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国土のほとんどが北極圏(北緯66度33分)のすぐ南にあたるが、沿岸を流れるメキシコ暖流と、活発な火山活動による地熱の影響で気候は冬でもそれほど気温は下がらない。夏はアイスランド北部では、白夜の状態となり、逆に冬には日照時間が短くなる。
6~8月は日照時間が長く、特に6月は白夜(太陽は沈むが暗くならない)となる。気温も比較的高いのでピークシーズンとなる、5月と9月は盛夏に比べて気温が下がるが、まだまだ観光客は多い。10~3月が冬のシーズンで、日照時間が最も短いのが12月。冬は風雪など天候が安定しないものの、オーロラや氷の洞窟観察など、この時期ならではの楽しみも多く、近年の観光ブームで混雑する。
日差しがあれば半袖でOK。必ず上着の用意を。
突然の雨に備えてアウターはフード付きを。
気温以上に寒いので、防寒、防風対策は万全に!
レイキャヴィークの夏の平均最高気温は約13℃。冬の平均最低気温は約マイナス3℃。夏は涼しく、冬は寒いとはいえ極寒とまではいかない。季節を問わず天気は不安定で、特に風が強い時は体感温度がグンと下がる。実際の気温よりも一段上の防寒防風対策を心掛けよう。風が強いことも多いので、防風性のアウターの準備を。
夏でもアウターは防水透湿性がある素材でフードのあるものを。その下にはフリースと薄いダウンがあると調整しやすい。アンダーはアウトドア用の吸湿、保湿、通気性が両立しているものがいい。発熱素材は暑すぎることがある。
夏に日本から現地へ飛んだ場合、薄着で訪れることが多いと思うが、アイスランドは10度台の気温であることが普通。ロストバゲージにも備え、長袖の上着などの最低限の防寒着を手持ちにしておいた方が安心だ。
滝の周辺はぬかるんで滑りやすい。火山地帯は岩がゴツゴツしている。防水機能があり、底のしっかりした靴を準備しよう。たくさん歩く人は、足首まであるハイカットのトレッキングシューズを。普通の観光であればスニーカーでも大丈夫だ。
冬は必須だが、夏は無くてもよい。海上はかなり寒いので、ホエールウォッチングをする人はあったほうがいい。手袋や帽子は突風に備えて紐やゴムを付けておこう。
冬は雨(雪)が降る確率が高い。街では傘が役立つが、郊外では強風をともなうことが多いので、フード付きのアウターを活用しよう。
ブルーラグーンや温水プールに行く人は冬でも水着とタオルを忘れずに。ビーチサンダルも役に立つ。バスタオルはレンタルもできる。