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少し遠い距離や、早朝、深夜といった時間帯、そして治安が不安なエリアの移動にはタクシーが最適です。最近では流しのタクシーだけでなく、運転手の情報や、自身の移動が管理でき安心なアプリ手配サービスもあります。この記事では海外でのタクシーの使い方を紹介します。
海外でのタクシーのつかまえ方は近年激変しました。海外では日本の都市部のように流しのタクシーをつかまえられるのは、ごく限られた都市だけで、タクシー乗り場や大きなホテルの前から乗車するか、電話で呼んでもらうのが一般的でしたが、これにくわえて「UVER」「GRAB」といったタクシー配車アプリを利用した手配が急速に進んでいます。これらのサービスは運転手や車の現在地などがシステムで管理され、支払いもアプリ経由なのが優れている点。無認可で営業し、トラブルも多いいわゆる“白タク”や、メーターを回さず近距離でも相場より著しく高い料金を請求されたり…といった長年旅行者を悩ませてきた問題とは無縁です。現地にいく前には予め旅行先でのタクシー配車アプリを調べてダウンロードしておくことをおすすめします。
GRABを利用したタクシーの利用方法はこちらを参考にしてください。
海外のタクシーでは基本ドアが自動で開閉しません。乗車したらまずはっきりと行き先を告げましょう。町によっては、住所を見せればその場所まで行ってくれます。台湾や香港など漢字文化圏であれば、行き先を漢字で書いたメモを渡せば運転手の方にも伝わりやすいでしょう。
タクシーには多くの場合4人まで乗車可能ですが、例えばパリだと3人までしか乗せないなど、国ごとにルールがある場合もあります。1〜2人で乗る場合は、後部座席に座りましょう。注意点としては、乗車前に目的地までのルートや大体の位置(今自身のいる位置から東西南北どちらに向かうのか)を頭に入れ、運転手がそちらの方向に向かっているか確認しておくことです。わざと遠回りして乗車料金を稼いだり、トラブルを未然に防ぐことにもなります。
目的地に到着したら、料金を支払って降りましょう。(前述のアプリの場合はアプリ内で決済します。)深夜割増料金やスーツケースなどの荷物による追加料金を請求されることもある。また、国によっては10%程度のチップが必要となります。アプリでもチップの上乗せは可能なので、運転手とのコミュニケーションを楽しんでよいサービスを受けたら気持よくチップを払いたいですね。