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シティの東側一帯は30ha にも及ぶ広大な公園となっている。ファームコーブFarm Cove に面した場所から広がるのがロイヤル・ボタニックガーデン。1816 年に造営されたオーストラリア最古の植物園だ。 敷地内にはオーストラリアをはじめ世界各地から集められた4000 種を超す植物が植えられており、1 年をとおして鮮やかな緑を見せている。この植物園の東側、突き出た岬がミセスマックォーリーズ・ポイントMrs. MacquariesPoint。ハーバーブリッジとオペラハウスを1 枚の写真に収めることのできる人気の記念撮影ポイントだ。岬の一角は、かつての総督の妻エリザベス・マックォーリーお気に入りの場所で、彼女のために岩を削って造られたベンチ、ミセスマックォーリーズ・チェアMrs.Macquaries Chair がある。ロイヤル・ボタニックガーデン隣がドメイン。一面に芝生が広がる公園だ。園内にはNSW州立美術館Art Gallery of NSWもある。中世から現代にいたるまでの幅広いアートを展示。ベラスケスからセザンヌ、ゴッホ、ピカソまで、世界的にも重要なコレクションが多い。またアボリジナルアートやアジアンアート(日本の武具まで展示)など展示内容も多岐にわたっており、じっくり見学する場合は半日以上必要だ。現在シドニーモダン・プロジェクトと称し、隣りに新館建築が行われている(2022 年12 月オープン予定)。