェで、名物のびよーんと延びるアイスクリームやトルココーヒーでひと息つくのもおすすめ。さらにビジネスクラス以上の利用者なら「ラウンジ・イスタンブール」が使えます。約1000人が収容できる世界最大の面積を誇る名物ラウンジは、スカイトラックス社の2017年ベスト・ビジネスラウンジにも選ばれたスペシャルな空間。2フロアの吹き抜けは開放的で、現代的なデザインのなかにもイスラムのモチーフが印象的です。目の前で焼かれるピデ(軽いピザ)やキョフテ(ミニハンバーグ)も試してみたい味。入室時にシャワーやマッサージを予約して、リフレッシュすれば4時間なんてアッという間。目的地のプリシュティーナには朝の8時15分着。タイミングのいい旅のスタートとなりました。
地球の歩き方A25「中欧」編集スタッフ 平田功