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北ヨーロッパにあるバルト三国の中央に位置するラトヴィア。首都のリーガはバルトのパリといわれる美しい港町で、「リーガ歴史地区」として世界遺産にも登録。初めてでも歩きやすく、観光から歴史、伝統文化、美食まで魅力にあふれています。ぜひいつか行ってみたい、注目の旅先ラトヴィアの首都リーガで楽しみたいこと&おすすめスポットをご紹介します。
バルト海に注ぐダウガワ川と運河に挟まれたリーガの旧市街には、ハンザ時代の教会や歴史建築が立ち並び、見どころが満載。中世の面影が色濃く残る石畳の道を歩けば、かわいいパステルカラーの建物など、シェアしたくなるフォトスポットが目白押しです。治安もよく、見どころがコンパクトにまとまっているので、徒歩で十分巡れます。
旧市街を散策しておなかがすいたら、リーガ大聖堂にほど近いレストラン「ネイブルグス Neiburgs」へ。3年連続ミシュランガイドのセレクテッド・レストランにも選出されていて、旬の地元産食材を使った創作ラトヴィア料理からハンバーガーまで、絶品アラカルトメニューをいただけます。
ラトヴィアならではのおみやげ探しなら、民族衣装と伝統クラフト雑貨の専門ショップ「セナー・クレーツ Senā klēts」へ。独特の色使いが美しいミトンは、お祭りでの装飾品や結婚式の贈り物としても大切にされてきた、ラトヴィアを代表する手仕事の逸品です。
1211年に建設が始まり、増改築を経て18世紀後半に現在の姿になったリーガ大聖堂は、ロマネスクからバロックまでさまざまなスタイルが混在。
大聖堂を創設したアルベルト司教など、リーガの歴史が描かれた美しいステンドグラスも必見です。
1883年に造られ、長いもので10メートル、6718本からなる重厚なパイプオルガンも圧巻。ぜひ約20分ほどのミニコンサートで、荘厳な音色に酔いしれましょう。
クリスマスツリーの起源は諸説ありますが、1510年にブラックヘッドの商人ギルドが広場に木を飾り、祝祭の後に燃やしたのが始まりだといわれています。ブラックヘッド会館前にあるツリー型のモニュメントには、「リーガに初めてクリスマスツリーが登場したのは1510年です」と日本語でも記されています。
毎年11月下旬から1月初旬には、リーガ大聖堂前の広場でクリスマスマーケットも開催。ラトヴィア伝統のクリスマス料理やホットワイン、伝統工芸品など約80店が並びにぎわいます。ラトヴィアのぬくもりを感じながら、クリスマス気分に浸れます。
リーガ新市街のアルベルタ通り周辺には、建築家ミハイル・エイゼンシュテインが手掛けたユーゲントシュティール(アール・ヌーヴォー)建築が数多く残っています。20世紀初めに輝きを放った美しい装飾に注目して、上から下までじっくり眺めながら個性豊かな建築巡りを楽しみましょう。
リーガ市民に愛されるアーゲンスカルンス市場は、1898年開業、2022年にリニューアルオープン。1階には生鮮食品やお菓子などの食料品店が並び、2階はフードコート、地下はセカンドハンドショップになっています。
気ままに回りながら買い物もいいですが、英語ガイドと巡るガストロツアーがおすすめです。おいしいものが集まる市場のなかでも、特に厳選された本場の味の試食を楽しみながら、ぜひ地元の食文化を学んでみてはいかがでしょうか。
観光だけでは物足りないなら、体験型のワークショップに参加するのがおすすめです。ラトヴィアの伝統文化や自然の恵みに触れながら、それらを大切に受け継ぐリーガの地元の人との交流も、忘れられないとっておきの思い出になること間違いありません。
ラトヴィアの料理雑誌「ピエ・ガルダ! Pie Galda!」の出版社が主催している料理教室が、「テイスト・ラトヴィア Taste Latvia」。ラトヴィアのソウルフードであるライ麦パンを使ったレイヤーケーキ作り体験や、ラトヴィアの伝統料理をいただきながら、地元の食材について学んだり、ラトヴィア流のおもてなしに触れたりすることができます。
日本でも人気のボタニカルキャンドルスタジオ 「ムニオ The Munio 」で、ラトヴィアの森や草原に自生する花やハーブを使ったオリジナルキャンドル作りを体験できます。天然のソイワックスや香料のみで調香し、キャンドルの芯には天然のコットンを使用。パッケージまでエコ素材にこだわっています。環境にやさしくて、ラトヴィアの香りと自然が詰まったキャンドルは、世界にひとつしかないとっておきのおみやげになるはずです。
