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日本から直行便で10時間40分~12時間(※発着地や季節などによって異なります)のドバイは、世界中から注目を集める最強のエンターテインメントシティ。世界一高いビルや、巨大なフレーム型の展望台、ド迫力の噴水ショーなど、見る者を圧倒させる未来型の観光名所が続々と現れます。さらに、2020年に開催されるドバイ博覧会や、2021年のアラブ首長国連邦(UAE)建国50周年に向けて、さまざまな建築プロジェクトが進行中。その発展ぶりから目が離せないドバイで、今見るべきスポットを厳選してご紹介します!
町の中に突如現れる高さ150mの巨大なフレームは、思わず二度見してしまう、インパクト大のランドマーク。エレベーターで48階の展望台に上がると、片側には新進気鋭の高層ビル群、もう片側にはエキゾチックなオールド・タウンという対照的な絶景を楽しむことができます。
近未来シティ、ドバイを象徴するSFチックな外観が特徴的な高さ828mのバージュ・ハリファ。2019年現在は“世界一”の高さをうたっていますが、2020年に完成予定の「ドバイ・クリーク・タワー」がその高さを超える予定というから驚きです。
地上452m・124階部分の「アット・ザ・トップ」と、地上555m・148階の「アット・ザ・トップ・スカイ」が展望台になっていて、凝縮した町の美景が見渡せる124階が人気です(124階は日本円で約3800円~、148階は約10800円~とチケットの値段がだいぶ違います!)。町に明かりが灯り始める夕暮れどきはチケットが売り切れてしまうこともあるので、この時間帯を押さえたいならウェブサイトから事前に予約をしておきましょう。
バージュ・ハリファ麓の人工池で毎日行われる、音と光と水が織りなす約3分のショーは必見。高さ150mまで吹き上がる噴水は大迫力!隣接するショッピング施設「ドバイ・モール」や「スーク・アル・ババール」内の、噴水ビューのレストランやカフェでゆったりと観賞するのがおすすめです。
ドバイの3大スークと言えば、金製品を扱う「ゴールド・スーク」、日用雑貨やスパイスが並ぶ「ディラ・オールド・スーク(スパイス・スーク)」、カラフルな布製品が鮮やかな「ドバイ・オールド・スーク(テキスタイル・スーク)」。近代的なドバイとは対照的な昔ながらの町の雰囲気を味わいましょう。果敢に不思議な(?)日本語で話しかけてくる客引きを交わしつつ、お気に入りを見つけたら値切り交渉。これもドバイ旅の醍醐味です。
ドバイから車で約1時間半のアブダビは、高層ビルが林立する大都市ながらも、アラブの歴史と文化が息づく魅惑のシティ。なかでも美しい巨大モスク「シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン・モスク」はマストスポット。青空に映える白亜のドーム、モスクの礼拝堂に敷き詰められた世界最大の手織りのペルシャ絨毯、豪華絢爛なシャンデリアなど、見どころたっぷり。ドバイとはひと味違うスポットを楽しみましょう。
ドバイの詳しい情報は2019年8月に登場した新刊『地球の歩き方 Plat ドバイ』でチェック!ドバイに行ったら絶対にするべきことをポイントを絞って紹介した持ち運びに便利なコンパクトガイドです。旅の基本情報から歴史までをまとめた定番ガイド『地球の歩き方 ドバイとアラビア半島の国々』も旅の予習にご活用ください。
また、2019年7月発売の『aruco magazine vol.2』の特集「世界のかわいい乙女遺産50」で、今回紹介したアブダビのモスクを掲載中です。次の旅先は驚きと感動がいっぱいのUAEはいかが?
aruco編集部 福井由香里