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台湾旅行の出発前に確認したい持ち物リスト。必需品~あったら便利まで

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2020年7月26日
公開日
2020年7月26日
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何を持っていく?絶対に必要なものは?©iStock

日本から近い台湾への旅行。持っていくと旅がより楽しく快適になる持ち物がいくつかあります。では、どんな物を持っていけばいいのでしょうか?
《★貴重品・必需品》、《◎必要なもの》、《◆あったら便利》に分けてお伝えします。

貴重品・必需品

何があってもパスポートだけは忘れてはいけません©iStock

極論を言ってしまうと、パスポート、多少の現金、クレジットカードさえあればなんとかなります。基本的に日本で用意しておく必要があるのはこちら。

★パスポート
これがないと絶対に出国できません。忘れてしまう人がけっこう多いので気をつけましょう。旅慣れた人こそ注意が必要です。パスポートの残存期間が台湾到着時に滞在日数以上あることも確認しておきましょう。

絶対忘れないために、自宅のドアに「パスポート」と書いて貼っておくといいでしょう。

★現金
両替は台湾でするほうが断然お得なので、日本円だけでOKです。

金額は滞在日数×1万円+予備費2万円くらいを持っていればひとまず安心。足りない分はクレジットカードや現地キャッシングで調整可能です。帰国後の交通費も忘れずに。
もし前の旅行で使った台湾元の残りがあったら忘れずに持っていきましょう。

≫≫≫ 台湾ドルって日本円でいくら? おすすめの両替方法は?

★クレジットカード
クレジットカードがあれば、ATMで台湾元を引き出せます。念のため、海外キャッシングができるカードかどうか確認しておきましょう。

現地で実際に使ってみると、機械の相性の関係か、キャッシング可能なカードでも台湾元を引き出せないことがあるので、複数枚持っていくのがベターです。

通用度は、
Visa、Master Card > JCB >> AMEX >>> ダイナース です。
いちばん使えるVisaかMaster Cardを持っていけば安心です。

JCBカード提携店は割引や特典が用意されていることが多いので、持っていたらぜひ持っていきたいところ。

★悠遊卡(EASYカード)などのICカード
リピーターの人は、前の旅行で入手した悠遊卡があったら忘れずに。高雄の一卡通とともに台湾全土で使えます。

★航空券のeチケットお客様控え
パスポートがあればチェックインはできますが、スムーズな手続きのために、eチケットのお客様控えの画面を見せるか、プリントアウトを持参しましょう。

出発時刻や便名を確認する時のためにも、すぐ見られるようにしておくと便利です。スマホを持っていない人は、念のためコピーも用意しておくと安心です。

★海外旅行保険
クレジットカード付帯の保険では補償が十分ではないことも。滞在中のケガや病気、盗難が心配な人は、海外旅行保険に入っておけば安心です。搭乗手続き前に入り忘れた人は、空港の搭乗ゲートに各保険会社の自動契約機があります。

★予約確認書
ホテルや現地ツアーの予約確認書はプリントアウトしておくと安心です。

★携帯電話
SIMフリー端末なら、台湾の空港で購入したSIMカードを使えます。ただし4Gに限るので、自分の携帯端末が4G対応か確認しておきましょう。なお、現地SIMカードをスマホに入れると日本での電話番号が使えなくなる(電話がかかってきても通話できなくなる)ことに注意。

≫≫≫ 台湾観光をより便利に!「SIMカード」の買い方使い方

★カメラ
スマートフォンがあればOKという人も多いですが、スマホのバッテリーの持ちを考えると、コンパクト・デジタルカメラがあってもよさそうです。画質も違います。

★充電器・バッテリー
携帯電話、デジカメなど、持っていく電化製品の充電器やバッテリーを忘れないようにしましょう。

★Wi-Fiルーター
いつも使っているスマホやタブレットPCをネットにつなぎたいなら、携帯用Wi-Fiルーターをレンタルするのがおすすめ。複数の機器につなぐこともできます。台湾の空港で借りることもできます。

必要なもの

文房具を中心とした日用品が手に入る光南大批發

持参するのを忘れてしまった日用品は、コンビニやドラッグストア、勝立生活百貨、光南大批發などのバラエティストアなどで買うことができます。ただ、お店や商品探しのために貴重な時間をロスしてしまうので、日用品はできるだけ持っていったほうがいいでしょう。

◎筆記用具
機内持ち込みのバッグの中にボールペンを1本入れておくとなにかと便利。機内で配られる入国カードを搭乗中に記入したり、入国審査の列に並びながら記入したりすることができます。

