
【韓国・ソウル 旅の最新事情】新型コロナウイルスへの警戒が続く街の様子とコロナ対策を在住者がレポート
2021.8.11
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9月に秋夕(チュソク)大型連休があったため、コロナ感染者が拡大してしまったソウル。韓国中央災害安全対策本部はソウルにおいて社会的距離の確保と呼ばれるコロナ対策のレベル第4段階を10月17日まで延長すると発表しました。マスク着用義務や飲食店は22時までの営業と制限があるものの、なかなか感染者の数が減りません。そして、11月からはウィズコロナの対策になるとの報道があり、今後の対策がどうなるのか気になるところです。今回はコロナ禍のソウル駅と周辺スポットをレポートします。
韓国最大のビッグターミナル、ソウル駅。地下鉄ソウル駅から地上に上がると、KTX(韓国の新幹線のような乗り物)の乗車口に辿り着きます。KTXに乗る際は日本のような改札はなく、マスク着用、体温チェック、手の消毒で乗車ホームに行くことができます。乗客の多くがアプリで乗車券を予約し、乗務員が車内で乗客を確認するシステムになっています。
空港鉄道のソウル駅はどうなっているのか下りてみました。2021年10月現在、仁川空港行きの直通列車、チェックインカウンターのある都心空港は運営中止となっています。よって、直通列車の待合室には人が入れないようになっており、閑散としていました。普通列車は運行していますので、時間はかかりますが、仁川空港に行くことができます。
電車に乗る際はマスク着用が義務になっています。鼻ももちろん隠さなければなりません。時々鉄道警察の方が見回っていますし、未着用の場合、罰金となりますので、気を付けてください。
2021年10月現在、ソウルでは誰でも無料でPCR検査を受けることができます。そのため、コロナ感染者が急増すると、ソウル各地の検査所は長蛇の列に。ソウル駅前にあるソウル駅広場の検査所はアクセスの良い場所にあるため、検査を受ける人が多く訪れます。
ソウルの人気の観光地の一つ、南大門市場。海外からの観光客がいなくなり、どうなっているのか心配でしたが、週末は韓国人のお客さんでとても賑わっていました。飲食できる屋台も営業中です。安いアイテムや美味しいものが集まっているので、とても賑やかでした。コロナ禍なので、市場であってもネットショッピングができるようです。
ソウル駅から歩いて15分ほどにある夜景スポットです。韓国でも日本でも昨年話題になったドラマ『梨泰院クラス』の撮影地でもあります。主人公のセロイとイソがデートをしていた場所で、漢陽都城と呼ばれる城壁が連なり、バックに南山タワーが見え、過去と現在が融合している写真が撮れます。コロナが収束したら、ぜひ訪れてほしい場所です。
■白凡広場(ベッボムグァンジャン・백범광장)
・住所: 231 Samil-daero, Hoehyeon-dong, Jung-gu, Seoul
・最寄り駅: 地下鉄ソウル駅 8番出口より徒歩15分
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※当記事は、2021年10月11日現在のものです
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html