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【静岡県】神秘なるパワーが宿る富士山で特別な体験を~グルメ・ステイ編~

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2024年12月10日
公開日
2024年12月10日

日本屈指のパワスポ・富士山。眺めるだけで体の奥底から元気がもらえる神秘的なパワーがみなぎる聖地です。そんな富士山をもっと楽しみたいという方におすすめなのが、JR東海が企画する「もれなく富士山」キャンペーン。このキャンペーンでは「富士山とセットで楽しめる旅」をテーマに、静岡県での観光プランを多数用意。JR東海の「EX旅先予約」「EX 旅パック」で2025年3月31日まで展開され、それぞれのプランに特典やノベルティが付いてきます。レポート前編に続き、後編では特別なグルメや宿泊体験プランをご紹介します。

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水揚げ量日本一!焼津のカツオを見て、学んで、堪能

体験は明治10年創業のかつお専門店「川直」で行われる

まず向かったのは焼津。古くから漁港の町として知られ、とくにカツオの遠洋漁業は有名。カツオの水揚げ量は、日本一を誇ります。そんな焼津で、水揚げされたカツオを、藁(わら)を使って焼き上げる「カツオの藁(わら)焼きたたき作り」体験ができます。

ていねいにレクチャーしながら職人技を披露

体験できるのは明治10年創業のかつお専門店「川直」。カツオのなまり節などの自家製水産加工品を中心に行っています。体験前に職人がカツオをさばきながら、焼津のカツオ漁の歴史、特徴などのレクチャーで学んだあと、かつおの藁焼き体験がスタート。

焼くときも職人が付いていてくれるから安心

網に載せたカツオを、稲藁の上で焼くと、一気に炎が上がります。想像以上に大きい炎に圧倒されるほど。表面を焼いたら、氷水にくぐらせ、職人が焼き立てを見事な手さばきでカットして、いただきます。

その場でお待ちかねの試食タイム

焼きたてのカツオは表面がカリっと、中は驚くほど柔らかく、生臭さはいっさいなし、藁焼きならではの濃厚でスモーキーな香りが口いっぱいに広がり、なんだか上質な肉のレアステーキのよう。ポン酢も用意されていますが、おすすめの塩でいただくと、素材のうま味をダイレクトに感じられて、いくらでも食べられてしまいそうです。

ふぃしゅーな焼津にて試食も可能。天候によっては富士山も見られる公園だ

体験終了後はプラン専用の「焼津人がおすすめする! 富士山ビュースポットMAP」もプレゼントでもらえるので、「川直」周辺の焼津の町歩きも楽しめます。おすすめは徒歩10分ほどの場所にある富士山ビューの公園「ふぃしゅーな焼津」。お店でカツオをプラスチック容器に入れてもらって(お箸も頂けます!)、公園で海と富士山を愛でながら最高のカツオを楽しむことができます。

プラン名
JR東海「もれなく富士山」
焼津で大迫力の藁(わら)焼き体験! 【かつお専門店・川直(かわなお)】
料金
2300円(4名利用のひとり料金)~
設定日
公式ページ参照
公式ページ
https://ec.travel.jr-central.co.jp/tp/optionalFacilities/4423M01/plans?_gl=1*497as9*_gcl_au*MTk3OTQzODQwMy4xNzMwMjY1NjI3*_ga*MTY3ODIzOTY4OS4xNzMwMjY1NjI4*_ga_41P1T5QHNY*MTczMzY3NTU1Ny4xNS4xLjE3MzM2NzY0ODQuNjAuMC4w&lang=ja

風景美術館の異名のホテルで、とっておきの席を確保

日本平ホテル。左端の建物の2階が「ガーデンラウンジ」

富士山+スイーツやアフタヌーンティのプランも充実! スイーツを求めて、訪れたのは「風景美術館」の異名をもつ静岡市の日本平ホテルです。

日本平ホテルの庭園からの眺め。目の前に富士山がそびえたつ

日本観光地百選の第一位に輝いた景勝地として名高い日本平。日本平ホテルはそんな風光明媚な土地に60年前に開業した老舗ホテルです。体験したのは2022年にオープンした別棟のカフェレストラン「ガーデンラウンジ」でケーキセットプランが楽しめるプラン。

