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韓国全州の観光スポット10選!ビビンバ、マッコリを味わう癒し旅へ

ウチダ

ウチダ

地球の歩き方編集室

更新日
2024年6月24日
公開日
2024年6月24日
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韓国・全州(チョンジュ)の行き方に観光スポット、グルメをご紹介。韓国随一のグルメタウンである全州のビビンバやマッコリを堪能して、歴史ある韓屋村を歩けばリフレッシュできること間違いなし。ソウルから高速鉄道で2時間ほどで到着するので、ソウルを観光し尽くしてしまったという人の次の旅先としてもおすすめ。

全州の歩き方

全羅北道(チョルラプクト)の中心都市であり、韓国随一のグルメタウンといわれる全州。彩り豊かな全州ビビンバが名物で、マッコリタウンのお店も日々賑わっている。
数百年の歴史を持つ家屋が700棟以上並ぶ韓屋村では、韓服に身を包んだ人が写真撮影を楽しむ様子も。
李氏朝鮮の始祖である李成桂(イソンゲ)ゆかりの地など、歴史や文化を感じられる観光スポットをめぐりながら、韓国グルメを堪能しよう!

全州の行き方(アクセス)

全州はソウルから約230km南に位置する。
ソウルからの所要時間は、KTX(韓国高速鉄道)で1時間45分、高速バスで2時間40分ほど。仁川国際空港からは、リムジンバスで4時間ほどで到着。

■ソウルから全州のアクセス

本数 時間 料金
KTX(龍山駅→全州駅) 5:10~21:50の間、30分~1時間に1便程度 約1時間45分 34000ウォン(約3900円)
高速バス(セントラルシティT→全州高速T) 5:30~24:00の間、10~40分に1便程度 約2時間40分 14300ウォン(約1600円)

■仁川国際空港から全州のアクセス

本数 時間 料金
リムジンバス(仁川空港第1ターミナル→リムジンT) 7:15~19:25の間、1時間~2時間30分に1便程度 約4時間 29300ウォン(約3300円)

おすすめ観光スポット10選

1.韓屋村(ハノクマウル)

(C)韓国観光公社

韓国伝統家屋である韓屋700件が軒を連ね、朝鮮王朝時代の景観を今でも味わうことができる大規模な集落。伝統工芸や酒の博物館、生活体験館など、韓国の歴史を楽しめるスポットが人気。
屋台が多く、韓服を着た人が食べ歩きをしたり、写真撮影をしたりと和やかな時間を過ごしている。

住所
全北特別自治道全州市完山区麒麟大路99
公式サイト
https://hanok.jeonju.go.kr/

2.韓服レンタル店

(右)手際のよさにびっくり。髪飾りや小物もたくさん

韓屋村を歩いていると、多くの韓服レンタルショップを見かける。お店では好みのデザインの韓服を選んだら、素早く着せて、ヘアセットまでしてくれる。カバンなど小物のレンタルも可能。
韓服は着替えるのが簡単なので、好みのデザインの韓服を見かけたら気軽にお店に入ってみよう。
値段はお店や韓服の種類により異なるが、例えば「ハンボクナム」では4時間14000ウォン(約1600円)からレンタルできる。

3.慶喜殿(キョンギジョン)

(C)韓国観光公社

朝鮮王朝を建国した太祖である李成桂(イソンゲ)の肖像画を奉安し、祭祀を執り行うために1410年に建てられた慶喜殿。『宮 -Love in Palace-』『明成皇后』など時代劇ドラマの舞台にもなっている。
国の文化財に指定された由緒ある場所で、自然あふれる散策地としても人気。

住所
全北特別自治道全州市完山区太祖路44
入場料
3000ウォン

4.伝統酒博物館

(C)韓国観光公社

韓国人が受け継いできた伝統酒の製造過程から歴史、文化などを知ることができる施設。無料の試飲会も行っているので、お酒好きにはたまらない。予約制の体験プログラムには、伝統酒のきき酒体験、伝統母酒作りなどがある。
昔の人が酒を造るときに使用した道具なども展示されており、見ているだけでも楽しい。

住所
全北特別自治道全州市完山区ハンジギル74全州伝統酒博物館
料金
酒づくり体験20000ウォン(約2300円)、·母酒づくり体験20000ウォン(約2300円)、試飲体験12000ウォン(約1400円)
公式サイト
https://www.urisul.net/ja

5.殿洞聖堂(ジョンドンソンダン)

褐色の赤レンガが荘厳な雰囲気を生み出す

朝鮮時代にカトリック教徒が殉教した跡地に建てられ、韓国湖南地方の西洋式近代建築物で最も規模が大きいカトリック教会。
赤レンガが積み重なったロマネスク調の建物は、周囲の韓屋とは違った雰囲気を醸し出している。

