レバノンのおすすめスポット5選！古代遺跡や洞窟を巡る冒険の旅
2025.1.22
キーワードで検索
レバノンの基本情報と観光ガイド・有名観光スポット
レバノンの歩き方
レバノンは、中東に位置する地中海沿岸の小さな国。歴史、文化、自然がバランスよく織り交ぜられたこの国は、古代遺跡の探検から美しいビーチでのアクティビティまで多彩な体験を提供してくれる。レバノンには長い歴史を持つ都市や村々が点在し、特に首都ベイルートは現代的な都市でありながらも、歴史的な遺産が随所に残るエキサイティングな場所だ。そしてレバノンの食文化もまた、旅の楽しみのひとつ。レバノンの代表的なサラダ、タブーレやひよこ豆をペーストしたフムスといった料理は、新鮮な野菜とハーブがふんだんに使われ、食べる人を虜にする。日中の観光だけでなくナイトライフも充実しており、ベイルートのバーやクラブで夜遅くまで楽しむことができる。訪れる時期に関わらず、レバノンはその多様な魅力で旅人を迎え入れてくれる国だ。
おすすめのガイドブック
観光のポイント
-
地中海の青に心を委ねる
レバノンの地中海沿岸には絵画のように美しい風景が広がる。ベイルートからすぐの海岸線では、穏やかな波と輝く太陽を満喫できるビーチが点在している。ここではただリラックスするのもいいし、アクティブに楽しんでもいい。シュノーケリングやジェットスキーといったウォーターアクティビティも充実している。海沿いのカフェやレストランで、新鮮なシーフード料理とともに地元のワインを楽しむのもおすすめだ。日が沈む頃、夕陽に染まる海を眺める瞬間は格別で、きっと忘れられない思い出になるだろう。
-
夜のベイルートを楽しむ
ベイルートのナイトライフは世界的に有名で、夜が更けてもその熱気は冷めない。夜になると、街の至るところでクラブやバーが開き、音楽と笑い声が溢れ出す。ハムラ通りやジェマイゼ地区は、ナイトライフの中心地として賑わっており、にぎやかな音楽とともに楽しい夜を過ごせるスポットだ。クラブやバーで地元の人々と一緒に踊ったり交流したりして、ベイルートのエネルギッシュな一面を体験しよう。
-
歴史の足跡を辿る冒険に繰り出す
レバノンには、古代から続く歴史の証が数多く残されている。世界遺産にも登録されているバールベックの遺跡はその代表格であり、圧倒的なスケールのローマ神殿跡が訪れる者を圧倒する。歴史好きには堪らない場所だ。ほかにも、レバノン第3の都市シドン（サイダ）や同じく世界遺産に登録されている都市ビブロスの遺跡など、フェニキア時代からの遺跡群も見逃せないスポットだ。これらの遺跡では、悠久の歴史に思いを馳せながら、静かに歩くのが似合う。
-
ハイキングやスキーで山々の静寂に癒される
レバノンの内陸部に広がる山岳地帯は、自然を愛する旅行者にとっての楽園だ。レバノン山脈の美しい風景を眺めながらのハイキングやスキーは多くの観光客に人気のアクティビティとなっている。おすすめのエリアはシャトゥーラやファラヤのリゾートで、冬はスキー、夏は涼しい気候の中でハイキングを楽しむことができる。また、レバノン山脈にあるレバノン杉の森は必見で、この国の象徴ともいえる木々が壮大な景観を作り出している。山々の静寂の中に身を置くことで、心身ともにリフレッシュできるはずだ。
-
レバノン料理に舌鼓を打つ
レバノン料理は、その味と香りで世界中の美食家を魅了している。タブーレやフムス、シャワルマといった伝統的な料理は、レバノン滞在中にぜひ味わってほしい1品だ。ベイルートのマーケットや地元のレストランでは、レバノンの新鮮な食材を使った伝統料理が楽しめる。また、レバノンのワインもその質の高さで知られている。ぜひ、食事と一緒に味わってマリアージュを楽しんでみよう。
-
- 正式名称
-
レバノン共和国
-
- 面積
-
約1万452平方キロメートル
-
- 人口
-
約529万人
-
- 首都
-
ベイルート
-
- 宗教
-
多宗教国家で、イスラム教とキリスト教が共存している。
-
- 言語
-
アラビア語、フランス語、英語が通用する。
旅の知識と準備
-
通貨と為替レート
- 通貨
レバノン・ポンド（LBP）が公式通貨だが、実際には米ドルも広く流通している。 - 為替レート
1レバノン・ポンド=約0.0016円（2024年9月現在）
- 通貨
-
入出国
2024年9月現在、レベル4の危険情報が発出されている。
- ビザ