1974年にリーガと神戸が姉妹都市になってから50年超。神戸市の王子動物園にいるメスのアジアゾウ「ズゼ」は、阪神・淡路大震災の翌年に当時1頭しかいなかったにもかかわらず、リーガから寄贈されたそうです。リーガと神戸の絆を象徴する日本庭園「神戸園」や、リーガと神戸両都市の時刻が表示された時計台などを巡って、日本とラトヴィアとのつながりを感じてみてください。
自然に恵まれたラトヴィアは新鮮な野菜や乳製品が豊富で、ライ麦パン、じゃがいも、肉や魚、チーズにサワークリーム、豆、ベリーやキノコ、ディルなどのハーブを使い、さまざまな民族の影響を受けた多彩な料理が味わえます。伝統的な郷土料理から進化系の創作料理まで、日本人の口にも合う美食をリーガで堪能しましょう。
リーガの新市街にある人気のモダン料理店「マーサ Māsa」は、地元ラトヴィアの旬の食材を中心に、若いシェフが地中海やアジアの影響を受けた創造的な料理を提供。シェアできる前菜から、鶏肉料理や魚介などのメインまで、素材の味を活かしたひと皿をいただけます。ミシュランガイドのセレクテッドレストランにも選出。見た目も美しいオリジナルカクテルも揃っているので、料理に合う1杯も楽しめます。
ラトヴィア語で白いヤギを意味する「バルター・カザ Baltā kaza」は、リーガの旧市街にあるモダンなラトヴィア料理レストランです。地元の旬の食材を活かした料理はボリュームもあり、温かい自家製パンからスープ、メイン、デザートまで、多彩なメニューをカジュアルに楽しめます。旧市街を歩き疲れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
「コロナーデ Kolonāde」は、リーガの中心部、自由記念碑や国立オペラ座のそばの歴史的な建物内にある人気のレストランです。大きな窓やグレーズテラスから公園の景色を望める開放的な空間で、日中は明るく、夜はロマンティックな雰囲気に変わります。シェフによる季節感あふれるラトヴィア料理とヨーロッパ料理を中心に、地元食材を使った洗練されたメニューと豊富なワインリストが楽しめます。
リーガの旅の拠点なら、ラトヴィアでホテルを展開するセマラホテルグループの5つ星ホテル「グランド・ポエット・ホテル・バイ・セマラ Grand Poet Hotel by Semarah」がおすすめです。
リーガ中央駅から徒歩約15分、観光の中心となる旧市街のリーガ大聖堂までも徒歩10分ほどの好立地です。168室のエレガントな客室と20のラグジュアリースイートを備え、目の前の緑豊かな公園やリーガの街の景観も楽しめます。館内には洗練されたレストランやバーのほか、スパやウェルネスセンターを完備。プールやサウナも無料で利用でき、旅の疲れを癒やせるのもうれしいポイントです。
日本からラトヴィアへは、LOTポーランド航空で快適な空の旅を満喫しましょう。ポーランドのフラッグキャリアであるLOTポーランド航空は、ワルシャワをハブ空港にヨーロッパをはじめ世界中の都市へ運航しており、スターアライアンスに加盟しています。1929年設立の老舗エアラインで安全性も高く評価され、2026年1月に日本就航10周年を迎えました。
成田空港第1ターミナルからワルシャワ・ショパン空港までは、約14時間40分。ワルシャワ・ショパン空港からリーガ空港までは約2時間のフライトです。冬期は月曜・水曜・金曜の週3便が運航。成田空港を23:05に出発する深夜便のため、出発日は退勤後や国内線での乗り継ぎも可能です。また、リーガには昼頃までに到着するので、到着日から旅が楽しめます。
2026年夏期には成田~ワルシャワ線を増便予定。往路復路とも選択肢が増え、自分の旅のスタイルや予定に合わせて旅のスケジュールを立てることが可能です。ぜひLOTポーランド航空で快適な空の旅を計画してはいかがでしょうか。
【まだ知らない魅力の宝庫ラトヴィアへ】バルトのパリ・首都リーガでしたいことはいかがでしたか? ぜひ次のヨーロッパ旅行はラトヴィアで、世界遺産の街歩きや歴史、伝統文化、美食を体験してみてください。
※当記事は、2026年1月20日現在のものです
TEXT&PHOTO:地球の歩き方編集室 金子 久美
取材協力:ラトヴィア政府観光局、LOTポーランド航空
A30 地球の歩き方 バルトの国々 エストニア ラトヴィア リトアニア 2025~2026
Aシリーズ(ヨーロッパ) 地球の歩き方 海外
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