オーストラリア・シドニーのおすすめ観光スポット10選！オペラハウスやハーバーブリッジなど名所を紹介

シドニー・オペラハウスは、世界文化遺産にも登録されているオーストラリアの象徴的な建築物。ヨットの帆をイメージしたとされる独創的なデザインと文化的な価値から、多くの観光客が訪れる。ガイドツアーに参加して、外から眺めるだけではわからない内部の構造や歴史を学ぶのもおすすめ。また、オペラやコンサートを楽しむこともできる。

ハーバーブリッジは、シドニーのもうひとつのランドマークであり、海で隔てられた町を結ぶ大動脈。シングルアーチの橋としては世界第2位の長さを誇る。ブリッジクライム・シドニーという大人気ツアーに参加すれば、巨大なアーチを歩いて渡ることができる。ツアーは、サミットクライム、サミットインサイダー、アンリミテッドクライムの3つルートがあり、それぞれ所要時間が異なるので、旅行のスケジュールに合わせて参加してみよう。

シドニーで最も古い住宅とされるカドマンの家は、1816年に建てられたもので、シドニーの歴史を物語る重要な遺産。現在は博物館として公開されている。内部には当時の家具や生活用品が展示されており、ガイド付きツアーに参加すればこの場所の歴史も学ぶことができる。カドマンの家が位置するロックス地区自体も歴史的な町並みが残るエリアであり、散策するだけでも楽しい。

王立植物園（ロイヤル・ボタニックガーデン＆ドメイン）は、シドニーの中心に位置する植物園。30ヘクタールという広大な敷地には、美しい庭園が整備されていたり、世界各地から採集された植物が息づいていたりと、散策するだけで心癒やされるスポット。また、オペラハウスとハーバーブリッジを同じ画角に収めたい人におすすめなのが、この植物園の東側にある岬ミセス・マックウォーリーズ・ポイント。ピクニックやリラックスした時間を過ごすのにも、写真の撮影スポットとしても最適。

シドニーで最も美しい景観を楽しめる場所のひとつが、ミセスマックオーリーズ・ポイント（ミセスマッコリーズ・ポイント）。ここはシドニー湾を一望できる絶好のスポットであり、特にオペラハウスとハーバーブリッジが一堂に会する光景は、まるで絵葉書のような美しさ。朝や夕方には、光が水面に反射して幻想的な風景が広がる。ロイヤル・ボタニックガーデン＆ドメインもセットで訪れることで、シドニーの自然美を余すところなく堪能できるはず。

クイーンビクトリア・ビルディングは、ジョージ・ストリートにあるショッピングセンター。1898年に建てられた建造物を、趣を残しつつ改修して造られたもので、美しい建築と豪華な内装が魅力。ロイヤルロック、グレートオーストラリアンロックという2つの時計は必見。高級ブランド店やカフェが並び、ショッピングや食事を楽しむのに最適。

新鮮なシーフードを楽しむなら、シドニー・フィッシュマーケットは欠かせないスポット。ここでは、競りで取引されたばかりの魚介類が並び、その場で刺身や寿司にしてもらうこともできる。特におすすめなのが、マーケット内の飲食スペースで楽しむ新鮮なシーフードプラッターで、海の幸をたっぷりと味わうことができる。実際の競りを見学したいなら、ガイドツアーに参加してみよう。

シドニー市内にありながら、オーストラリア固有の野生動物を間近で観察できるワイルドライフ・シドニー動物園は、家族連れや動物好きには外せないスポット。コアラやカンガルー、タスマニアデビルなど、オーストラリア固有の動物たちを見ることができる。動物と触れ合えるエリアもあるため、特に子供たちに人気。園内には動物たちの生息環境が再現され、まるで野生かのように生き生きと暮らしている。なかでも、夜行性の動物を観察できるナイトツアーや、コアラと一緒に写真を撮れる体験プログラムは大人気。

歴史と文化の香りが漂うマックォーリー・ストリートは、シドニーの中心部に位置する由緒ある通りで、ニューサウスウェールズ州立図書館やシドニー病院、最高裁判所など、歴史的建造物が建ち並ぶ。この通りを歩くと、シドニーの町並みや建築様式の変遷を感じられるだろう。サークラーキー駅やロックス地区からも徒歩圏内にあるため、他の観光地とあわせて訪れることができる。

ハイドパークバラックス・ミュージアムは、かつて囚人の宿泊施設として使用されていた建造物で、現在は博物館として公開されている。ユネスコの世界文化遺産に登録されており、当時の囚人の暮らしぶりなどを学ぶことができる。

シドニー・オペラハウスやハーバーブリッジといった象徴的なスポットから、地元の人々に愛されるクイーンビクトリアビルディングやフィッシュマーケットまで、どの場所も独自の魅力を放っている。シドニーを旅すれば、忘れられない思い出がたくさんできるはず。