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ロンドン・ヒースロー空港からロンドン中心部へ! タクシー(ブラック・キャブ)の利用方法

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2019年7月12日
公開日
2019年7月12日
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ターミナルが5つあるヒースロー空港こちらはターミナル5

ロンドン・ヒースロー空港から市街中心地へ向かう交通手段のひとつに、タクシー(ブラック・キャブ)あります。とくに重い大型スーツケースを携えていたり、滞在先への道のりに不安がある場合には、タクシーを利用したいという方も多いはず。前回は、エアポートバス、そして前々回は列車による交通手段を案内してきましたが、ここではタクシー(ブラック・キャブ)の利用方法について説明します。

「TAXIS」の矢印にそってタクシー乗り場へ

空港ターミナルの機能美を楽しむのも旅のひとコマ

ロンドンに従来からあるタクシーは、ブラック・キャブとも呼ばれます。その名の通り黒い車体の大型車両が主流ですが、今ではカラフルな企業広告のラッピング車両も多くなりました。ロンドンを舞台とした映画やドラマで頻繁に登場する、あの独特なタクシーに一度は乗ってみたい方も多いのではないでしょうか。

そして、何よりもバスや列車と違う最大の利点は、ホテルなど目的地まで直行できること!

タクシーの料金制度とロンドン市内までの相場

まずは「TAXIS」の矢印にそってタクシー乗り場へ

気になる料金はメーター制で、少々高めに感じるかもしれません。ロンドン・ヒースロー空港からロンドン中心部までは約1時間かかり、特にひどい渋滞でなければ75ポンドから80ポンドくらい。

とはいえ、大人でも通常4人か5人まで乗れるのを活かし、A地点からB地点へのラクラク移動を割り勘するのもよいでしょう。

タクシー料金の支払い方

黒い車体が主流のタクシー(ブラック・キャブ)

支払いは、キャッシュのみでなく、クレジットカードやデビットカードも使用可能な車両がほとんど。もし、カード払いを希望の場合は、乗車前にあらかじめ「〇〇カードは使えますか?」と確かめておくと安心です。

ブラック・キャブの運転手とは?

ラッピング広告されたカラフルな車両もあります

ちなみに、ブラック・キャブの運転手は、基本的にすべて自営、いわば日本の個人タクシーに近いものがあります。また、ブラック・キャブの運転手になるための資格取得は、非常に難関であることが知られています。それだけにロンドン市内および周辺の地理、交通事情に誰よりも詳しく、自慢の職業でもあるのです。

タクシー以外の自動車を使った移動手段

クラシックな雰囲気が魅力のロンドン・タクシー

以上、オーソドックスなブラック・キャブについて説明しました。もちろんロンドンでもウーバー(Uber)は操業していますし、ミニキャブと呼ばれる比較的安価なタクシー会社や高級志向のショーファー会社もあります。

ミニキャブやショーファーについては事前にウェブ予約するか、ロンドン・ヒースロー空港に到着してからの場合は、インフォメーション・デスクで相談してみましょう。

なお、末尾にイギリスのウーバー、ロンドン・ヒースロー空港の公式パートナーとなっているミニキャブ会社ウィノウロンドン(We Know London)、同じくロンドン・ヒースロー空港の公式パートナーのショーファー会社ヒースロー・ショーファー(Heathrow Chauffeur)のサイト情報を記しておきます。

いかがでしたか。ロンドン・ヒースロー空港から市内中心部まで、タクシー(ブラック・キャブ)を利用した移動方法を紹介しました。スムーズに移動して、イギリスの旅をたっぷりと楽しんでください。

ヒースロー空港

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住所
Hounslow, TW6
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