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世界的パンデミックから約2年半。海外旅行が少しずつ再開して「ハワイに行きたい」ゴコロが盛り上がってきた皆さん、お待たせしました! 2022年9月7日より、有効なワクチン接種証明書を保持していれば、海外出国前72時間以内の検査証明書の提出が不要となり、ハワイ旅行がさらに行きやすくなりました。そこで、いよいよ現実的になってきたオアフ島旅行を見据え、話題のスポット、人気アクティビティ、気になるグルメ、最旬ショップを3泊5日にギュギュッと詰め込んだモデルプランをご提案。ハワイビギナーさんもハワイ大好きリピーターさんも注目です!
目次
日本からの到着便は早朝〜午前中着。ホテルへのアーリーチェックインができなくても、ベルデスクやレセプションに荷物を預けてワイキキ・ビーチへ繰り出しましょう! ランチのあとはシェア自転車「ビキ」に乗って、カカアコ、ワード、アラモアナとワイキキ周辺の人気タウンを散策します。
10:30 ワイキキ・ビーチへ
ワイキキに到着したらまずはビーチへ直行! ワイキキ・ビーチは全長約3kmにわたって弧を描く砂浜の総称です。ワイキキ・ビーチでは、サーフィン、カヤック、SUP(スタンドアップパドルボード)などさまざまなマリンアクティビティが楽しめます。また、景色を眺めながらトロピカルドリンクやカクテルが楽しめる優雅なビーチバーも並んでいます。
12:00 ワイキキで絶景ランチ
ランチは絶景が楽しめるレストランの特等席がおすすめです。スタイリッシュにリニューアルされたワイキキの老舗ホテル、クイーン カピオラニ ホテル内にあるダイニング「デック」からはワイキキの象徴、ダイヤモンドヘッドが目の前に望めます。到着後のファーストグルメにはハワイのローカルグルメを選びたいですよね。
13:00 ビキで人気タウンへ
ビキは借りたい場所で借りて、返したい場所で返せる自転車シェアサービス。ワイキキを中心に約30のビキスポットがあり、近隣の人気タウンへ行くのに便利な交通手段です。料金はシングルライドで30分4.50ドル(約670円)、5時間利用すると20ドル(約3000円)です。利用にはクレジットカードが必要で、スポットのタッチパネルでは日本語も選択できます。アプリをダウンロードしておくと、近くのストップや台数などの情報をリアルタイムでゲットできます。
13:30 カカアコでウオールアート巡り
ビキで巡るのにピッタリなのがカカアコ。かつては倉庫や工場が並ぶエリアでしたが、2011年にスタートしたオープンギャラリームーブメント「POW! WOW!」によって、ウオールアートで彩られたアーティスティックタウンへと生まれ変わりました。今や映えるフォトスポットとして多くの人が訪れる人気エリアとなり、周辺にはおしゃれなグルメスポットや人気ショップが集まる商業施設「ソルト」、マウイ島発のスーパーマーケット「ダウン・トゥ・アース」などがあり、観光、グルメ、ショッピングが楽しめます。
14:30 ワードでショッピング
カカアコのお隣、ワードも見逃せません。高級コンドミニアムが立つワード地区の中心「ワードビレッジ」は、広大な敷地内に数棟の建物があり、ハワイ最大の映画館があります。100以上のグルメスポットやショップがあり、なかでも自然派スーパー「ホールフーズ・マーケット」、高級デパートのアウトレット「ノードストローム・ラック」、掘り出し物が見つかるオフプライスストア「T.J. マックス」など、お買い物好きにはたまらないエリアです。ローカルアイテムを扱うショップも多く、2022年8月には、ハワイらしいオリジナルプリントのトートやポーチが人気の「ジャナ・ラム・ハワイ(ジャナ・ラム・スタジオ・ストア)」も移転オープンしました。
16:00 アラモアナセンターへ
ワード地区とワイキキの間に世界最大級のショッピングスポット「アラモアナセンター」があります。350以上のショップ、デパート、スーパーマーケットなどが集結するオープンエアのショッピング天国です。1日では足りないほど広大なので、行きたい所を事前にチェックして計画的に巡るのがおすすめ。「アラモアナセンター」はグルメスポットも充実していて、フルサービスのレストランからフードコート、ひと休みに最適なカフェもあるので、こちらも要チェックです。
20:00 ワイキキに戻ってディナー
ワイキキの中心、ワイキキ・ビーチコマー by アウトリガー内にある「マウイ・ブリューイング・カンパニー・ワイキキ」はロコにも人気のダイナー。マウイ島発のクラフトビアカンパニーが手がけるレストランで、ビキニブロンドなどの定番ビールから限定フレーバーまで多彩な銘柄が楽しめます。料理はカジュアルなアメリカ料理やロコフードで、もちろんビールとの相性抜群!
