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カンボジアの首都プノンペン。
1975年にポル・ポト軍の入城で全住民は強制的に農村へ追いやられ、首都は一時ゴーストタウンになったそう。
その歴史を辿るべく、トゥール・スレン博物館へ行ってきました。
1975年4月から1979年1月までの3年8か月に及んだポル・ポト政権下では、無謀な社会主義革命が強行され、それに反する人々は「スパイ」として、このトゥール・スレン刑務所(別名S21)に捕えられたそう。ここで行われたのは尋問と激しい拷問。
現在は博物館になっているんですが、足を踏み入れた時点で重々しい空気を感じ、息が苦しくなりました。館内のいたるところに“笑ってはいけない”という標識があるんですが、ここへ来て笑える人はいないのではないかと思います。
元高校の校舎を転用したトゥール・スレン刑務所は4棟に分かれていて、A棟が尋問室。ここには鉄のベッドが当時のまま置かれていて、床には生々しい血痕が。
B棟は収容された人々の写真が一面に貼られており、C棟は独房、そしてD棟には残酷な拷問の様子を描いた絵や、実際に拷問に使われた器具が展示されていました。
記録にあるだけで、罪なき2万人の人々がここに収容され、無事に生還できたのはわずか7名だそうです。
そしてもうひとつ、プノンペンから約12kmの場所にある「キリング・フィールド」。
トゥール・スレン刑務所に収容された人々はここに運ばれ、処刑されたそう。 キリング・フィールドの中心には掘り出された8985柱の遺体が安置された慰霊棟が建てられており、遺体は129か所に埋められ、その穴が今も残っています。
恐ろしいのは、これがわずか32年前に起こった出来事だということ。
カンボジアに来て、地雷や内戦、貧困など考えさせられることが多くありましたが、カンボジアのことを知りたいと思うようにもなりました。そして、この国の平和を強く願っています。
暗い歴史を持ちながらも、カンボジアは人が優しく、笑顔をたくさん見せてくれました。
街を散歩していると子供たちが笑顔で手を振り、民家で雨宿りをさせてもらったり、日本人だとわかると遠くからでも「味の素―――!!!」と叫ばれたり…。
私は今回の旅行でカンボジアが大好きになりました。
気になるカンボジア男性は気さくで、笑顔が素敵な印象。そして、スリムな人が多く、その体系を強調するかのようにタイトなズボン、タイトなTシャツというスタイルが多くみられました。というのも、カンボジアでは韓流が大ブームらしく、どうやらその影響を受けているようです。
私はこれからベトナム・ホーチミンに向かいます。カンボジア最後のイケメンはこちら!
モニボン通りでスクーターに乗って走り出そうとしていたダラくんをダッシュで追いかけハント成功!彼女とデート中だったようで、シャイな彼女は遠くから撮影の様子を見守っていました。ハットの似合うオシャレ男子ダラくん。見てくださいこのポージング!アイドルのようなルックス!カメラを構えると、コロコロ変わる表情。思わず「モデルの経験はありますか?」と尋ねてしまうくらいでした。スクーターで走り去っていくうしろ姿までイケメンでしたよ!