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【まだ知らない魅力の宝庫ラトヴィアへ】バルトのパリ・首都リーガでしたいこと

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2026年1月20日
公開日
2026年1月21日
リーガ旧市街にある「ブラックヘッド会館」

北ヨーロッパにあるバルト三国の中央に位置するラトヴィア。首都のリーガはバルトのパリといわれる美しい港町で、「リーガ歴史地区」として世界遺産にも登録。初めてでも歩きやすく、観光から歴史、伝統文化、美食まで魅力にあふれています。ぜひいつか行ってみたい、注目の旅先ラトヴィアの首都リーガで楽しみたいこと&おすすめスポットをご紹介します。

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【1】中世の面影が残るリーガ旧市街で、フォトスポットを歩く

バルト海に注ぐダウガワ川と運河に挟まれたリーガの旧市街には、ハンザ時代の教会や歴史建築が立ち並び、見どころが満載。中世の面影が色濃く残る石畳の道を歩けば、かわいいパステルカラーの建物など、シェアしたくなるフォトスポットが目白押しです。治安もよく、見どころがコンパクトにまとまっているので、徒歩で十分巡れます。

●歩いて巡りたい必見スポットはこちら

  • 夜はライトアップして幻想的な「ブラックヘッド会館」
  • 15~17世紀築のリーガ最古の石像住宅「三人兄弟」
  • 以前は向かいの大ギルドにお尻を向けていた「猫の家」
  • よく見ると屋根の上に猫のオブジェが!
  • 塔からリーガの絶景パノラマを眺めたい「聖ペテロ教会」
  • かつての「火薬塔」は現在ラトヴィア軍事博物館に

●旧市街のおすすめグルメ&買い物スポット

旧市街を散策しておなかがすいたら、リーガ大聖堂にほど近いレストラン「ネイブルグス Neiburgs」へ。3年連続ミシュランガイドのセレクテッド・レストランにも選出されていて、旬の地元産食材を使った創作ラトヴィア料理からハンバーガーまで、絶品アラカルトメニューをいただけます。

  • シーフードスープ
  • ビーフバーガー フライドポテトとベアルネーズソース添え
名称
ネイブルグス Neiburgs
URL
https://neiburgs.com/restaurant/

ラトヴィアならではのおみやげ探しなら、民族衣装と伝統クラフト雑貨の専門ショップ「セナー・クレーツ Senā klēts」へ。独特の色使いが美しいミトンは、お祭りでの装飾品や結婚式の贈り物としても大切にされてきた、ラトヴィアを代表する手仕事の逸品です。

  • ラトヴィアの民族衣装が並ぶコーナーも
  • 各地方で模様が異なるミトン。お気に入りを探そう
名称
セナー・クレーツ Senā klēts
URL
https://www.senaklets.lv/eng.php/

【2】リーガ大聖堂でパイプオルガンの音色と歴史に触れる

旧市街のシンボル、リーガ大聖堂

1211年に建設が始まり、増改築を経て18世紀後半に現在の姿になったリーガ大聖堂は、ロマネスクからバロックまでさまざまなスタイルが混在。
大聖堂を創設したアルベルト司教など、リーガの歴史が描かれた美しいステンドグラスも必見です。

中央がアルベルト司教

1883年に造られ、長いもので10メートル、6718本からなる重厚なパイプオルガンも圧巻。ぜひ約20分ほどのミニコンサートで、荘厳な音色に酔いしれましょう。

  • パイプオルガンのミニコンサートは要予約(有料)
  • 演奏中の様子がスクリーンに投影される
名称
リーガ大聖堂 Rīgas Doms
URL
https://www.doms.lv/en

【3】ツリー発祥の地でクリスマス気分に浸る

クリスマスシーズンには巨大なツリーがお目見え

クリスマスツリーの起源は諸説ありますが、1510年にブラックヘッドの商人ギルドが広場に木を飾り、祝祭の後に燃やしたのが始まりだといわれています。ブラックヘッド会館前にあるツリー型のモニュメントには、「リーガに初めてクリスマスツリーが登場したのは1510年です」と日本語でも記されています。

  • 大きなクリスマスツリーの手前にモニュメントが
  • こちらがツリー型のモニュメント

毎年11月下旬から1月初旬には、リーガ大聖堂前の広場でクリスマスマーケットも開催。ラトヴィア伝統のクリスマス料理やホットワイン、伝統工芸品など約80店が並びにぎわいます。ラトヴィアのぬくもりを感じながら、クリスマス気分に浸れます。

  • 赤いリボンが印象的なアーチ前は人気の撮影スポット
  • 大聖堂もライトアップして雰囲気満点
  • 定番のホットワインで温まりたい
  • ルバーブのボトルワインもおすすめよ
  • ラトヴィアの薬草酒「リーガブラックバルザム」のドリンク
  • デポジット制のカップは返却すると€2返金

