円安でもとことん楽しめる！ ハワイのスーパーを上手に活用しよう

パンデミック以前と変わらず訪れることができるようになったハワイですが、やはり不安なのが物価高騰と円安のダブルパンチ……。とはいえせっかくのハワイ旅行、思う存分楽しみたいですよね。そこでポイントとなるのがスーパーマーケットの活用方法。慣れていない人にとっては少し敷居の高い感じもしますが、コスパのいい商品や、レストラン顔負けのデリもあるので積極的に利用しましょう。ハワイの最新スーパーや利用方法も含めてご紹介します。

今、ワイキキで最も注目を集めているスーパーがワイキキマーケット。2023年1月、ワイキキのクヒオ通り沿いにオープンしました。ハワイの多様な食文化や伝統をテーマにしたスーパーで、ローカルの商品も多くラインアップ。青果、精肉、鮮魚、ベーカリー、デリ、アルコール類、雑貨からお花までが揃う意外にもワイキキ唯一のフルサービススーパーとして連日多くの観光客でにぎわっています。お店のあるクヒオ通り沿いは、キッチンがついているタイプの部屋に泊まることができるコンドミニアムが多いのもポイント。ここで食材を購入して料理を作れば、余計なチップもかからずかなり節約になります。

ワイキキマーケットは豊富なデリコーナーも魅力のひとつ。ポケやマラサダ、スパムむすびやプレートランチといったハワイならではの料理をオーダーすることができます。
特にポケは人気のコーナー。ワイキキマーケットはポケが評判のスーパー、フードランドの系列なので、味はお墨付き。量り売りでの販売と、サイドやライスなどが選べるポケボウルを販売しています。ポケの種類をショーケース越しに指差しで頼めばよいので、オーダーも安心です。
ちなみにお会計はデリコーナーではなく、商品をスーパーのレジに持っていって支払うことになるので、他の商品を選び終えてからデリの注文をして、まとめてお会計するようにしましょう。

ワイキキマーケットには、デリなど購入した商品をイートインできるテラス席を完備。軽食でも、ワイキキの街並みを眺めながら味わえばおいしさもひとしおです。またワイキキマーケットでは、有人レジのほかにセルフレジも設置。自分で商品のバーコードをスキャンして読み込み、画面の操作にしたがって支払い手続きを済ませればOK。もしわからないことがあっても、そばにスタッフが見守ってくれているので、すぐにサポートしてくれますよ。

長期滞在していると、どうしても胃が疲れてくるもの。そんなときはほっと落ち着くご飯とおかずが食べたくなりますよね。アラモアナセンター1階エヴァウイングにオープンしたニジヤ・マーケットは日系スーパーで、生鮮食品などはもちろん、日本から輸入してきたブランドの商品が豊富。現地在住の日本人からも支持される人気のスーパーです。ここはとにかく和食のお弁当の種類が豊富なのが特徴。

店内には広々としたイートインスペースがあるので、購入したお弁当はその場でいただくことができます。電子レンジがあるので温めて食べられるのもうれしいポイントです。

ホールフーズ・マーケットなどの一部のスーパーには、熱々のデリを自分で選んで購入するセルフデリを完備しているところもあります。ここでは、その利用方法をご紹介しましょう。

購入方法は簡単。必要なサイズのボックスを手に取り、好きなデリを順に詰めていくだけ。

ボックスが閉まる程度まで詰めるのがコツです。サラダ系はドレッシングもあるので忘れずに。詰め終えたら、レジに持っていってお会計すればOK。量り売りで、ホールフーズマーケットの場合は1ポンド$13.99（2023年8月時点）。

フライパンなどの調理器具、お皿などの食器が完備されているコンドミニアムに宿泊しているなら、滞在中の数日だけでも自炊すれば出費を抑えることができます。なにより、滞在している部屋のプライベートな空間で、ハワイの風を感じながらの食事はほかでは味わえない贅沢な時間と言えるでしょう。自炊で浮いたお金を使って最終日の夜はラグジュアリーなレストランでディナーといった、お財布の紐をしめるところはしめるといったメリハリをつけるのが大事。そのためには、ハワイ旅行で何に重きを置くのか、ということを考えるのがいかに重要かというのは言うまでもありません。

グルメやショップの最新情報のみならず、ハワイの歴史や旅の準備まで、圧倒的な情報量でハワイ旅行をサポートします。次回のハワイ旅のお供にぜひお手に取ってみてください！

■地球の歩き方 ガイドブック C01 ハワイ 2024年～2025年

※当記事は、2023年11月28日現在のものです

TEXT： 『地球の歩き方 ガイドブック C01 ハワイ 2024年～2025年版』編集担当 原万有伊