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江の島は関東圏からのアクセス至便で、手軽な旅行にもってこい。日帰りで訪れる観光客も多いですが、宿泊すればいつも以上にゆったりのんびりと島時間をエンジョイすることができるはず。朝・夜のアミューズメントを満喫したり、ディープな島の魅力に迫ってみたり。1泊2日の旅行計画で江の島を遊び尽くしましょう。
鎌倉時代からおよそ850年にも渡って、江の島に佇む旅館「岩本楼」。昔も今も「江の島弁財天仲見世通り」で旅人を迎え、由緒ある歴史を刻みながら伝統を守り続けています。
湘南の大海原と箱根連山を望むことができる客室は純和風のしつらえ。海を行き交う船や、気持ちよさそうに飛ぶ海鳥の姿を眺めつつ、シーサイドならではのステイを満喫してください。毎年7・8月限定でオープンする屋外プールへ直行できる部屋もあり、浜辺の混雑を気にすることなく優雅なレジャーを過ごせるのもここならではの贅沢です。
温泉は「江島神社のご祭神」をお祀りした神秘的な「弁天洞窟風呂」と、古代ローマの聖堂がモチーフで国の登録有形文化財の「岩本楼ローマ風呂」の2つがメイン。全国で唯一ともいえる個性的な湯船に浸かって、特別な癒しのひとときを堪能しましょう。
お楽しみの夕食は、目の前の相模湾から地元の片瀬漁港から直送される海の幸をふんだんに取り入れた会席コースを用意。金目鯛の煮付け、海老の磯辺焼といった名物メニューがセットの特別プランもあり大満足間違いなしです。
江の島には、「岩本楼」のほかにも古くからある旅館があと一館。著名人らもこよなく愛した「湘南江の島 御料理旅館 恵比寿屋」があり、老舗にしかできないおもてなしを提供しています。1泊2日の江の島の旅でぜひご体感あれ。
■岩本楼
・住所:神奈川県藤沢市江の島2-2-7
・営業時間:in10:00、out15:00
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩12分
・URL:https://www.iwamotoro.co.jp
忙しい日常を忘れて、国内にいながら海外に訪れたような気分で過ごすことができる、リゾートホテルもおすすめです。
豊かな自然環境と絶好のロケーションが魅力の「江の島アイランドスパ ホテル棟」は、「もっと江の島でゆっくり過ごしてほしい」という思いを込めて、2020年に開業。宿泊料金には「江の島アイランドスパ施設利用料」が含まれているので、地下1500mから湧出する天然温泉や、屋内・屋外を含む計11種類の温水スパをチェックイン日からチェックアウト日まで何度でも利用することができます。
※温浴施設(温泉・プール)は、営業日および営業時間、年齢制限、利用規則等によりご利用になれない場合あり
本館には、湘南の海岸線を眺めつつ食事ができるレストランが営業するほか、客室は洗練されたインテリアがくつろぎの空間を演出。日常の喧騒から離れ、江の島への癒やし旅にぴったりです。
島外にもリゾートホテルが点在しており、癒しと健康をテーマに最上のホスピタリティを届ける「Breath Hotel」、アットホームな雰囲気で三世代ファミリーやグループにも最適な「enoca hotel」もそれぞれ人気が上昇中。
■江の島アイランドスパ ホテル棟
・住所:神奈川県藤沢市江の島1-3-8
・営業時間:in15:00、out11:00 ※チェックイン・アウトは本館(江の島アイランドスパ)で受付
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩12分(本館からホテル棟まで徒歩2分)
・URL:https://www.enospa.jp
日が沈む時間帯になると、昼間の喧騒が嘘のように江の島の街は静かな雰囲気へと移り変わります。サンセットのタイミングで訪れたい「江の島シーキャンドル」は湘南のシンボル。高さ59.8m、ガラス張りの展望フロアからは富士山や丹沢などのワイドな眺望を楽しむことができます。展望フロアから眺める夕日は、旅のハイライトのひとつになること間違いなし。
■江の島シーキャンドル
・住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-28
・営業時間:9:00~20:00(最終入場19:30)
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩3分
・URL:https://enoshima-seacandle.com
徒歩圏内のところにあるレストラン「イル キャンティ カフェ 江の島」にも立ち寄って、洗練された江の島の夜をまったりと過ごしましょう。テラス席からは美しい江の島の夜の景観を眺めることができ、ロマンティックな夜のひとときを過ごすことができます。
■イル キャンティ カフェ 江の島
・住所:神奈川県藤沢市江の島2-4-15
・営業時間:11:00~21:00
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩20分
・URL:https://www.yyjam.com/café
また「江の島シーキャンドル」が立つ、南国ムードあふれる植物園「江の島サムエル・コッキング苑」をはじめ、「江島神社」「御岩屋道通り」において行われるイベント「江の島灯籠」も注目。毎年7〜8月にかけて、約1000基もの灯籠が各会場を彩るとともに、一流の空間デザイナーらが表現した光のグラフィックアートも公開します。
■江の島灯籠
・住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-28(江の島サムエル・コッキング苑)
・営業時間:9:00~20:00(最終入場19:30)(江の島サムエル・コッキング苑)
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩20分
・URL:https://enoshima-seacandle.com/event/enoshimatourou/
暗くなると江の島と国道134号線にはオレンジ色の優しい光が灯ります。また、晴れていれば綺麗な星空をみることができるので、夜のビーチをぶらぶらを散歩するのもおすすめ。今まで体験したことがなかった夜の江の島を楽しんでみては?
