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レバノンのおすすめスポット5選!古代遺跡や洞窟を巡る冒険の旅

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2025年1月22日
公開日
2025年1月22日
©iStock

レバノンには、古代文明の遺跡から自然景観まで、多様な観光スポットが点在している。ベイルートの国立博物館でレバノンの歴史に触れたり、ムハンマド・アミーン・モスクでその文化を感じたり、少し足を延ばせばジェイタ洞窟やビブロス遺跡といった自然と歴史が融合した驚異の世界に出合うこともできる。この記事では、そんなレバノンで訪れるべき5つのスポットを紹介し、それぞれのスポットがもつ魅力を解説する。

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1.国立博物館【ベイルート】

©︎iStock

ベイルートの国立博物館は、古代フェニキアからオスマン帝国の歴史を網羅したコレクションを所蔵しており、レバノンが育んできた多様な文化を知ることができる。特に保存状態のよい黄金のジュエリーや、古代の神殿からの彫像は必見。博物館はベイルートの中心部に位置し、アクセスも良好。

国立博物館の詳細情報

住所
National museum, Bayrut
電話番号
1426703
開館時間
9:30〜17:00
休館日
月・祝
料金
5000レバノン・ポンド、18歳以下・学生1000レバノン・ポンド

2.ジェイタ洞窟【ベイルート近郊】

©︎iStock

ベイルートから北に少し離れたところにあるジェイタ洞窟は、ふたつの巨大な洞窟が連なっており、内部には数百万年かけて形成された鍾乳石や石筍を見ることができる。上層洞窟は歩いて探検でき、広大な空間に石の彫刻のような景色が広がっている。下層洞窟は地下川が流れており、ボートに乗って静かな水路を進む体験ができる。洞窟内は照明が効果的に設置されており、石の陰影が幻想的な雰囲気を醸し出している。

ジェイタ洞窟の詳細情報

住所
Valley of the Dog River, Keserwan, Bayrut
電話番号
9220841
開館時間
9:00〜17:00
※最終入場は16:30
休館日
月・祝
料金
1万315レバノン・ポンド

3.ムハンマド・アミーン・モスク【ベイルート】

©︎iStock

ベイルートの中心にそびえるムハンマド・アミーン・モスク。青いドームが印象的で、オスマン帝国時代の建築様式を現代的に解釈したデザインが特徴。金曜日の礼拝時には多くの信者が集まり、その光景はまさにレバノンの宗教的側面を象徴している。礼拝の合間であれば観光客でも見学できるが、信仰に配慮した服装で訪れること。

ムハンマド・アミーン・モスクの詳細情報

住所
Muhammad Amin Mosque, Beirut

4.ドッグ・リバー(ナハル・エル・カルブ)【ベイルート近郊】

©︎iStock

ベイルート近郊にあるドッグ・リバー(ナハル・エル・カルブ)は、かつてエジプトとメソポタミアを結ぶ交通の要衝として利用された川。その沿岸には、エジプトのファラオやローマ帝国の皇帝、そして近代の指導者など、数多くの英雄が残した歴史的な碑文が刻まれている。緑豊かな渓谷を流れる清流や、岩壁に掘られた道は、ハイキングや自然観察にも最適。

ドッグ・リバー(ナハル・エル・カルブ)の詳細情報

住所
Dog River, Keserwan

5.ビブロス遺跡【ビブロス(ジュベイル)】

©︎iStock

レバノン北部のビブロス(ジュベイル)にあるビブロス遺跡は、かつて古代フェニキアの交易都市として栄えた場所。ここには、ギリシャ、ローマ、ビザンチン、イスラムといった多くの文明の足跡が残されており、さまざまな時代の建築物や遺構が一堂に会している。特にローマ時代の劇場やフェニキア時代の神殿跡は必見。また、ビブロスの旧市街には石畳の道や古い教会、市場などがあり、散策するのも楽しい。

ビブロス遺跡の詳細情報

住所
Byblos Citadel, Byblos
開館時間
8:00〜16:00

まとめ

レバノンには心躍る観光スポットが点在しており、深い歴史と多彩な文化を体感できる。どのスポットも独自の魅力があり、訪れるたびに新たな発見があるだろう。レバノンを訪れる際は、ここで紹介した5つのスポットを参考に冒険の旅を楽しんでほしい。

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