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茨城県鹿嶋市にある「鹿島神宮」では、新型コロナウイルス感染予防対策の一環として2021年の初詣にあたり、新しい参拝様式「節分までの三十三が日」を推奨しています。参拝者が少しでも安心して訪れることができるように、新しい生活様式にそった環境作りも行います。また、ポイントで寄付ができる神社には珍しいクレジットカードも用意。時代に合った参拝方法を提案しています。
鹿島神宮は、神武天皇元年(2680年前)に創建された関東随一の古社。
『日本書紀』や『古事記』で日本の建国に身を捧げたとされている、勝負の神様として知られる「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)」を御祭神とする由緒ある神社です。「武甕槌大神」が神話の中で力比べをしたことが相撲の起源といわれており、相手の健御名方神(タケミナカタノカミ)とともに、両国国技館に壁画が描かれています。
鎌倉幕府を開いた源頼朝や、関ヶ原の戦い直前に祈祷を受け勝利し当時の本殿を奉納した徳川家康をはじめとする、武将や時代のリーダーたちに崇敬されてきた歴史を持ちます。
長い歴史を誇る鹿島神宮には、例年三が日に70万人以上の参拝者が訪れます。しかし2021年は、“密を避けて、ゆったりと初詣”してもらいたいという願いを込め、節分(2月2日)までの「三十三が日」の間の参拝を推奨する、新しい参拝様式を鹿島神宮は提案します。
【おもな感染防止対策】
・「節分までの三十三が日」の間の参拝を推奨
・年頭や混雑する時間帯(10:00~15:00頃)に集中しないように分散を推奨
・楼門参入口にサーマルカメラを設置し検温を実施(正月三が日)
・マスク非着用の方は境内への参入不可
・ソーシャルディスタンス確保のための誘導員を配置(正月三が日) ほか
※詳しくは公式ウェブサイトを確認してください
古くから新しい年を迎える節目の意味合いを持つ節分。大きく様変わりしてゆく激動の時代のなかで不安な毎日が続いていますが、密を避けながら心安らかに参拝し、新しい年を清々しい気持ちで迎えましょう。
■鹿島神宮
・住所: 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
・アクセス: 鹿島線鹿島神宮駅から徒歩約10分
・URL: http://kashimajingu.jp/
鹿島神宮は2017年1月に、“日本の伝統文化の未来への継承に貢献したい”と願う三越伊勢丹グループのクレジットカード会社エムアイカードと提携し、「鹿島神宮カード」を発行しました。
年会費や貯まったポイントが、1700年以上続く12年ごとの式年大祭・御船祭(みふねまつり)の斎行および文化財の保護継承の財源として寄付される仕組みになっています。毎日の買い物や支払いが鹿島神宮との結びつきをより深め、持続的な社会貢献にもつながる、全国でも類を見ないクレジットカードです。
神職がお祓いをしたクレジットカードを用意。毎年、神職が名簿によるお祓いを行い、返礼品を届けます。発行当初から、さまざまな事情により参拝することがかなわない方に、遠方からでも無理なく寄付ができる仕組みとして活用されています。新しい生活様式にも合った貢献方法です。
■鹿島神宮カード
・URL: https://www2.micard.co.jp/card/ksm.html
鹿島神宮を日時分散に配慮しつつ参拝して、気持ちのいい新年を迎えてみてはいかがですか。
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※当記事は、2020年12月4日現在のものです