
ALOHA不足のあなたに!心に響くハワイのことばと絶景
2022.5.16
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「地球の歩き方」が約2年ぶりに海外ガイドブックを改訂。第1弾として『地球の歩き方ハワイⅠ』が発売となりました。最新情報を網羅した本書のなかから、次のハワイ旅行でおすすめの楽しみ方や押さえておきたいポイントをご紹介します。
ロックダウン中には全く観光客がいない……という状態だったワイキキも、今ではすっかり以前のにぎわいを取り戻しています。日本人の姿こそまだあまり見かけないものの、おもにアメリカ本土や韓国からの観光客が多く、ワイキキでディナーを楽しむのであればどのレストランも予約しないと入れないほど。また、観光客を狙った犯罪なども増えているようなので、夜23時以降の外出は控えたり、人の通りが少なく暗い道は避けるなど十分に気をつけましょう。
ハワイでは、現地でのマスク着用義務がないため、町なかを歩いている人を見てもマスクを身につけていない人がほとんど。だからといって、マスクをつけていてもジロジロ見られるようなこともありませんし、レストランやショップ、ホテルで働くスタッフなどは現在でもマスクをつけている人が多いです。自分だけでなく、相手に感染させないという意味でもマスクは常備しておくとよいでしょう。
また、2022年8月現在、日本への帰国には出発72時間以内に発行された陰性証明書が必要。万が一陽性になってしまうと帰国ができないので、ハワイでも感染症対策は必要です。
2022年8月現在、日本帰国の際には現地出発72時間前に受検した陰性証明書の提出が必要。ワイキキをはじめ各所にクリニックやテストセンターが設置されていて、日本語対応可能な場所も多いので安心です。予算は証明書の発行速度や検査方法によってさまざまですが、だいたい$150〜300。各クリニックやテストセンターの公式サイトから事前予約しておくとスムーズです。
■ワイキキのおもな日本語対応可能なPCR検査所
・ワイキキPCRテストセンター
住所: ワイキキ ショッピングプラザ4階 #410
検査時間: 8:00~17:00 (最終受付16:30)
定休日: 無休
料金: $150〜
URL: https://www.lealeaweb.com/pcr
・アロハPCRテストセンターbyロバーツ
住所: 2155 Kalakaua Ave.(バンクオブハワイ#604)
検査時間: 8:15〜16:15
定休日: 無休
料金: $150〜
URL: https://jp.robertshawaii.com/oahu/pcr-testing/
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、惜しまれつつ閉店してしまった店がある一方、新たに魅力的なお店もどんどんオープンしているハワイ。『地球の歩き方 ハワイⅠ』ではそんなニューオープンのお店を特集しています。
写真は2022年6月にオープンした「アイランド・ヴィンテージ・シェイブアイス&ボバティー」。アサイボウルで有名なあの「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」の新店舗で、人気のシェイブアイスやコーヒーに加え、ボバティーを味わうことができますよ。
こちらは2021年12月に「ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート・アンド・スパ」のプールサイドにオープンした「クイーンズブレイク・レストラン&バー」。できるだけ地産地消にこだわり、地元産の新鮮な食材を使用した料理やカクテルが楽しめるレストランです。
・アイランド・ヴィンテージ・シェイブアイス&ボバティー
住所: ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート・アンド・スパ1F
営業時間: 14:00〜22:00
定休日: 無休
・クイーンズブレイク・レストラン&バー
住所: ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート・アンド・スパ3F
営業時間: 11:00〜22:00
定休日: 無休
ここ数年ハワイ各地でお店を増やしてきているのが、ドーナツとロブスタロールの店。メイン州などから仕入れる新鮮なロブスターをぜいたくにサンドしたロブスターロールやサラダは、ごほうびグルメとして人気を集めています。塩気のなかにも甘みを感じるプリップリなロブスターを、手軽にサンドで食べてみてはいかがでしょうか。
一方ハワイの人々にもよく親しまれているドーナツは、ひと工夫された進化系が増えてきています。たとえば「ホーリー・グレイル・ドーナツ」では、タロイモを練り込んで作ったヴィーガンのドーナツを販売。ヘルシーなので罪悪感なく食べることができそうです。『地球の歩き方 ハワイⅠ』ではほかにもドーナツ店やロブスターロールが食べられる店を紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
・ロイヤル・ロブスター
住所: ワイキキ・ショッピング・プラザB1F
営業時間: 12:00〜20:00(売り切れまで)
定休日: 日・月曜
・ホーリー・グレイル・ドーナツ
住所: 1001 Queen St.
