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北海道とほぼ同じ緯度にあるルーマニアの気候は、大陸性気候に分類され、日本同様に四季がある。ただ、国土の中央を“つ”の字型に走るカルパチア山脈を境に、山岳部と平原部では気候が大きく異なり、山岳部では積雪量も多い。
夏でも朝晩は冷え込むことがあるので、上着を用意しておいたほうがいい。
観光シーズンは5~10月。日も長く、観光するには適している。
6~8月の夏は、ブカレストでは気温が35℃以上になる日もあるが、温度は低く過ごしやすい。ドナウデルタや黒海沿岸のリゾートへはこの時期がベスト。ホテルは混みあうので、事前に予約しておこう。9~11月の秋は一年で最も過ごしやすく、モルドヴァ地方やマラムレシュ地方では紅葉が美しい。12~3月の冬は寒さが厳しく、ブカレストなど各地で雪が降る。シナイア、ブラショフなどではスキーも可能。黒海沿岸地方では、冬季休業するホテルも多い。
服装は日本とほぼ同じでいいが、平均気温は日本より低いので、春や秋には防寒用の上着を、また夏でも夜は冷えるので薄手の上着があると安心だ。冬は厚手のセーターやジャケット、手袋の他、毛糸の靴下や帽子、滑りにくい靴底の防水靴も用意したい。乾燥防止のスキンクリームなども持参しよう。