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開放感いっぱい! 4泊6日でオーストラリアの世界遺産の海、山、森で遊び尽くす♪

地球の歩き方aruco編集部

更新日
2023年5月29日
公開日
2020年6月25日
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広大な荒野に悠然とたたずむウルル(エアーズロック)@istock

大自然のなかで思いっきり開放感を味わいたい! そんなときにピッタリの旅先がオーストラリア。世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ、太古の恐竜時代から残る世界最古の森、そして世界最大の一枚岩ウルル(エアーズロック)。世界有数のダイナミックな大自然をお手軽に体感できるアクティビティが勢揃いしているのが魅力です。ケアンズとウルルだけなら、4泊6日もあれば、世界遺産の海、山、森、そしてキュートなオーストラリアの動物たちとのふれあいを大満喫できちゃいますよ。

DAY2~3憧れのウルルを朝から夜まで満喫!

サンセット時に真っ赤に染まるウルル@istock

日本からケアンズへは夜に出発して早朝着。直行便だと約7時間半。会社からそのまま空港に行って、飛行機に乗って目覚めたら常夏のケアンズに到着です。そこから国内線で約3時間でウルルへ。

昼過ぎに到着したら、午後のウルル散策&サンセットツアーに参加。まずは巨大なウルルのふもとにある遊歩道マラウォークを1時間ほどおさんぽ。壁画や水場など原住民アボリジニの文化にふれながら歩きます。

日暮れ頃になると、ビュースポットに移動し、スパークリングワインを飲みながら、徐々に赤く色づいていくウルルを眺めて乾杯♪ 昨夜日本を出たばかりとは思えない非日常感に浸れます。

ウルルのふもとに広がる幻想的なイルミネーション@istock
ウルル周辺は世界有数の天体観測スポット@istock

そして夜もお楽しみがいっぱい。2016年から公開されている期間限定の幻想的なイルミネーション「フィールド・オブ・ライト」。早朝や夕方発のツアーで、暗闇に浮かび上がる幻想的な光の草原を散策できます。

また何といっても、闇夜に広がるこぼれ落ちそうなぐらいの満天の星空は必見! ウルル周辺は空気が澄んで乾燥しているため、天体観測に最適です。北半球では見られない星が見られるのも嬉しいポイント。南十字星の見ごろは2~7月頃です。

キャンドルをともして星空の下でディナーを楽しんだり、天体望遠鏡やレーザーポイントを使って星空を詳しくガイドしてくれるなど、夜のツアーも充実しているので好みに応じて利用してみましょう。

ウルルから西32kmにあるカタ・ジュタ@istock

翌朝は、展望台で朝日に照らされるウルルを観賞したあと、再びふもとをおさんぽ。今度はハート型のくぼみなどが見られる遊歩道クニヤウォークへ。

その後は、ウルルから西に移動しカタ・ジュタへ。ウルル=カタ・ジュタ国立公園として、こちらも世界遺産に登録されています。ウルルが巨大な一枚岩なのに対し、こちらは36もの巨岩がそびえたつ異様な景観が特徴。

そのなかで、最も大きなふたつの岩に挟まれたウォルパ渓谷を散策します。ウォルパとは「風」の意味。一説ではジブリ映画『風の谷のナウシカ』に登場する景色に似ているとのウワサも。岩間を吹き抜ける風が気持ちよく、物語に出てきそうな壮大な景色が味わえます。

ツアー参加後は、昼過ぎの便でケアンズに移動しましょう。

DAY4世界最大のサンゴ礁に浮かぶグリーン島へ

2300km以上も広がる世界最大のサンゴ礁@istock
グレートバリアリーフに浮かぶグリーン島@istock

ケアンズに移動した翌日は早速、世界遺産グレートバリアリーフの海に出発。日本列島がすっぽりとおさまるほど広大なサンゴ礁の中にぽっかりと浮かぶグリーン島を目指します。

ケアンズからは高速船でたった45分で到着。気軽に行けるにも関わらず、海の透明度は抜群でアクティビティも豊富です。

桟橋の南側が絶好のスノーケリングポイント@istock
ビーチのすぐそばにサンゴ礁が広がる@istock
海ガメが見られることも@istock

グリーン島に着いたら早速スノーケリング。島の周りにはサンゴ礁が広がり遠浅の海で泳ぎやすいのが魅力です。海ガメに出会えることも。

有料で、シーウォーカーやグラスボトムボート、スキューバダイビングなども楽しめます。

また、島の熱帯雨林をめぐるアイランドウォークもおすすめ。「マリンランドメラネシア」では、巨大なワニの迫力の餌付けも見られます。

グリーン島だけでも十分楽しめますが、さらに船に乗って、奥のアウターリーフのど真ん中に浮かぶポントゥ―ン(浮島)に行くこともできます。巨大なナポレオンフィッシュなど、より多くの海の生き物に出会いたい人におすすめです。

DAY5世界最古の熱帯雨林へ絶景レトロ列車で♪

レトロなクランダ鉄道で絶景トリップに出発!@istock
途中のバロン滝では10分停車。迫力ある景色を堪能@istock

海を思いっきり満喫した翌日は、列車に乗って世界遺産の森へ。クランダ鉄道はケアンズとクランダ間を1時間45分で結ぶ観光列車。熱帯雨林の間を抜けて、途中滝や急斜面など風光明媚な景色を眺めながら、あっという間に目的地に到着です。

水陸両用車で熱帯雨林を探検!@istock
憧れのふわふわコアラ抱っこも☆@istock

熱帯雨林の中の小さな村クランダは、一周しても15分ほどですが、かわいらしいマーケットやスイーツショップにカフェなど、ちょっとした散策やおみやげ探しにぴったりです。

「クランダ・コアラ・ガーデン」という小さな動物園もあり、コアラ抱っこやワラビーの餌付けなど、オーストラリアならではのかわいい動物とのふれあいができちゃいます。

村から車で10分の「レインフォレストステーション・ネイチャーパーク」では、水陸両用車アーミーダックでぼうけん感満点の熱帯雨林探検も体験できますよ。

眼下に世界最古の熱帯雨林を見下ろすスカイレール@istock

帰りも列車に乗ることができますが、少し趣向を変えてスカイレールでの空中さんぽがおすすめです。ケアンズまでは約1時間。地形に沿って上昇したり急下降したりしながら、遠くまで景色が見渡せます。眼下に広がるのは、世界最古の熱帯雨林。途中駅で下車して、熱帯雨林さんぽも満喫できます。マイナスイオンたっぷり! 1億3000万年前の白亜紀にできた森を歩いて体感してみましょう♪

翌日は直行便で日本へ。わずか6日間でダイナミック過ぎる大自然を満喫し、リフレッシュできるプランです。週末トリップの参考にしてみてくださいね。

aruco編集部 池田 祐子

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