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国や首都、料理や指導者など、世界について学ことができると好評の地球の歩き方【旅の図鑑シリーズ】に、第10弾が登場! 次なる1冊は『世界197ヵ国のふしぎな聖地&パワースポット』です。驚異の大自然、神秘の古代遺跡、謎の巨石、祈りと奇跡の地、日本の聖地から、それぞれ1ヵ所をピックアップして紹介しましょう。
セドナは古来よりネイティブアメリカンの聖地とされており、先祖や大地のエネルギーが吹き出す場所として聖なる儀式が行われていたそうです。そのエネルギーが吹き出す場所は「ボルテックス(渦)」と呼ばれるようになり、ここから波動は目覚めや癒しの体験をもたらしてくれるといいます。「変化」を求める方におすすめのパワースポットです。
標高2340mの山の尾根に巨石を積み上げて造られた神殿群。そのまわりには750人ほどが暮らしていたといいます。夏至や冬至には太陽の光が差し込む神殿や日時計らしき建造物が残されていますが、なぜこんな辺鄙な場所に都市が築かれたのか、その理由はいまだわかっていません。観光地としてあまりにも有名ですが、ここは古くからの聖地といわれ、遺跡にいるだけで心地よさを感じられます。
紀元前3000〜1600年頃に建てられたとみられる世界で一番有名な巨石遺構。円形に配置されたストーンサークルとヒールストーンを結ぶラインが夏至や冬至と一致することから天文台説が有力。しかし、その目的はいまだ謎に包まれており、ケルトの司祭ドルイドを名乗る人たちが儀式を行っています。イギリスのレイラインと呼ばれる直線上には、ストーンヘンジをはじめとする様々な巨石遺構や聖地・パワースポットが並んでいるといわれています。
ガンジス河は「母なるガンガー」と呼ばれ、川そのものが神格化されています。2500年の歴史を持つヴァーラーナスィーはシヴァ神の聖地。ここで沐浴すれば罪は清められ、死んで遺灰を流せば輪廻から解脱できると信じられており、インドはもちろん世界中から人々が集まります。
熊野は、古来、神や先祖の霊が宿る神聖な山と考えられてきました。ここに仏教の浄土思想や修験道などの影響を受け、熊野信仰という日本特有の宗教観が生まれました。神武天皇を熊野から大和へと導いたとされるのが三本足のカラス「八咫烏」。東京五輪でも着用されていたサッカー日本代表のエンブレムは、この「八咫烏」がモチーフです。熊野古道を歩き、熊野三社にお参りすれば、心も体も浄化されることでしょう。
ここでご紹介したのはほんの一部。世界中の人々が崇める聖地や、その国独自の信仰、ふしぎなことが起こると噂されるパワースポットまで、「地球の歩き方」だからこそできる世界197ヵ国を網羅。まじめな世界の宗教史から謎のUMAやオーパーツなど雑学も満載。聖地のスペシャリスト・植島啓司教授や『ムー』編集長・三上丈晴さん、辛酸なめ子さんら、その筋のエキスパートたちが、聖地・パワスポの楽しみ方も伝授します!
この地球は、聖地とパワースポットであふれています!!
W10 世界197ヵ国のふしぎな聖地&パワースポット
神秘の古代遺跡 驚異の大自然 謎の巨石 祈りと奇跡の地
旅の図鑑
2021/08/26発売美しくミステリアスな世界各国の聖地&パワースポットの特徴を、明日誰かに話したくなるふしぎ雑学、5人のスペシャリストインタビューとともに徹底紹介。
美しくミステリアスな世界各国の聖地&パワースポットの特徴を、明日誰かに話したくなるふしぎ雑学、5人のスペシャリストインタビューとともに徹底紹介。
※当記事は、2021年8月現在のものです
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