2日目はオプショナルツアーに参加してみましょう。オプショナルツアーはオアフ島を周遊するものやアクティビティにトライするものなどさまざま。ホテルの送迎付きがほとんどなので気軽に参加できます。ツアー時間を考慮して前後のプランも立てられます。
7:40頃 天国の海ツアーで非日常体験
オアフ島の東海岸カネオヘ湾の沖合に、潮の満ち引きによって美しいサンドバー(浅瀬)が出現します。四方は紺碧の海に囲まれているので、ボートでのみアクセス可能な“天国の海”。大自然が創造した神秘のスポットでスノーケリングやSUPが楽しめます。カラフルな熱帯魚や海ガメと一緒に泳ぐ非日常体験に感動です!
14:00 ワイキキの人気スポットをチェック
ワイキキには、ビーチ、ホテル、ショッピング、グルメ、エンタメまでツーリストが求める魅力いっぱいの要素がすべて詰まっています。400年以上の歴史をもつビーチには古代の伝説が残るスポットや史跡が点在しています。世界にサーフィンを広めたデューク・カハナモク像との記念撮影も忘れずに。カラカウア・アベニュー沿いには「ロイヤル・ハワイアン・センター」「インターナショナル マーケットプレイス」など大型の複合商業施設もあります。施設内では、無料で観覧できるフラショーやハワイアンライブ、カルチャーレッスンなども行われています。
18:00 ワイキキのサンセットを堪能
夕暮れ時はぜひワイキキ・ビーチへ足を運んでください。海や空をオレンジに染めながら水平線に沈んでいく夕日は言葉にならないほど感動的です。ラグジュアリーホテルのビーチバーでカクテル片手に眺めるのもすてきです。
19:00 豪快シーフードディナー
ディナーはハワイアンケイジャンが楽しめる「クラッキンキッチン」へ。2021年4月に閉店していましたが、2022年8月「インターナショナル マーケットプレイス」内に移転再オープンしました! 新鮮なシーフードにハワイ産のチリペッパーやカカオ、オニオンなどを使った3種のソースを絡めて手づかみで食べるのがこの店流。おいしくて楽しい豪快ディナーで盛り上がりましょう。
21:00 ABCストアでナイトショッピング
ワイキキだけで30店舗以上あるハワイのコンビニ「ABCストア」。おみやげや滞在中の必需品など、ツーリストに必要な物が何でも揃う万能コンビニです。早朝から深夜まで営業している店舗が多いので、ディナーのあとでも余裕でショッピングが楽しめます。ハワイ産のコーヒーやクッキー、チョコなどのグルメなおみやげ、ハワイメイドの自然派コスメ、お部屋で楽しめるスナックやドリンクなど、ワクワクするアイテムが充実です。
フルで楽しめる最後の3日目はレンタカーでワイキキを飛び出してみましょう。おすすめは、美しい海岸線を眺めながら走る東海岸ルート。SNS映えスポットを巡りながら、人気のロコタウン、カイルアを目指します。
8:00 アサイボウルでパワーチャージ
出発前にワイキキのカフェで朝食。ワイキキ・ビーチコマー by アウトリガー内にある「ハワイアン・アロマ・カフェ」はおいしいコーヒーが飲める人気店です。コーヒーと一緒にオーダーしたいのがアサイボウル。トッピングの異なる4種類から選べ、ヘルシーなのに大満足の朝食でパワーチャージしましょう。
9:30 ココ・クレーター植物園探検
