
【サウジアラビア取材日記DAY 1】成田 – アブダビ – リヤド・キング・ハリード国際空港 – ホテルまでの移動と両替事情
2023.7.20
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サウジアラビアを旅する前に両替で不安になる方は多いと思います。以前は現地で日本円を両替できないこともあったそうですが、現在ではクレジットカードの普及も進み、キャッシングも簡単な操作でできるようになりました。ここではサウジを旅するのに必要な両替、キャッシング情報をまとめます。
通貨単位はサウジ・リヤル SR(Saudi Riyal)とハララ(Halalas)。SR1=100Halalas=36.92円(2023年7月現在)。リヤルの特徴は1ドル=3.75リヤルのドルペッグ制(通貨レートをドルに連動させる固定相場)を採用していることです。
紙幣はSR500、SR100、SR50、SR20(旧紙幣)、SR10、SR5、SR1(旧紙幣)。硬貨はSR2、SR1、50Halalas、25Halalas、10Halalas、5Halalas、1Halala。新旧の紙幣と硬貨が併用されています。
日本人が実際に旅行する際にはハララを使う場面はあまりないです。
サウジ・リヤルへの両替はサウジ国内より日本で両替した方がレートもよく、安心です。例えば成田空港のGPAカウンターでの両替のケースだと、対円リヤルレートは約43円、市場レートは38.5円、リヤドの現地両替レートは約50円でした。
1週間の日程でレストランや高額な買い物はクレジットカードで済ますとして、はじめに2万円くらい両替しておけば、現金に困ることはないでしょう。ATMや銀行は街のあちこちにあります。遠方の方は予め郵送で両替することも可能です。
レートは2023年7月現在
クレジットカードが広く普及しているサウジではキャッシングも気軽にできます。ここでは実際に現地ATM(リヤド銀行)でキャッシングした様子を手順を追って解説します。
キャッシングなので「Cash WITHDRAWAL(引出し)」を選択します。
「SELECT an AMOUNT(金額を選択)」と表示されたら、必要な金額を選択します。自分の好きな金額を引き出したい人はOTHER(その他)を選択し、キーを使って任意の金額を入力しましょう。
クレジットでのキャッシング利用の人はCredit Account(クレジット)を選択します。
その他項目にはdefault account(あらかじめ決めてる口座)、Current Account (当座預金口座)、Savings Account (普通預金口座)がありますが、こちらは現地銀行に口座がないと使えません。
ATMの利用にはPIN(暗証番号)が必須となるので、不明な場合は、カード発行金融機関に確認が必要です(確認に2週間ほどかかるので要注意)。クレジットカードの場合はキャッシングの可否、利用限度額もあわせて確認しておきましょう。
現地でリヤルが不足してしまった時などにはキャッシングを活用して上手に買い物を楽しみたいですね。