◎衣類(服・下着・パジャマ)
夏は、強烈な紫外線、滝のように出る汗、強すぎる冷房、突然降ってくるスコールに対応できる服装なら完璧です。冬も意外と寒いです。だだ、体の芯から冷えるというより「うすら寒い」という感じなので、重ね着で体温を調節できる服装がおすすめです。

また、夜市や食堂では椅子やテーブルが汚れていたり、食べ物の汁が飛びやすかったりするので、汚れてもがっかりしない服をチョイスしましょう。もし持って行った服が気候と合わなかったら、夜市や問屋街のプチプラ・ファッションや、台湾デザイナーの服を試してみるのも楽しいです。

ホテルは、冷房が効きすぎていて寒いことが多いので、パジャマは長袖、セーターかフリースなどあたたかい部屋着も1枚持っていくことをおすすめします。

日数分の下着も忘れずに。台湾は湿度が高いので、部屋干ししても翌日には乾かないことが多いです。汗をたくさんかくので、女性はブラジャーよりブラトップがおすすめです。

◎長そでの羽織りもの
冷房がガンガンの台湾。夏も意外と寒い思いをします。レストランやMRTなどの交通機関は特に注意です。

◎常備薬
旅先では環境の違いから体調を崩すことも。飲み慣れた頭痛薬、胃薬、風邪薬を持って行きましょう。台湾のドラッグストアには日本のメーカーの薬も多く販売されています。飛行機やホテルは乾燥するのでのど飴もあるといいでしょう。

◎歯ブラシセット
環境保護の観点から、歯ブラシセットを用意していないホテルも増えています。フロントに言えばもらえますが。

◎化粧品
使用分を小分けにして、できるだけコンパクトに。機内持ち込みの場合は、100ml以下の容器に入れて、ジッパー付きビニール袋にまとめ、セキュリティチェックを通過する必要があります。

台湾には日本のブランドが進出しているので、忘れても同じ商品を入手できる確率は高いです。

◎洗面用品
たいていのホテルでは、シャンプーとシャワージェルは用意されています。コンディショナーや洗顔フォーム、お気に入りの製品を使いたいなら、必要分を小分けにして持っていきましょう。

化粧品と同様、機内持ち込みにする場合は、100ml以下の容器に入れて、ジッパー付きビニール袋にまとめ、セキュリティチェックを通過する必要があります。

◎使い捨てコンタクト
保存液があるので、機内持ち込みの場合、使い捨てコンタクトもジッパー付きビニール袋に入れます。

◎ジッパー付きビニール袋
100ml以下の液体物を機内に持ち込む場合は、ジッパー付きビニール袋に入れてセキュリティチェックに提示します。それ以外にも、細かい物をまとめたりするのに便利なので、2~3枚あると重宝します。

◎ヘアアイロン
コードレスのミニサイズがおすすめ。新しく買うなら、日本と台湾以外でも使える海外仕様のモデルを選びましょう。

◎日焼け止め
夏はもちろん、冬でも陽射しが強い日はたくさんの紫外線を浴びてしまいます。汗で流れてしまうので、こまめにつけ直せるよう持ち運びできるサイズがおすすめです。《現地ドラッグストアでも買えます》

◎サングラス
夏はかなり陽射しが強く、外にいる時間が長いと目が真っ赤になってしまいます。

屋外で過ごすことが多いなら、普段はサングラスをしない人でも台湾ではかけたほうがベター。夜市などで安く買うこともできます。紫外線対策の目薬もあるとなおよし。

◎折り畳み晴雨兼用傘
雨が多い台湾の町歩きには、日よけにもなる晴雨兼用傘が必須アイテム。台湾で性能がいい傘を買うのもおすすめです。

持っていくと便利・重宝するもの

屋台グルメを楽しむならウェットティッシュがあると便利

◆ポケットティッシュ
紙がないトイレもあるので、常に1つはポケットに入れておきたいところです。《現地コンビニでも買えます》

◆ウェットティッシュ
屋台グルメやかき氷などを食べたあと、べたべたした手を拭きたくなるシーンが多いです。台湾のコンビニのレジ前に、持ち運びにちょうどいいサイズの商品が売っています。

ウイルスを気にするなら除菌タイプを。トイレの便座を拭くのにもいいです。消毒用ジェルもあれば完璧です。《現地コンビニでも買えます》

◆携帯ウォシュレット
ウォシュレットがあるホテルが増えてきていますが、中級以下のホテルはないところも多いです。公共のトイレにはまずついていません。

◆メモ帳
タクシーで行き先を伝えたり、筆談に使ったり、回るところリストなど、普段より登場回数が高いメモ帳はポケットに入るコンパクトなものがおすすめ。ガイドブックにポストイットでメモをつけておくのもGoodです。《現地コンビニ、バラエティストアでも買えます》

