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コロナ禍も落ち着き、マスクを外して深呼吸したい人も多いはず。そんなときにぴったりな旅行先が、大自然豊かなニュージーランドです。今回の改訂版の巻頭特集では澄んだ空気のなか、絶景が望める穴場スポットをリポート。また、円安と物価高でもコスパよく旅行が楽しめるよう、現地のスーパーマーケット活用術もご紹介します。
Photo:Fraser Gunn
ニュージーランドの絶景といえば、『地球の歩き方ニュージーランド2024~2025年版』の表紙を飾るアオラキ/マウント・クックや、氷河によって造られたフィヨルドのミルフォード・サウンドが有名。しかし、ほかにも知る人ぞ知る名スポットがたくさん存在します。
第1特集では、そんな穴場情報に着目し、カメラに収めたくなる絶景スポットをご紹介。南島ワナカの人気トレッキングコースであるロイズ・ピークや天高く無数のピナクル(小尖塔)が伸びるクレイ・クリフスなど、見逃せない場所をピックアップしました。久しぶりに訪れるリピーターもニュージーランドが初めてという人も、ぜひこれらのスポットに足を運んで、この国が「地球の箱庭」と称される理由を感じてください。
ニュージーランドは日本と同様に四季のある国。季節ごとに異なる絶景スポットを訪れるのもおすすめです。例えばロイズ・ピークのあるワナカでは、ワナカ・ラベンダー・ファームがイチオシ。ベストシーズンはラベンダーの花が満開になる12月中旬~2月中旬。南半球に位置するニュージーランドは、この時期が夏に当たります。サマータイムを採用しているので日没も夜21時くらいと遅く、野外でたっぷり遊べますよ。
アフターコロナの旅で気になるのが、物価高騰と円安の影響でしょう。2020年1月は、1ニュージーランド・ドル=72円程度でしたが、2023年4月には約82円と、10円も高くなっています。それに加えてホテルや外食の値段もコロナ前に比べてグッと上がった印象。そんなときに活用したいのが、スーパーマーケット。野菜や果物の量り売りやバルクコーナーで必要な分だけ無駄なく購入したり、セール製品を狙って賢く買い物しましょう。ワインやハチミツ、チョコレートといったおみやげアイテムの調達にももってこい。第2特集では、スーパーマーケット活用術に加え、お金をかけずに楽しめるスポットや裏技もたっぷり教えちゃいます。
ニュージーランドでは新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制はすべて撤廃されており、日常を取り戻しています。マスク着用義務もなく、入国時のワクチン接種証明書や陰性証明書の提示も必要ありません。ただし、コロナ禍を経て、タッチレス決済システムがさらに普及し、現金での支払い不可の店や交通機関が増えています。ニュージーランドを旅行する際は、必ずクレジットカードを用意しましょう。
さまざまな分野でのデジタル化は今後も進む見込みで、2023年7月以降、入国書類のオンライン記入システムが順次スタートします。飛行機内で配られる手書きの入国カードも引き続き有効ですが、最新情報はニュージーランド政府の渡航者向け公式サイトでご確認ください。
■ニュージーランド政府・渡航者向け公式サイト
・URL: https://www.travellerdeclaration.govt.nz
「地球の箱庭」と呼ばれるニュージーランドはまさに自然の宝庫。日本の約4分の3の国土の中に、氷河によって浸食された美しいフィヨルド、透明な湖、3000メートル級の山々などダイナミックな世界が広がっています。本書は、ニュージーランドの魅力あふれる大自然や町の情報、アクティビティ&グルメ情報などを満載しています。
C10 地球の歩き方 ニュージーランド 2024~2025
Cシリーズ(太平洋 インド洋の島々&オセアニア) 地球の歩き方 海外
2023/06/15発売「地球の箱庭」と呼ばれるニュージーランド。絵のような風景の中で大自然を満喫しよう。アクティビティやグルメ情報も満載。
「地球の箱庭」と呼ばれるニュージーランド。絵のような風景の中で大自然を満喫しよう。アクティビティやグルメ情報も満載。
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(関連記事)https://www.arukikata.co.jp/web/catalog/article/travel-support/