必要。観光・ビジネス目的で1ヵ月以内の滞在の場合、空港の入国審査の際に短期滞在（アライバル）ビザを無料で取得できる。 - パスポート
未使用査証欄が2ページ以上必要。また、入国時に滞在日数に加え6ヵ月以上の残存期間が必要。ただしイスラエルへの入出国を示す証拠が確認された場合、審問・審査の対象となることがある。
- ビザ
-
日本からのフライト時間
日本からレバノンのベイルート国際空港までの直行便はなく、通常はドーハ、イスタンブール、ドバイなどを経由して到着する。総フライト時間は経由地によるが、一般的に18時間～を見込んでおくとよい。
-
気候
レバノンは地中海性気候で、暖かく乾燥した夏と雨が多い冬が特徴。山地ではかなりの積雪がある。
-
ビジネスアワー
店や会社によって営業時間が異なる。おもな営業時間は以下の通り。
- 銀行
月〜金曜の8:30〜16:00、土は8:30〜18:00。 - ショップ
月〜土曜の9:30〜18:00。
- 銀行
-
電話のかけ方
- 日本からレバノン
国際電話番号（010）＋レバノンの国番号（961）＋市外局番（頭の0は取る）＋相手先の電話番号 - レバノンから日本
国際電話番号（00）＋日本の国番号（81）＋市外局番（頭の0は取る）＋相手先の電話番号
- 日本からレバノン
-
時差とサマータイム
レバノンと日本の時差は7時間で、レバノンの方が遅れている。サマータイムが実施される場合、時差は6時間となる。サマータイムの実施期間は3月の最終日曜から10月の最終日曜まで。
-
おもな祝祭日
太陽暦による休日とイスラム暦（太陰暦）による休日がある。イスラム暦は月の満ち欠けによるので、休日は毎年変わる。（※）は移動祝祭日。以下は2019年時の日付。また、当日にならないとはっきりとした休日が発表されない。基本的に週末とは土曜日、日曜日を指す。
- 1月1日 元日
- 1月6日 アルメニア正教クリスマス
- 2月9日 聖マロンの日
- 3月25日 聖母奉胎祭
- 4月19日 聖金曜日 ※
- 4月21日 イースター ※
- 4月26日 ギリシャ正教イースター ※
- 5月1日 メーデー
- 5月25日 南部解放記念日
- 6月5日 ラマダン明け大祭 ※
- 8月12日 犠牲祭 ※
- 8月15日 聖母被昇天の日
- 8月31日 イスラム歴新年 ※
- 9月9日 アシューラ ※
- 11月10日 預言者ムハンマド降誕祭 ※
- 11月22日 独立記念日
- 12月25日 クリスマス
-
電圧とプラグ
- 電圧
110/220V - 周波数
50Hz - プラグ
Cタイプが一般的。ほかにもD、BFタイプが使われることもある。
- 電圧
-
チップ
下記はあくまで目安。快いサービスを受けたら心付けを。
- レストラン
高級レストランでサービス料が含まれていない場合、10%程度を渡す。 - ホテル
部屋の清掃時に枕元に1ドル程度のチップを置いておくとスマート。
- レストラン
-
飲料水
レバノンの水道水は基本的に飲用可能だが、旅行者はミネラルウォーターを購入するのが無難。スーパーやコンビニで手軽に購入できる。
-
税金
2024年9月現在、イスラエルの全土に退避勧告が発出されている。情勢は急激に変化する可能性があるため、常に最新情報を確認して行動しよう。
-
安全とトラブル
アルコールとタバコは21歳から購入可能。
-
その他注意事項
- 文化的なマナー
レバノンは宗教的な背景が強い国であり、特にイスラム教徒が多いエリアでは、服装や振る舞いに注意を払うことが重要。女性は肩や膝を隠す服装が望ましく、ビーチ以外の場所では露出の多い服装は避けた方がよい。モスクなどの宗教施設を訪れる際には、入場前に靴を脱ぎ、女性は頭をスカーフで覆う必要がある。写真撮影についても、現地の人々を無断で撮影することは避け、事前に許可を取ることが礼儀だ。 - 交通ルール
レバノンの交通事情は混雑していることが多く、特にベイルートでは渋滞が日常茶飯事。車を運転する際は、周囲の車や歩行者に常に注意を払い、慎重に行動することが求められる。また、横断歩道があっても車が止まらないことが多いので、歩行者も注意が必要だ。 - 公共トイレ
レバノンの公共トイレは数が少なく、あったとしても有料の場合が多い。デパートやショッピングモール、観光スポットのトイレは比較的清潔だが、街中で見つけるのは難しい場合もあるため、カフェやレストランを利用する際にトイレも一緒に済ませておくとよい。
- 文化的なマナー