【4】美しいユーゲントシュティール建築を巡る

1903年建築。中央の銀のモニュメントは近年追加されたもの

リーガ新市街のアルベルタ通り周辺には、建築家ミハイル・エイゼンシュテインが手掛けたユーゲントシュティール(アール・ヌーヴォー)建築が数多く残っています。20世紀初めに輝きを放った美しい装飾に注目して、上から下までじっくり眺めながら個性豊かな建築巡りを楽しみましょう。

  • ユーゲントシュティール建築が並ぶアルベルタ通り
  • エリザベテス通り33番地は1901年建築
  • なでると美しくなるというジンクスのスフィンクス像
  • ユーゲントシュティール博物館のらせん階段にも注目
  • 博物館ではインテリアに釘付け
  • 20世紀初頭の衣装で記念撮影もできる(有料)
名称
ユーゲントシュティール博物館 Rīgas Jūgendstila centrs
URL
https://www.facebook.com/RigaArtNouveau/

【5】アーゲンスカルンス市場でラトヴィアの食文化を学ぶ

レンガ造りのアーゲンスカルンス市場

リーガ市民に愛されるアーゲンスカルンス市場は、1898年開業、2022年にリニューアルオープン。1階には生鮮食品やお菓子などの食料品店が並び、2階はフードコート、地下はセカンドハンドショップになっています。

天井が高く開放的な市場内

気ままに回りながら買い物もいいですが、英語ガイドと巡るガストロツアーがおすすめです。おいしいものが集まる市場のなかでも、特に厳選された本場の味の試食を楽しみながら、ぜひ地元の食文化を学んでみてはいかがでしょうか。

  • ガストロツアーは毎週木曜11時~所要1時間、€35(要予約)
  • スモークポークは持ち帰りたくなるおいしさ
  • 長い冬に野菜を保存できる ピクルスはバリエ豊富
  • 夏至祭に欠かせない伝統的なチーズも
  • パプリカのマリネがのったサバの燻製はピザのよう
  • 乳製品が豊富なラトヴィアはアイスもおいしい
名称
アーゲンスカルンス市場 Āgenskalns Market
URL
https://www.agenskalnatirgus.lv/

【6】ラトヴィアのぬくもりに触れるワークショップに参加する

テイスト・ラトヴィアの講師のリーヴァ・カールクレ・ウペニエツェ Līva Kārkle-Upenieceさん

観光だけでは物足りないなら、体験型のワークショップに参加するのがおすすめです。ラトヴィアの伝統文化や自然の恵みに触れながら、それらを大切に受け継ぐリーガの地元の人との交流も、忘れられないとっておきの思い出になること間違いありません。

●ラトヴィアの伝統料理や食材を学ぶ料理教室「テイスト・ラトヴィア Taste Latvia」

  • 砕いたライ麦パンとブラウンシュガーをフライパンで加熱
  • ベリーを散らしたら、ライ麦パンのレイヤーケーキが完成!
  • ホースラディッシュ入りクリームをのせたヤツメウナギ
  • 卵入りスイバのスープ
  • ゆでた赤えんどう豆に炒めたベーコンと玉ねぎをかけていただく
  • バターとディルであえた新じゃが、サワークリームとハーブ入りカッテージチーズ、季節の地魚料理

ラトヴィアの料理雑誌「ピエ・ガルダ! Pie Galda!」の出版社が主催している料理教室が、「テイスト・ラトヴィア Taste Latvia」。ラトヴィアのソウルフードであるライ麦パンを使ったレイヤーケーキ作り体験や、ラトヴィアの伝統料理をいただきながら、地元の食材について学んだり、ラトヴィア流のおもてなしに触れたりすることができます。

名称
テイスト・ラトヴィア Taste Latvia(参加費€65、要予約、催行は16人以上~)
URL
https://www.piegalda.lv/taste-latvia/ 

●「ムニオ The Munio」でラトヴィアの香りが詰まったオリジナルキャンドル作り体験

  • 創業者のエリーナ・チーマ Elīna Čīmaさんが経営していたカフェで使うため、キャンドル作りをスタート
  • ボタニカルローズの香りが詰まったローズピラーキャンドル
  • 花やハーブをお好みで型に並べたら、ソイワックスを注ぐ
  • ソイワックスが固まったら完成!完成したキャンドルは専用ボックスに入れて持ち帰れる

日本でも人気のボタニカルキャンドルスタジオ 「ムニオ The Munio 」で、ラトヴィアの森や草原に自生する花やハーブを使ったオリジナルキャンドル作りを体験できます。天然のソイワックスや香料のみで調香し、キャンドルの芯には天然のコットンを使用。パッケージまでエコ素材にこだわっています。環境にやさしくて、ラトヴィアの香りと自然が詰まったキャンドルは、世界にひとつしかないとっておきのおみやげになるはずです。

