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クリスマスの時期のアメリカ・ニューヨークは、街全体が魔法にかかったようです。街は美しいイルミネーションに彩られ、カフェやレストラン、ブランドショップなどの窓にはクリスマスの飾りつけがなされ、道行く人々の顔には笑みが浮かんでいます。街全体が、まるでプレゼントの箱を開ける子供のようにウキウキしています。今回は、ぜひとも観ておきたいニューヨークのフォトジェニックなクリスマスデコレーションを4ヵ所紹介します。
カラフルに輝くクリスマスツリーや笑顔が溢れる大きなスケートリンク、そして、ホットチョコレートや暖かいニット帽子を販売するかわいいショップ。クリスマスのワクワク感がすべて詰まった場所! それが、ブライアントパーク(Bryant Park)のウィンタービレッジです。
アイススケートで体を動かすのもよし、隣のカフェバー「THE LODGE」で暖かいカクテルを飲みながらスケートに興じる人をのんびりと眺めるのもよし。ウィンタービレッジでは、思いおもいにニューヨークのクリスマスを過ごせます。
2018年のウィンタービレッジは、2019年3月3日(日)まで開催していますので、これからたっぷり楽しめそうです。
5番街にある高級百貨店サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)のライトショーは必見です。店舗の壁全体を使った迫力のあるライトショーで、毎年恒例のイベントになっており、絶対に見逃せません。
また、ウィンドウデコレーションも芸術的です。並んでも観る価値があるくらい、独創的で、先鋭的で、そして何よりも美しいものが多いのです。店舗全体にキラキラと輝くデコレーションが施されますので、冬の5番街はほんとうに華やかな雰囲気になります。
豪邸が建ち並ぶブルックリンのダイカー・ハイツは、年々クリスマスデコレーションへの意気込みが過熱しており、まるで映画のセットのような眩い華やかな飾りつけがなされます。その出来栄えはあまりにもすばらしく、現在では観光地化しています。毎年クリスマスのシーズンになるとここを訪れる人が多くおり、最近では観覧ツアーも催行されています。
2階まで届く大きさの巨大サンタが、音楽に合わせて体を動かしていたりと、まるで夜の遊園地のようです。このクリスマスデコレーションは1980年代から始まり、毎年徐々に広がっていったそうです。
この飾りつけに、なんと200万円もかけたという家もあるから驚きです。自分の足で観てまわるのは効率がよくないですから、ダイカー・ハイツツアーに参加することをおすすめします。
ニューヨークの伝統的なクリスマスのショーといえば、ラジオシティ・ミュージックホールのロケッツによる『クリスマススペクタキュラ―』です。11月、12月のホリデーシーズン限定で上演され、大人も思わず子供に戻ってしまうような楽しい演出が盛りだくさんのショーです。
ロックフェラーセンターのラジオシティ・ミュージックホールの中は、豪華なシャンデリアで彩られ、ショーが始まる前からウキウキと華やかな気分を盛りあげてくれます。早目に到着して、ホールを観てまわるのも楽しいです。
毎年、新しい仕掛けが追加され、ますます進化を遂げる『クリスマススペキュタクラ―』。前衛的な演出で注目を浴びていますが、伝統的なおもちゃの兵隊さんのダンスなどはしっかりと残っており、ニューヨーカー達の古きよきものを大切にする心が垣間見られます。
また、ロックフェラーセンターといえば、巨大クリスマスツリーが有名です。ぜひこちらも見逃さないようチェックしましょう!
いかがでしたか。クリスマスのニューヨークは子供だけでなく大人もウキウキさせてしまう不思議な魅力を放ちます。ぜひ、この期間限定のニューヨークの街を、思う存分楽しんでください。