「苺のショートケーキ」のセット。時期により種類は変わります

この「ガーデンラウンジ」、通常カフェタイムは事前受付ができないのですが、「もれなく富士山」のプランでは特別に事前予約が可能。大きな窓から、広大な公園や富士山に駿河湾の絶景を楽しめ、3~4種類から選べる特製のケーキとドリンクで、旅の疲れをいやし、優雅な気分でくつろげること間違いなしです。

ちなみにこちらのホテル、宿泊もおすすすめ。夜は清水の町の夜景が目の前に広がり、天候がよければ朝から美しい富士山を拝めます。「もれなく富士山」の宿泊プランにもあるので、ぜひチェックしてください。

富士山ビューの無人島に滞在し、静寂を楽しむ

小さくてかわいらしい送迎船は15~30分間隔で運行

最後は宿泊について。富士山ビューの宿泊施設は数多くあれど、「もれなく富士山」では+αの特別体験が楽しめる宿泊プランが多数揃っています。今回泊まったのは沼津市にある「淡島ホテル」。全60室を備えるこのホテルは周囲2.5kmの小さな無人島にあり、船着き場から送迎船に乗ってアクセスします。船といっても5分程度の乗船時間であっという間にホテルに到着。プチ船旅で非日常空間を感じ、宿泊への期待が高まります。

海が眼下に! まるで豪華客船でクルーズ旅行をしているような気分

客室は和室・洋室両方あり、全室オーシャンビュー! 入室したとたんに癒やしの波音が聞こえ、「波の音の館内BGMが流れているのね♪」と思ったら、窓の外のリアルな波音だった……というくらい海が間近。特に夜になると無人島ならではの静寂と波音を楽しめます。

全部屋にある広いリビングルーム

どの部屋にも広々としたバスルームとリビングルームが付いているのも魅力。「もれなく富士山」のプランではリビング、バスルーム、バルコニーのすべてから富士山を眺められる部屋を確約。ホテル宿泊価格の目安(2名1室利用時の大人ひとり料金)はフレンチまたは和食の夕食付きで2万6950~3万7950円、朝食ビュッフェ付きで2万1450~3万2450円。

フレンチディナーの前菜「駿河湾トロール漁で獲れた白ムツと秋茄子のルエル 地野菜の彩り」

おすすめは断然夕食付き! フレンチをいただいたのですが、前菜からポタージュ、魚料理、肉料理、そしてデザートまで、駿河湾の海の幸や伊豆半島の野菜など、地元の新鮮な食材が随所に用いられ、絶品メニューの数々を楽しむことができました。朝食のみのプランとの差額を考えると、夕食付きはその質と量から、コスパのよいように感じました。

岩肌に囲まれた露天風呂。広々とした内風呂もくつろげる

館内には地下1000メートルより汲み上げている淡島温泉の大浴場もあり、富士山ビューの露天風呂は海とつながっているような解放感で心底リラックスできます。大浴場にフェイスタオルとバスタオルが完備してあるのもポイントが高し! さらに「もれなく富士山」の特典で、特別に地元産クラフトビールとサイダーが室内冷蔵庫にIN。チェックイン後やお風呂上りにうれしいプレゼントです。

朝食ビュッフェはデザートも充実

もちろん地元食材を活かしたメニューがそろう朝食ビュッフェも満足度いっぱい。朝食をほおばっていると気さくなスタッフの方に勧められたのが「朝シャン=朝シャンパン」。朝から堂々と(?)シャンパンをいただき、エネルギッシュな1日をスタートすることができました!

富士山の神秘をとことん堪能するプラン満載!

富士山を眺めるだけでなく、特別な体験を楽しめる「もれなく富士山」のプラン。今回ご紹介した神社仏閣、グルメ、宿泊のプラン以外にもサウナや乗り物などさまざまな体験が楽しめます。ぜひ特設サイトからチェック&お申し込みはお早めに!

「もれなく富士山」キャンペーン 公式ページ
https://recommend.jr-central.co.jp/shizuoka-tabi/

静岡の神社の情報は、好評発売中の地球の歩き方「御朱印で巡る静岡 富士 伊豆の神社 週末開運さんぽ 改訂版」もチェック!  また2025年8月に発行が決まった「地球の歩き方 静岡」もお楽しみに。

PHOTO:もれなく富士山キャンペーンPR事務局、PIXTA、地球の歩き方編集室

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