営業時間: 7:00〜17:00(金・土曜は〜19:00)
定休日: 12/25
レストランでの食事もいいけれど、ハワイの心地いい風を感じながらいただく料理もまた格別。ハワイは物価が上昇傾向にあり、加えて円安のダブルパンチでなかなかお財布のヒモが固くなってしまいがちですが、フードコートのプレートであれば$10前後で食べることができます(チップが不要なのもうれしいポイント)。
テイクアウトしてビーチのそばで食べたり、ホテルに持ち帰ってラナイで優雅にいただくのもおすすめです。また、お店によってはデリバリーサービスがある場合もあるので、ファミリー滞在でレストランに行くのがひと苦労、という方は利用してみるのもいいかもしれません。
・レイジング・ケーンズ
住所: ロイヤル・ハワイアン・センターB館2F パイナラナイ
営業時間: 10:00〜21:00
定休日: 無休
ハワイの一部のレストランやカフェでは、非接触型のセルフレジが増えてきています。支払い方法は現金NGという店も。キャッシュレス化も少しずつですが進んでいるようで、クレジットカード以外だと一部の店舗では「Apple Pay」といった電子マネーが使用可能な店もあるようです。
またレストランなどでは紙のメニューがなく、QRコードをスマートフォンで読み込んでオーダーするという場合もあるので、注意しましょう。
日本とはひと味違った商品のラインアップとその広さに圧倒されるハワイのスーパーマーケット。コロナ禍の2020年11月にカハラ地区にオープンした「カハラ・マーケット・バイ・フードランド」はハワイの大手スーパー「フードランド」が手がける新業態のスーパーで、多国籍料理が味わえる本格レストラン「エタァル」や、クオリティの高いデリなどが魅力。
「Hマート」はアメリカで人気を誇る韓国をはじめとしたアジア食品などを扱うスーパー。2020年6月にカカアコに初上陸しました。オリジナルブランドの商品も多く、コスパが高いのでおみやげのまとめ買いにもおすすめです。2階にフードコートが入っていて、ノース・ショアの人気店「ジョバンニズ」も入っています。
・カハラ・マーケット・バイ・フードランド
住所: 4210 Waialae Ave.
営業時間: 6:00〜21:00
定休日: 無休
・Hマート
住所: 458 KeaweSt.
営業時間: 8:00〜22:00
定休日: 無休
ハワイの多くのホテルでは、新型コロナウイルス感染拡大により観光客が激減したタイミングで、リニューアルや改装工事が行われました。老朽化が進むホテルが多いなか、大規模な改修工事は宿泊客がいると難しいため、このタイミングで工事に踏み切ったのでしょう。
それにより客室などが美しくなったのはもちろんですが、アメニティの設備が個包装になっていたり、宿泊者専用のエレベーターが完備されていたりと、ゲストの安心・安全に寄り添ったサービスや工夫がされているのが注目のポイントです。
「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」では持ち帰りできるホテルのロゴ入りウオーターボトルを客室に設置。ホテル内にある給水所で何度でも給水できるので、ペットボトル削減にもつながりますね。
新型コロナウイルス感染拡大により観光客が激減したハワイですが、その一方で海の透明度が上がるなど環境の改善に効果が見られました。そこでハワイではハワイ語で“思いやり”などを意味する「マラマ」をキーワードに、自然環境や海洋生物の保護、ハワイ文化の啓蒙活動といったさまざまな取り組みを行っています。これは、ハワイを旅する私たちツーリストも意識したいテーマであり、実は意外と簡単な方法でマラマにハワイを楽しむことができるのです。例えばクアロア・ランチやガンストック・ランチといった牧場では、コアやミロといった木の植樹体験をすることができます。
また、オアフ島各地で開催されるファーマーズ・マーケットでハワイ産の食材に触れたり、料理を食べてみるのも「マラマ」な楽しみ方のひとつ。そのほかにも、『地球の歩き方 ハワイⅠ』ではウクレレやフラといったハワイアンカルチャーの体験、メイド・イン・ハワイのおみやげを買うなど「マラマ」なハワイの楽しみ方を紹介しているのでチェックしてみてくださいね。
約2年のときを経て2022年8月4日に最新版が発行になった『地球の歩き方ハワイⅠ』。
グルメやショップの最新情報のみならず、ハワイの歴史や旅の準備まで、圧倒的な情報量でハワイ旅行をサポートします。withコロナ旅の不安を解消するコンテンツも満載なので、次回のハワイ旅のお供にぜひお手に取ってみてください!
C01 地球の歩き方 ハワイ オアフ島&ホノルル 2025~2026
Cシリーズ(太平洋 インド洋の島々&オセアニア) 地球の歩き方 海外
2025/03/13発売オアフ島をどこよりも詳しく564ページで紹介する最強ガイド。ワイキキから郊外のローカルタウンまで、この1冊と旅しよう!
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※当記事は、2022年8月9日現在のものです
TEXT: 『地球の歩き方 ガイドブック C01 ハワイI オアフ島&ホノルル』編集担当 原万有伊
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記を参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html