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ロマンティック街道やノイシュヴァンシュタイン城など、ドイツの中でもとりわけ人気の見どころが集中している南ドイツ。今回の改訂では、出発前に知っておきたい最新旅行情報、円安や物価上昇を乗り切るための節約テクニック、特にソーセージ、パン、総菜など気軽な名物グルメ情報を充実させました。
サッカー、ブンデスリーガの絶対的強豪チーム、FCバイエルンのフラッグシップショップがミュンヘンの中心に新オープンしました。ミュンヘンには、ほかにも同チームのファンショップがありますが、ここはユニホームなどのウエアを中心に販売しています。
サッカーのファンショップとは思えないシックな外観に加えて、内部も広々として買い物しやすいのが特徴。同じ建物の中には、高級ブティックホテルとレストランもあり、ファンなら時間をとって体験したいみたい場所です
ヴィクトアーリエンマルクトは、野菜やチーズ、ワインなどの食材店や、広いビアガーデンをはじめ、南ドイツ名物の飲食店が合わせて100点以上も並ぶ、ミュンヘン最大の常設青空市場。のんびり歩くとのどかなドイツのいなかにいるようです。飲食店はセルフ方式なので、注文は指差しでOK。店舗が多すぎて、どの店にするか迷ってしまいますが、おすすめショップの情報も掲載しています。ドイツのビアガーデンの利用方法も詳しくガイドしました。
節約グルメにおすすめは、ミュンヘンやフランクフルトにある大型デパート、ガレリアの中にあるセルフレストランです。サラダや惣菜などは自分の好きなものを好きなだけ、量り売りで販売。一品料理ももちろんあります。どんなものが食べられるのか、あらかじめ見てわかるのは安心ですし、チップも不要。12:00~13:00頃は混みますが、それ以外なら夕方までゆったりと、地元の人たちといっしょにランチ&カフェタイムを楽しめます
日本ではほとんど扱う店のないブレーツェルというパンは、南ドイツに行ったら必ず食べたいもののひとつ。そのまま食べてもいいですが、横にスライスしてバターをたっぷり塗ったものが人気です。ブレーツェル専門店のブレーツェリーナではハムやチーズを挟んだものなどバリエーションが豊富。ブレーツェルは固くなるのが早いので、買ったらなるべくすぐに食べるのがおいしく食べるコツ。町で食事をする時間がなかった時など、移動中の列車の中で食べるとおいしさ倍増です。
ドイツの南端にそびえるノイシュヴァンシュタイン城は訪問者が一段と増え、コロナ期間中に事前予約方法が変更されました。ほかにも混雑が予想される城、博物館、美術館などでは、日時予約をしたほうがよい場所が増えています。それらは各物件の掲載ページに記述しました(各物件のWebサイトでも必ず確認を)。
カフェやレストランの支払いや、観光スポットの入場料にクレジットカードを利用する人が、コロナ以前よりもかなり多くなりました。スーパーマーケットやドラッグストアでは、セルフレジも増加していますが、日本とほぼ同様の使い方です。クレジットカード(デビットカード含む)は不具合に備えて、少なくとも2枚は持参したほうが安心といえます。
約4年ぶりの改訂となった地球の歩き方『南ドイツ24-25版』。旅人を温かく迎えてくれる南ドイツを、本書といっしょに思う存分楽しんできてください!
※当記事は、2023年10月2日現在のものです
TEXT: 鈴木眞弓(アルニカ)
PHOTO: iStock、鈴木眞弓(アルニカ)
A15 地球の歩き方 南ドイツ フランクフルト ミュンヘン ロマンティック街道 古城街道 2024~2025
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2023/10/05発売魅力的な古都や古城が点在するドイツ南部は、知るほどに奥深い旅先。歴史や文化を本書で学びながら、個性豊かな町を旅しよう。
魅力的な古都や古城が点在するドイツ南部は、知るほどに奥深い旅先。歴史や文化を本書で学びながら、個性豊かな町を旅しよう。
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
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