◆生理用品
持ち歩きに便利なコンパクトタイプがおすすめ。長時間取り替えられない場合を考慮して、長時間タイプを準備しましょう。《現地コンビニ、ドラッグストアでも買えます》

◆ガイドブック
なんらかの事情でネットや電源につなげない状況になった場合のために、また万が一スマホを紛失してしまったときのためにも一冊あると安心です。特に携帯用Wi-Fiルーター、台湾のSIMカードがない人は必須。

◆ヘアドライヤー
備え付けのドライヤーは洗面所に固定されていることが多いです。相部屋の場合、片方がバスルームを使っているときに髪を乾かすことができるとかなり便利です。

◆延長コード
相部屋で充電が必要な機器が多いとコンセントの奪い合いになってしまうことも。手元にコンセントがない可能性もあります。

◆圧縮袋
洋服などを圧縮すれば、おみやげを入れるスペースにできます。

◆エコバッグ
“脱プラスチック”を推奨する台湾のコンビニ、スーパーのレジ袋は有料です。バッグに1つ入れておくと重宝します。

◆靴下
レストランなど冷房が効いている屋内で、長時間素足で過ごすと体が冷えてしまいます。冷え性の人は、寒いときにさっとはける靴下をバッグに忍ばせておくことをおすすめします。

◆爪切り
意外と忘れてしまう爪切り。旅行先で爪が伸びていることに気づき、落ち着かない気持ちになることって多くないでしょうか? 《現地ドラッグストアでも買えます》

スーツケースの大きさの目安

大きいスーツケースなら、お土産をたくさん持ち帰ることができる©iStock

スーツケースはどれくらいの大きさが必要でしょうか?
必要なスーツケースの容量は、一般的に、1日10リットルと言われています。

国際線で機内に持ち込める大きさは、JALとANAの場合、3辺の長さの合計が115cm以内(高さ55cm × 幅 40cm × 奥行き25cm以内)で、かつ重さ10kg以内です。エバー航空とチャイナエアラインは、3辺の合計が115 cm(高さ56cm×幅36cm×奥行き23 cm)で7kg以内です。

無料で機内に預けられる荷物の許容量は航空会社やクラスによって異なります。JALとANAの国際線エコノミークラスの場合、23kg以下の荷物を2個まで。3辺の長さの合計は203cm以内(ANAは158cm以下)

エバー航空とチャイナエアラインのエコノミークラスは、料金クラスによってさらに違いがありますが、いちばん安い料金だと合計20kgまでです。滞在日数やお土産の量を考えて大きさを選びましょう。

台湾旅行に適したバッグ

快適に町歩きを楽しむために、軽い素材が望ましい©iStock

防犯対策を考えると、中身が見えなくて、ファスナー付きであることが望ましいです。
また、レストランの椅子は背もたれがないことが多いので、自立するバッグがおすすめです。

さらに、雨に当たることを考慮して、濡れてもいい素材であればベストです。夏のリュックは背中が蒸れるのであまりおすすめしません。

持っていかなくてもいいもの

台湾のプラグ、コンセントは日本と同じ©iStock

▼変圧器
プラグおよびコンセントは日本と同じ形状、電圧は110V、周波数は60ヘルツなので、基本的に日本の電化製品をそのまま使えます。どうしても心配な人は持っていきましょう。

持って行けないもの

電子タバコは持ち込み禁止©iStock

×電子タバコ
台湾は、電子タバコや加熱式タバコの持ち込みが禁止されています。
×豚肉製品
台湾では、アフリカ豚コレラに対する防疫のため、肉類の持ち込みを厳しく取り締まっています。カップ麺のかやくなどの加工品も含みます。

アフリカ豚コレラが発生した地域からの持ち込みには20万元以上、発生していない国(日本も該当)からの持ち込みも1万元以上の罰金が課されます。

まとめ

たいていの物は現地調達できる!©iStock

旅行の持ち物は旅する人の性格や生活習慣によって変わってくると思います。
台湾の場合、忘れ物をしても代用品は手に入りやすいので、あまり悩まず、荷物はできるだけ軽くして、おみやげ用のスペースを空けておくのがおすすめです。

TEXT:谷口佳恵
PHOTO:istock、谷口佳恵

≫≫≫ 台湾旅行の前に、絶対知っておきたい13の注意点

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※本記事の観光関連情報は2020年4月24日現在のものです。

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◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

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