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こけしの里・鳴子温泉郷の豆知識&楽しみ処3選(湯比べ・こけし・栗団子)

yumi

yumi

宮城特派員

更新日
2019年10月8日
公開日
2019年10月8日
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鳴子温泉駅前ゆめぐり広場の「こけし」

宮城県の北部に位置する鳴子(なるこ)温泉郷。こけしの里として知られるこの地域は、四季折々の景観が楽しめます。春は河川敷に菜の花畑が広がり、夏は清々しい空気と深緑の高原の風景が魅力です。秋になると、全国的にも有名な鳴子峡の紅葉が色鮮やかになり、さらに魅力が増します。鳴子温泉郷の豆知識&楽しみ処を紹介します。

(1)9種類もの泉質が味わえる「湯比べ」

共同浴場「滝の湯」画像提供:鳴子温泉郷観光協会

鳴子温泉郷は、「鳴子温泉」「東鳴子温泉」「川渡(かわたび)温泉」「中山平(なかやまだいら)温泉」「鬼首(おにこうべ)温泉」の5ヵ所の温泉地からなります。塩化物泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉など、さまざまな泉質が楽しめます。

■滝の湯(公衆浴場)
・住所: 〒989-6823 宮城県大崎市鳴子温泉湯元地内

鳴子温泉には旅館やホテルのほかに、「滝の湯」「早稲田桟敷湯」のふたつの共同浴場や足湯、珍しい手湯もあり、宿泊だけではなく日帰りでも温泉を満喫できます。

昔から湯治場として親しまれてきた東鳴子温泉は、江戸時代には仙台藩・伊達家専用の御殿場があったことでも有名です。川渡温泉は、鳴子温泉郷のなかで最初に開湯した温泉地として知られています。

のどかな山間地にある中山平温泉は、美人の湯と称されるトロりとした肌ざわりの硫黄泉が特徴です。栗駒国定公園のなかにある鬼首温泉には、「弁天」「雲竜」というふたつの間けつ泉があります。

夏の疲れを癒すのに、秋の温泉はおすすめです。鳴子温泉郷では、日本にある11種類の泉質のうち、9種類もの泉質を味わうことができます。

(2)町を彩るフォトジェニックな「こけし」

こけしの電話ボックス

鳴子の工芸品として有名な「こけし」。JR鳴子温泉駅の周辺には、フォトジェニックなこけしがいっぱいです。昭和の雰囲気が漂う駅前を散策しながら、町なかのこけし探しはいかがでしょうか。

JR鳴子温泉駅を出て、駅前通りを左手にしばらく進んでいくと鳴子総合支所があり、こけしの電話ボックスがあります。

こけしのポスト

鳴子総合支所から駅方面に戻る途中で、共同浴場「早稲田桟敷湯」への坂を上っていくと、左手に鳴子郵便局があります。こちらには、かわいらしい顔のこけしのポストがあります。

■鳴子郵便局
・住所: 〒989-6899 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷124-5
・URL: https://map.japanpost.jp/p/search/dtl/300181052000/

マンホールにもこけしの姿が……

鳴子温泉街のマンホールには、こけしがデザインされています。こちらは、JR鳴子温泉駅前で見つけました。ほかにも、町に溶け込んだいろいろなこけしがありますので、散策しながら探してみてください。

(3)甘露煮が入った鳴子名物の「栗団子」

おすすめグルメ「栗団子」画像提供:鳴子温泉郷観光協会

鳴子温泉郷でおすすめのグルメが「栗団子」です。大きな団子の中に栗の甘露煮が入っていて、甘じょっぱいタレが絡んでおいしいのです。初めて見る方は、団子の大きさにビックリするかもしれませんが、2・3個はぺろりと食べられます。

昭和元年創業の土産店「なるみ」は、東鳴子温泉にあります。「栗団子」といったらココ。こし餡と栗の入った「なるまん」や黒ごま餡とハチミツが入った「くろまる」も人気です。

紅葉が美しい秋の「鳴子峡」

鳴子峡©iStock

鳴子峡は宮城県大崎市に広がる峡谷で、宮城県の名勝に指定されています。例年10月中旬から11月初旬に紅葉の見頃を迎えます。深さ約100mの大峡谷に、赤や黄に染まった紅葉が美しく、息をのむような絶景がひろがります。

列車と鳴子峡©iStock

大深沢橋からは対岸を走るJR陸羽東線の列車と紅葉のコラボレーションを楽しめます。紅葉の時期は乗客が車窓から紅葉を楽しむために、列車は徐行運転をしてくれます。大深沢橋は、この列車と紅葉を一緒に写真撮影できるフォトスポットなのです。

紅葉の時期、大深沢橋へ行ける期間限定のバスがJR鳴子温泉駅とJR中山平温泉駅の両駅から運行されています。鳴子峡へは、こちらの期間限定バスを利用すると便利です。

いかがでしたか。こけしの里として知られる鳴子温泉郷の豆知識&楽しみ処を紹介しました。湯比べ・こけし・栗団子を楽しみに、鳴子温泉郷へでかけてみませんか。

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