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スキーだけじゃない!春もこんなに楽しめる 岩手県・雫石町の歩き方

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2018年4月18日
公開日
2018年4月18日
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昼間の弘法桜

岩手県・雫石町と聞いて、何を思い浮かべますか?スキー?温泉?もしかしたら、冬のイメージが強いかもしれないですね。ところが、雫石町には春も楽しめる、いや、春だからこそ楽しめる魅力的なスポットがたくさんあります!今回は、そんな雫石町の春の楽しみ方をご紹介します。、、、それにしても「雫石町」、何度耳にしても素敵な地名です。

雫石町の桜の2大名所弘法桜と雫石川園地

夜は一味違います

まずご紹介したいのは、桜です。東北地方の桜の開花時期は全国的にも遅い方なので、例年ゴールデンウィーク前でもまだギリギリ桜が楽しめるのです。

「弘法桜」はその昔、弘法大師が訪れ、杖にしていた桜の枝をつきさしたものが根づいたという伝説の一本桜で、推定樹齢約800年。同じエドヒガン桜で有名な盛岡の「石割桜」よりも古く、由緒ある桜です。ゴールデンウィークには老木と思えない見事な桜を見せ、遠景の岩手山をバックに美しさを際立たせています。

対照的に、「雫石川園地」は、樹齢約40年の若い桜。雫石川をせきとめて造られた多目的ダム・御所ダム、御所湖畔の湖岸堤沿いに2列植えられた約150本のソメイヨシノの桜並木です。

若い木ゆえの、この低さ
川沿いにズラーっと並びます

開花シーズンには、約150ものこいのぼりが掲揚され、ライトアップされた景色はとても幻想的な美しさです。

■弘法桜
・住所:〒020-0585 岩手県岩手郡雫石町長山七ツ田

しずくいし・菜のテクノロジープロジェクト

一面に広がる菜の花

次のご紹介は菜の花です。こちらは、例年5月がまさにピークです!平成19年から始まった「しずくいし・菜のテクノロジープロジェクト」で、町内の転作田で菜の花を栽培し、花が咲き終わった後に菜種を収穫、乾燥調整作業後、秋に雫石町福祉作業所「かしわの郷」にある搾油施設で、なたね油「菜の雫」を搾ります。

周りの景色との見事な調和

菜種の連作障害を避けるため菜の花が咲く場所は毎年変わりますが、岩手県一高い秀峰「岩手山」を背景に広がる菜の花畑は、写真撮影する方に大変人気です。

一番搾りの「菜の雫」

無添加の一番絞り「菜の雫」をぜひ味わってみてください。

■雫石町福祉作業所「かしわの郷」
・住所:〒020-0541 岩手県岩手郡雫石町千刈田76-3

自然に囲まれたメルヘンスポット花工房らら倶楽部

こちらはキレイなピンクの芝桜

自然の花を楽しんだあとは、一味違った楽しみ方を。岩手県雫石町の豊かな自然に囲まれたこの地にあるメルヘンスポット、それが花工房らら倶楽部です。東北有数のガーデニング専門店「花工房らら倶楽部」にある、一面の芝桜と岩手山を見渡すことができる芝桜の丘は絶好のフォトスポットです。

青空と山と花と

芝桜を楽しんだあとは、ガーデニング専門店にお立ち寄り。花苗の他にも寄せ植えやガーデングッズも多数取り揃えているので、お花をお求めの方はもちろん、これからお庭を作る方にも楽しめます!

■花工房らら倶楽部
・住所:〒020-0585 岩手県岩手郡雫石町長山24七ッ田27
・URL: http://lalaclub.jp/

< こんなにも様々な自然と触れ合える雫石町 >

今回ご紹介したスポットはそれぞれ単独でも美しいのですが、実際に足を運んでみると背景の岩手山との融合でより一層美しさが際立つので、撮影スポットとしても大変人気です。この時期にしか楽しめない自然を満喫する雫石、ゴールデンウィークにぜひ訪れてみてください。

※本記事は、「日本の歩き方」内、「おでかけガイド」に2016年4月20日に掲載されたものです。

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