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2024年7月26日より熱戦が繰り広げられるパリでは、新たな競技場を建設するのではなく、極力既存の施設を利用するなど、環境に配慮した取り組みも注目されています。パリを代表する観光名所も競技会場として使われるので、観戦、観光ともに効率よく楽しめる、おすすめのホテルを紹介しましょう。なお、この期間は連泊のみ予約を受け付けるホテルもあるので、ウェブサイトで確認を。
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壮麗なオペラ劇場、パレ・ガルニエを中心とした一帯は、ルーヴル美術館をはじめパリで最も観光名所が集中している地区。ブレイキンなどの競技が行われるコンコルド広場もあり、観戦の拠点としても理想的な場所です。歴史あるふたつのデパートもあり、おみやげショッピングもおまかせ!
レトロなガラス屋根のアーケード「パッサージュ」が集まるエリアにあるホテル。パレ・ガルニエやコンコルド広場、また、アーチェリーの競技会場となるアンヴァリッドへもメトロ1本で行けます。18世紀の歴史ある建造物の装飾を生かしつつ、シックモダンにまとめた内装には、おとなのエレガンスが漂います。レストランもあり、イタリアンテイストのフレンチを昼、夜ともに味わえます。
パリのシンボルともいえるエッフェル塔は、滞在中に一度は訪れたい観光名所。夜景も美しく、塔の界隈に宿泊してさまざまな角度から景色を楽しむのも一案です。塔の足元に広がるシャン・ド・マルス公園は、ビーチバレー競技の会場となるため、観戦に便利な地区です。
19世紀にエッフェル塔が建設された時に職工の宿泊所だった歴史をもち、温かいホスピタリティを大切にしているホテルです。人気のショコラトリーやパティスリーが集まるサン・ドミニク通りはすぐ近く。周辺にはレストランも多く、美食都市でもあるパリの町を満喫できることでしょう。
貴族の館が点在し、歴史が香るマレ地区は、パリらしい町並みを楽しみながら散策したい人にぴったり。ピカソ美術館やカルナヴァレ博物館など魅力的なミュージアムも多く、アートファンにもおすすめです。日曜日に営業している店が多いのも特徴のひとつで、アクセサリーやフレンチカジュアルの店が並ぶフラン・ブルジョワ通りなどで、ショッピングを楽しみましょう。
マレ地区の中心にあるホテル。29室ある客室はそれぞれ内装が異なり、クラシックな趣を感じさせます。界隈にはパリらしい雑貨の店や老舗紅茶店、パティスリー、人気ブティックが集まり、歩き飽きることがありません。メトロ1号線を使って、ルーヴル美術館やコンコルド広場、シャンゼリゼ大通りにも行くことができ、交通の便のよさは文句なし。
ただ泊まるだけじゃなく、ホテル滞在そのものも楽しめるのがデザインホテル。テーマ性のあるデザインでまとめられたホテルに泊まれば、センスが磨かれそう。
パレ・ガルニエも徒歩圏内というパリの中心部に、2023年秋、花と緑に包まれたホテルがオープンしました。木々が茂る中庭を囲むように建てられ、心身ともにリラックスできる、癒やし空間です。ルーフトップバーもあり、パリの眺望も楽しめます。
モンマルトルの丘の麓、近年、おしゃれな店が増えて人気が高まってきているサウス・ピガール地区にあるホテル。デザインのコンセプトは「劇場」。観客席をイメージした壁紙など、凝った内装で楽しませてくれます。レストランやパティスリーが並ぶグルメストリート、マルティール通りに近く、おいしいパリみやげを買いたい人にもぴったりのロケーション。
パリには、ゴージャスな5つ星の「パラス」から、チャーミングなブティックホテルまで、さまざまなホテルがあります。予算や旅行プラン、好みに合ったホテルを選んで、パリの魅力を楽しみ尽くしましょう!
TEXT:坂井彰代
PHOTO:オフィス・ギア
監修:地球の歩き方
A07 地球の歩き方 パリ&近郊の町 2024~2025
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