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東京駅で買えるお土産!“まるでスイーツの花園”「TOKYO チューリップローズ 」金井パティシエに聞いたこだわりとは

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2019年7月25日
公開日
2019年7月25日
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「チューリップローズ」

チューリップの花のような色とりどりの外観が特徴で、名古屋・大阪の期間限定ポップアップストアが連日完売の人気を博し、2019年3月に西武池袋本店(東京)にオープンした1号店が1ヶ月で50万個販売を記録した、スイーツブランド「TOKYOチューリップローズ」が7月30日(火)、鉄道旅の拠点、JR東京駅 八重洲中央改札内にオープンします。

まるでスイーツの花園

「TOKYOチューリップローズ」のコンセプトは、“可愛いチューリップ&ローズを、本格味で召しあがれ!”。パリで腕を磨いた若きパティシエの金井理仁(カナイマサヒト/33歳)の世界を、思いきりオシャレなスタイルでたっぷり堪能できます。東京でしか出会えない、今最も話題のスイーツをサプライズな東京みやげとしてどうぞ。

チューリップラングドシャの中にショコラローズが咲いた新感覚のスイーツ

金井パティシエ

金井パティシエの代表作「チューリップローズ」は、可愛いチューリップと華やかなローズがひとつになった、とびきりよくばりな ショコラスイーツです。チューリップの花びらは、シャリシャリッと繊細なラングドシャクッキー。香り高いローズの花は、とろけるホイップショコラ仕立てです。

金井パティシエの代表作「チューリップローズ」

ストロベリー&ラズベリーが甘酸っぱい『ベリー』、深みあるキャラメルマキアートのコクが広がる『キャラメルナッツ』、楽園のパッションフルーツ&マンゴー香る『パッションマンゴー』の3種類をご用意。一輪ごとに贅沢な美味しさが口いっぱいに広がる、まさに“スイーツの花園”を楽しめる1箱です。

■「TOKYOチューリップローズJR東京駅店」
オープン:2019年7月30日(火)
住所:JR東京駅 八重洲中央改札内
営業時間:6:30~21:30 ※時期により異なる
URL:https://www.tuliprose.jp/

金井パティシエに直撃インタビュー

“チューリプローズ”の花束をもつ金井パティシエ

7月、都内某所でおこなわれた「TOKYOチューリップローズJR東京駅店」プレス内覧会。金井理仁パティシエにチューリップローズのヒミツをうかがってみました!

記者から、この可愛すぎるスイーツ、“チューリップローズ”の発想についてうかがったところ「代表作のチューリップローズはチューリップとローズの花としての造形の可憐さ、可愛らしさを表現しようと思っていたのですが、最初の段階ではローズがなかったのですが、見た目のインパクトを考え、さらに立体になっていたら唯一無二のお花のお菓子ができるんじゃないかなと思って、そういった発想から始まりました」とコメントしてくれました。

チューリップの花びらを表現している、外側のラングドシャクッキーをひと目見たときに、包むようにして中に絞れる何かがあれば新しいものができると直感したという金井パティシエ。「ただ、お客様が想像できるだけだと、つまらない部分もあるかなと思い、内側のホイップショコラを2種類にすることによって、 見た目だけではわからない工夫も施しました」と続けてくれました。

チューリップの中に咲くのはローズ

「ホイップショコラを作るとき、赤色にしようと思い、何味がいいかなと考えたとき、日本人はいちご好きな人が多いので、ラズベリーと融合することによって、酸味の強弱を意識して、1つ食べたらまた食べたくなるような味を表現しました。 そこで特徴的なのは、3D口金ですね。過去に3D口金を絞ったことがあるのを思い出し、ラングドシャの“ガワ”に、3D口金を絞ったらどうなるのだろうと思い、 絞ってやってみたら・・チューリップの中にローズが咲いていました」

花の中の花、斬新で華麗でもある発想は、金井パティシエの天才の閃きと、積み上げてきた経験から生まれたのでした。

こだわりの素材について語る金井パティシエ

続けて、“チューリップローズ”のこだわりについてうかがったところ、「(チューリップローズ以外の)他の商品にもこだわりはあるのですが、特筆したいのは、ホイップショコラですね。 チョコレートでもいいのですが、ホイップする工程を加えることによりクドくないような、口当たりも口溶けも良く仕上げました。また、お花が一輪そこに咲いているようなイメージで、ふわっと軽い感じにできたらと思い、そこをホイップにしたというのがこだわりですね」と、コメントしてくれました。

パリ修行時代について

パリ修行時代について語る金井パティシエ

地球の歩き方らしく、パリでの修行時代について詳しくうかがってみました。「実は、フランス語も話せない状態でパリに行ったんです(笑)」と、コミュニケーションの苦労があった当時を振り返りながら、「でも、到着2日後にはもうお店で仕事をしていたんですけどね(笑)ただ、ルセット(レシピ)を見せられ、日本とだいたい同じだったことも幸いして経験からつくることはできました」と続けてコメント。最初の頃は言語でだいぶご苦労をされたご様子。

「フロン・ド・セーヌ」(15区内の超高層ビル群、対岸16区からの眺め)

金井パティシエが修行していた場所は、セーヌ川の南岸の自由の女神もある、パリの15区。さまざまな人種も集うパリでも特に人口の多い15区で、当時20代だった金井パティシエは、辞書を片手にいろいろな人たちに話しかけながらフランス語を習得していったそう。休日には食べ歩きや朝のマルシェに赴き、食を中心に余暇を使っていたそうです。

「異文化に触れてみて、仕事に対する意識がすごく楽しそうというのが印象的でした。フランス人は自由なところはありますが、 しっかり実力主義で、仕事に対してエンジンをフルで入れて、終わったらさぁ帰ろうという感じでしたので、 仕事に対するメリハリがすごくハッキリしていて、楽しかったです」

これから、パティシエだけではなく、何か専門的な知識を身に着けようと海外修行を考えているみなさんも、フランス式を参考にしてみると良いかもしれません。

パリ15区画像:Jean-François Gornet from Paris, France [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

修業時代のフランスでお気に入りの場所

モンマルトルの丘

フランスで滞在中、特にお気に入りだったスポットについてうかがってみました。「観光名所なら、モンマルトルの丘です。眺めはもちろん、付近に超お気に入りの、カモ肉を燻製で出してくれるレストランがあって、そこの料理の美味しさは忘れることができません。食事をした帰りに、たくさんいる絵描きさんとの会話も、職人同士で通じるものがあって、コミュニケーションを楽しんでいました」とコメントしてくれました。

インタビューに答える金井パティシエ

「もう一つはマルシェですね。住んでいたところが15区だったのですが、 家の前で毎週水曜日と日曜日の朝に、マルシェが開催されていました。ほぼ毎週マルシェに行っていました。決まった八百屋とかに行くと顔を覚えてもらい、コミュニケーションをとっていたら、「今度、このフルーツ入荷するよ」や「これは焼き菓子にするとおいしいよ」など教えてくれました。

チューリップローズ

いかがでしたか。東京駅に咲いた可憐なスイーツフラワーの“チューリップローズ”。その発想とこだわりを、生みの親である金井パティシエが語ってくれました。東京の新しい定番お土産に、おすすめします!

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