【2025年最新！台北でしたいこと】台湾屈指の名湯「北投温泉」で至福のくつろぎ旅

北投の高級温泉リゾートとして人気を集める「グランド・ビュー・リゾート・ベイトウ（北投麗禧温泉酒店）」は、源泉に最も近い高台に位置。台北のシンボルビル「TAIPEI101」の建築デザイナー、李祖原さんによって設計。台北市内にいながら緑豊かな陽明山の自然に抱かれ、別世界のくつろぎを堪能できる隠れ家のような5つ星ホテルです。

人気の写真スポットである「水舞台」は、樹齢100年を超える桂花（キンモクセイ）の木がアクセントに。ホテル内の随所にキンモクセイをモチーフにしたデザインが施されています。

今回宿泊したのはスーペリアルーム。バルコニー付きで50㎡もの広さがあり、北投文物館や北投の市街地の景色が眺められる部屋も。
写真手前のテーブルにウエルカムフルーツやパイナップルケーキ、梅酒も用意されていました！

部屋のミニバーにはナッツ、カプセルコーヒー、台湾茶、ウォーターサーバーが用意され、冷蔵庫内のソフトドリンクも無料でいただけます。

全客室に天然温泉風呂が完備され、大きくて深いダブル浴槽が備えられています。泉質はほのかな硫黄の香りがする乳白色の白硫黄泉で、源泉から直接引いた温泉は年間を通して55度をキープ。結構熱いので7〜8割ほどお湯を張り、約10分ほど置いてから入るのがおすすめです。小さな浴槽は水風呂なので、温冷交互浴を楽しめば、すっかりととのいます。

客室には独立したシャワールームや広い洗面ルームがあり、クレンジングローションや乳液、うれしいシートマスクなどのアメニティも用意されています。

大浴場は男女日替わりで2種類あり、サウナやスチームサウナ、水風呂なども完備。ソフトドリンクやコーヒーのほか、スナック、雑誌などが無料で自由に楽しめる休憩コーナーも。ゆったりくつろぎながら、心ゆくまで温泉を堪能できます。

温泉を楽しんだら、ディナーは台湾料理レストランの「雍翠庭」、またはフレンチレストランの「C ’est Bon」で。
「雍翠庭」は、前菜からデザートまで全8品のコース料理をいただけます。2023年・2024年のミシュランガイドにも掲載されており、進化系の絶品台湾料理を味わいましょう。

フレンチレストランの「C’est Bon」は、前菜からデザートまで全6品のコース料理。地元の食材を使用し、見た目も美しい創作フランス料理を堪能できます。

朝食は台湾スタイル、洋食、ベジタリアンの3種類からチョイスできます。野菜やフルーツもたっぷりでバランスがよく、朝からガッツリいただけます。ドリンクもオレンジジュースやコーヒーなど、2種類選べます。オーガニック豆乳がやさしい味で絶品でした。

極上の温泉＆美食ライフを満喫できる「グランド・ビュー・リゾート・ベイトウ」。スーペリアルームの宿泊と温泉、レストラン「雍翠庭」または「C ’est Bon」でのコース料理の夕食と朝食がついたお値打ちの1泊2食付きプランが、2026年4月30日まで平日 1万7500元、週末 1万9250元に。
スケジュール的に宿泊は難しいという方は、個室での温泉入浴（90分）＋雍翠庭またはC’est Bonでのランチがセットで2名で 4860元や、個室での温泉入浴（90分）＋アフタヌーンティーセットが2名で3900元のお得な日帰りプラン（要予約、2026年9月30日まで）も。
いずれも予約および詳細は公式サイトをチェックしてください。

台北最大の公設市場である「北投市場」は現在リニューアル工事中のため、近くで「北投中繼市場」として営業。A～Dの4棟に肉や魚などの生鮮食品から野菜、果物、お惣菜やお菓子、雑貨までズラリ並んでいます。エアコンの効いたきれいな場内で、台北市民の台所を見学しつつ、お買い物を楽しみましょう。

広い場内には、行列のできる滷肉飯が人気の「矮仔財滷肉飯」や、肉粽がもっちりおいしい「盧媽媽肉粽」などの名物グルメも！「高記茶莊」で紅茶ドリンクのテイクアウトもおすすめです。

【2025年最新！台北でしたいこと】台湾屈指の名湯「北投温泉」で至福のくつろぎ旅はいかがでしたか？
隠れ家のような5つ星ホテルで、台北市内にいながら緑豊かな自然に包まれ、別世界のくつろぎの時間を堪能する。次の台湾旅行は、そんな温泉＆美食三昧の1日を過ごしてみては？

※当記事は、2025年7月14日現在のものです

TEXT・PHOTO：地球の歩き方編集室 金子 久美、PHOTO： 河合瑛美、北投麗禧温泉酒店
取材協力：台北市政府観光伝播局、北投麗禧温泉酒店