住所
全北特別自治道全州市完山区太祖路51
公式サイト
http://www.jeondong.or.kr

6.全北大学校(チョンブクだいがっこう)

学生のデートスポットとしても人気らしく、ベンチにはカップルの姿がちらほら

全羅北道の代表的な国立大学で、伝統韓屋の曲線や古典的な雰囲気が美しいキャンパス。写真は中央広場の池の上に建てられた文会楼。夜間のライトアップや噴水が、伝統韓屋建築物の風格をより強固なものにしている。

住所
全北特別自治道全州市徳津区百済大路567全北大学校全州キャンパス
公式サイト
https://www.jbnu.ac.kr

7.masirange(マシランゲ)

(右)フォトスポットでは、撮影の順番待ちをする人も

韓屋村には古い建物を活かしたおしゃれな飲食店が多いが、masirangeは特にインスタ映えで有名なカフェ。樹木のトンネルをかたどったフォトスポットは、韓服姿での写真撮影にぴったり。
窓側席からは3で紹介した慶基殿を眺めることができるので、カラフルなドリンクを飲みながらゆっくりひと息つこう。

住所
全北特別自治道全州市完山区殿堂聖堂キル1001~2F
営業時間
10:30~21:00
定休日
なし
公式Instagram
https://www.instagram.com/masirange

8.古宮(コグン)本店/ビビンバ

緑黄の寒天も入っており、もちもち触感がアクセントに

豆もやしにホウレンソウ、ニンジン、ぎんなん、栗など、野菜がたっぷり入った色鮮やかな全州ビビンバは必食! 気候がよく、水がきれいな全州のお米や野菜そのもののおいしさを味わえる。コチュジャンは自分で追加する方式で、量は自由に調整可能。
古宮本店は全州ビビンバが有名になるきっかけとなったお店なので、ぜひ立ち寄ってほしい。

住所
全北特別自治道全州市松川中央路33
営業時間
11:00~21:00
定休日
陰暦1月1日、8月15日
料金
全州伝統ビビンバ12000ウォン(1370円)

9.イェッチョンマッコリ韓屋マウル店/マッコリ

(左)お米の栄養たっぷりのマッコリ(右)所狭しと並ぶ料理

全州マッコリは韓国の3大マッコリのひとつ。米と麹から作られる韓国の伝統酒の、甘酸っぱくてしゅわっとしたさわやかさをお店で味わおう。やかんでマッコリを注文すると、カンジャンケジャン、チヂミ、チャプチェ、タコなど、韓国料理がどんどん出てくるので、一夜でいろんな種類の食を堪能できる。
マッコリの販売もあるので、お土産に買って帰っても。

住所
全北特別自治道全州市完山区八達路144-4
営業時間
月~木16:00~21:30、金~土15:00~22:30
定休日

10.PNB豊年製菓全州本店/チョコパイ

チョコとクリームたっぷり、あま~いチョコパイ

PNB本店のチョコパイもお土産におすすめ。PNBは3代続く全州の老舗製菓店。1951年に開業した菓子店の本店には、チョコパイのほかにもピーナッツせんべい、ショウガせんべい、酒パンなどがずらりと並ぶ。2階にはカフェスペースも。

住所
全北特別自治道全州市完山区八達路1801~2F
営業時間
8:30~22:00
定休日
なし

少し足をのばして、完州(ワンジュ)のスンドゥブ発祥のお店も

・元祖ファシム豆腐/スンドゥブ

(右)湯気を立てる豆腐がどん!と目の前に置かれるとテンションがあがる

全州から少し足をのばして、完州のスンドゥブ発祥のお店にも訪れたい。天然のにごりを使った豆腐にこだわり続けて60年以上の専門店のスンドゥブは、アサリ、肉、キノコが入ったシンプルな味わい。
スンドゥブのほかにも、大きな湯豆腐や豆腐で作られたトンカツ、豆腐ドーナツなどがあり、まさに豆腐を極めたお店だ。

住所
全北特別自治道完州郡所陽面全鎮路1066
営業時間
08:30~20:00
定休日
なし
料金
スンドゥブチゲ箔湯8500ウォン(970円)

韓国地方旅の第一歩は、全州へ!

全州ビビンバにマッコリなど自然の味わいを楽しめるグルメが多く、つい食べ飲みしすぎてしまう全州の旅。
朝鮮王朝時代の景観が残りゆったりとした時が流れる韓屋村で、韓服を着た人が写真撮影を楽しむ様子を眺めるだけでもどこか癒されて気分転換になるはず。
まだソウルにしか行ったことがない人は、次は地方旅にチャレンジしてみては?

※本記事は2024年5月取材時点の情報です。訪れる際は事前に公式サイトなどで最新情報をご確認ください

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取材協力:韓国観光公社 トップ画像:韓国観光公社

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