江の島に宿泊したら、いつもより少し早起きして島内散策へ出かけましょう。目的の場所は三姉妹の女神様を祀る「江島神社」です。歴史を感じさせる端正な境内は、金運・仕事運・恋愛運を高めるパワースポットにふさわしい凛とした雰囲気がムンムン。思わず深呼吸したくなるほどの清々しい空気に満ちあふれています。
手水舎で心身をお清めし、各所で手を合わせてから典雅な極彩色の社殿が印象的な「中津宮」へ。こちらには海を見下ろす展望デッキが設けられていて、キラキラと輝く感動的な日の出のシーンを望むことができます。ご参拝を済ませた後は、近くの飲食店で朝食をいただきましょう。
■江島神社
・住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-8
・営業時間:9:00~17:00
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩14分
・URL:http://enoshimajinja.or.jp/gosaijin/
早朝8時からオープンする「江の島小屋」では朝限定の定食を提供。金目鯛の煮汁をお醤油代わりにして味わう卵かけご飯や、魚を骨ごと煮込んだ漁師汁の美味しさは格別です。シラスをはじめ、地元の海鮮を用いたメニューが人気の「cafeとびっちょ 江の島ヨットハーバー店」もチェック。食後は片瀬海岸をのんびり散策。朝日を浴びながら、爽やかな一日のスタートを堪能してみてはいかがでしょう。
■片瀬漁港の鮮魚直売所
・住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸
・営業時間:9:00~12:00(売り切れ次第終了)
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩5分
・URL:https://ekgyokumi.blog.fc2.com
■江の島小屋
・住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-20-12
・営業時間:8:00~20:00(L.O.19:00)※2022年7月現在
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩2分
■cafeとびっちょ 江の島ヨットハーバー店
・住所:神奈川県藤沢市江の島1-12-2 ヨットハーバー1F
・営業時間:8:00~18:00
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩17分
・URL:http://tobiccho.com
島内にはまだまだ見どころ・遊びどころがいっぱい。よりディープな江の島の魅力に触れられるおすすめスポットを紹介します。
「御岩屋道通り」は、島の頂上付近から磯釣りの名所として知られる「稚児ヶ淵」まで続く商店街。飲食店、土産店が軒を連ねレトロな店構えがどこか懐かしさを感じさせてくれます。所々で相模湾を一望できる絶景ポイントがあったりするので、食べ歩きグルメを味わいながらブラブラ歩いてお気に入りの場所を見つけましょう。
■御岩屋道通り
・住所:神奈川県藤沢市江の島2-5-25
・URL:https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/09.html
島の最奥部に足を向けると、そこには弘法大師や日蓮上人も修行したという「江の島岩屋」があります。何千年もの海流の侵食で形成された洞窟は、奥行152mにも及ぶルートを徒歩で観光することが可。荒々しい岩壁が続くルート上には、ロウソクの炎に照らされた石像などが待ち神秘の世界にどっぷりと浸れるはず。富士山の氷穴に通じているともいわれる江の島の自然が作り出したアートは一見の価値ありです。
■江の島岩屋
・住所:神奈川県藤沢市江の島2
・営業時間:9:00~16:00(季節によって異なる)
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩30分
・URL:https://www.facebook.com/enoshimaiwaya
観光の合間には島内のカフェでゆっくりとくつろぎタイムを。「Cafe Madu ENOSHIMA」は自生の木々に囲まれたカフェで、本店は東京・青山で営業する超人気店。高台に立地しており、店内のテーブル席やテラス席からはシービューが広がっています。メニューは地元産の野菜・魚介類を用いたカレーやパスタのほか、こだわりのスイーツがラインナップ。クレープなどはテイクアウトもOKです。
ほかにも古民家を改装した店舗がおしゃれな「しまカフェ 江のまる」、和風の定食メニューが評判の「㠀舎(とうしゃ)」、江島神社の境内に立つ甘味処「島の茶屋あぶらや」といったハイレベルなカフェが目白押しです。
■Cafe Madu ENOSHIMA
・住所:神奈川県藤沢市江の島2-6-6
・営業時間:11:00~18:00(土・日・祝10:00〜19:00)
・アクセス:小田急片瀬江ノ島駅から徒歩19分
・URL:https://www.hakka-group.co.jp/brands/cafemadu-enoshima/
島内で宿泊してゆったり滞在すれば、新たな一面をきっと発見できるはず。お気に入りの旅館やホテルを見つけていざ江の島へ。
Direction:曽我 将良、渋谷 裕理
※当記事は、2022年7月26日現在のものです
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