「ココ・クレーター植物園」は、東海岸にある植物園でハイキングスポットとして人気です。特に、映える写真が撮れると話題なのがサボテンエリア。背丈の何倍にも成長した巨大サボテンとの記念撮影は異世界を感じさせてくれます。4月中旬頃から10月下旬頃までは色とりどりのプルメリアも咲き誇っています。
12:00 カイルアでランチ
スタイリッシュな雰囲気のカイルアはロコも憧れる人気のビーチタウン。まずは名物レストランでランチを楽しみましょう。カイルアで楽しみたいグルメの代表格は何といってもパンケーキ。「シナモンズ」「ブーツ&キモズ」「モケズ・ブレッド&ブレックファスト カイムキ」の本店があり、3店とも行列のできる人気店として有名です。
13:30 全米No.1ビーチに感動
カイルアには、全米一に選ばれたカイルア・ビーチとラニカイ・ビーチのふたつのビーチがあります。どちらも透明度の高い海と白い砂浜が最大の魅力です。ワイキキ・ビーチに比べると人も少なく、のんびりとした雰囲気に包まれています。
15:00 カイルアタウン散策
カイルアには、センスのいいセレクトショップやアクセサリーショップなどのショッピングスポットが充実しています。さらに、ナチュラルコスメ「ラニカイ・バス&ボディ」の直営店やクラフトチョコ「マノア・チョコレート」の工房兼ショップも。「ホールフーズ・マーケット」のカイルア店限定トートバッグも見逃せません。
18:30 ダウンタウンの名店でディナー
チャイナタウンとも隣り合わせのダウンタウンは、昼はビジネス街、夜はトレンドを発信するおしゃれタウンとして知られています。特にダウンタウンに店を構えるレストランは、味も雰囲気も個性派が多いのが特徴です。なかでも、ハワイのグルメ賞の常連「ザ・ピッグ&ザ・レディ」はぜひ訪れたい一軒。ベトナム料理にフレンチやイタリアンのエッセンスも取り入れた創作料理が味わえ、連日グルメなロコたちで賑わっています。2019年に東京にも進出した人気店の味を本店で味わってみてください。
21:00 ルーフトップバーでラストナイトに乾杯!
ホテルに戻る前にワイキキの夜景を堪能しましょう。「スカイ・ワイキキ」は、カラカウア・アベニュー沿いのビルの19階にあり、ワイキキの夜景が一望できるクールなルーフトップバー。ライブやDJイベントも行われる人気の夜遊びスポットです。
名残惜しい最終日は早起きが鉄則です! 朝のすがすがしい空気のなか、美しいワイキキ・ビーチの景色とおいしい朝食で締めましょう。
6:00 「ザ・ベランダ」でブレックファスト
“ワイキキの貴婦人”と称される白亜のホテル、モアナ サーフライダー ウェスティンリゾート&スパのダイニング「ザ・ベランダ」へ。もち粉を使ったワッフルやフルーツたっぷりのパンケーキ、ベネディクトなど、見た目も美しい朝食メニューが揃っています。波音をBGMにいただく朝食は最高の思い出です!
今回は、グルメ、ショッピング、アクティビティ、ローカルタウンを効率よく楽しめる3泊5日のモデルプランを組んでみました。これ以外にも、曜日限定で開催されるファーマーズマーケット、トレッキング、ビーチヨガ、ゴージャススパなど、まだまだ魅力的なコンテンツがいっぱい! 計画を始めるところから楽しい海外旅行は始まっています。最旬情報をチェックして、自分の好みにカスタマイズしたハワイ旅行を楽しんでくださいね。
TEXT&PHOTO: 『地球の歩き方 aruco』編集担当 井上香菜美
監修:地球の歩き方