名称
ムニオ The Munio(ワークショップの参加費は€20~、要予約)
URL
https://www.themunio.com/

【7】リーガと神戸の強い絆を知る

日本庭園「神戸園」

1974年にリーガと神戸が姉妹都市になってから50年超。神戸市の王子動物園にいるメスのアジアゾウ「ズゼ」は、阪神・淡路大震災の翌年に当時1頭しかいなかったにもかかわらず、リーガから寄贈されたそうです。リーガと神戸の絆を象徴する日本庭園「神戸園」や、リーガと神戸両都市の時刻が表示された時計台などを巡って、日本とラトヴィアとのつながりを感じてみてください。

ラトヴィア共和国の独立回復を祝して神戸市が贈呈した時計台

【8】ラトヴィアの美食を堪能する

自然に恵まれたラトヴィアは新鮮な野菜や乳製品が豊富で、ライ麦パン、じゃがいも、肉や魚、チーズにサワークリーム、豆、ベリーやキノコ、ディルなどのハーブを使い、さまざまな民族の影響を受けた多彩な料理が味わえます。伝統的な郷土料理から進化系の創作料理まで、日本人の口にも合う美食をリーガで堪能しましょう。

●リーガのおすすめレストラン3選

リーガの新市街にある人気のモダン料理店「マーサ Māsa」は、地元ラトヴィアの旬の食材を中心に、若いシェフが地中海やアジアの影響を受けた創造的な料理を提供。シェアできる前菜から、鶏肉料理や魚介などのメインまで、素材の味を活かしたひと皿をいただけます。ミシュランガイドのセレクテッドレストランにも選出。見た目も美しいオリジナルカクテルも揃っているので、料理に合う1杯も楽しめます。

トラウトのベリーポン酢やチキンレバーのパテなどの各種前菜
  • ラトビア産牛ほほ肉ポレンタ ペコリーノロマーノ
  • パイクパーチのソテー ズッキーニのピクルスとパセリソース添え
  • そば粉のはちみつケーキ バニラサワークリームとキャラメルソース添え
バーカウンターも完備
名称
マーサ Māsa
URL
https://masariga.lv/

ラトヴィア語で白いヤギを意味する「バルター・カザ Baltā kaza」は、リーガの旧市街にあるモダンなラトヴィア料理レストランです。地元の旬の食材を活かした料理はボリュームもあり、温かい自家製パンからスープ、メイン、デザートまで、多彩なメニューをカジュアルに楽しめます。旧市街を歩き疲れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

  • ビーフストリップロインステーキ 玉ねぎとナッツのクリーム、ローストブロッコリーニ、ローズマリーのジュ添え
  • 焼きチョウザメのフィレ カリフラワークリーム、醤油とサワークリームのソース、コールラビのマリネ添え
  • ゴートチーズクリーム ミルクパウダーとドライクランベリー添え
テラス席もある「バルター・カザ Baltā kaza」
名称
バルター・カザ Baltā kaza
URL
https://www.instagram.com/baltakaza.riga/

「コロナーデ Kolonāde」は、リーガの中心部、自由記念碑や国立オペラ座のそばの歴史的な建物内にある人気のレストランです。大きな窓やグレーズテラスから公園の景色を望める開放的な空間で、日中は明るく、夜はロマンティックな雰囲気に変わります。シェフによる季節感あふれるラトヴィア料理とヨーロッパ料理を中心に、地元食材を使った洗練されたメニューと豊富なワインリストが楽しめます。

  • タコのスパイシーパンプキンクリーム添え
  • 黒タラのフィレと車エビのリゾット マスのキャビアとケッパー、ビスク添え
  • ラズベリーヨーグルトクリームケーキ
夜はライトアップしてロマンティックな「コロナーデ Kolonāde」
名称
コロナーデ Kolonāde
URL
https://kolonade.lv/en/

【ホテル】リーガ旅の拠点にしたいおすすめホテル

©︎Grand Poet Hotel by Semarah 2018年開業の「グランド・ポエット・ホテル・バイ・セマラ Grand Poet Hotel by Semarah」

リーガの旅の拠点なら、ラトヴィアでホテルを展開するセマラホテルグループの5つ星ホテル「グランド・ポエット・ホテル・バイ・セマラ Grand Poet Hotel by Semarah」がおすすめです。
リーガ中央駅から徒歩約15分、観光の中心となる旧市街のリーガ大聖堂までも徒歩10分ほどの好立地です。168室のエレガントな客室と20のラグジュアリースイートを備え、目の前の緑豊かな公園やリーガの街の景観も楽しめます。館内には洗練されたレストランやバーのほか、スパやウェルネスセンターを完備。プールやサウナも無料で利用でき、旅の疲れを癒やせるのもうれしいポイントです。

  • ©︎Grand Poet Hotel by Semarah スタンダードルーム
  • ©︎Grand Poet Hotel by Semarah サウナを完備したスパも無料で利用できる(要予約)
名称
グランド・ポエット・ホテル・バイ・セマラ Grand Poet Hotel by Semarah
URL
https://grandpoet.semarahhotels.com/en/

【フライト】LOTポーランド航空でラトヴィアへ快適な空の旅

©︎LOTポーランド航空 「LOT」はポーランド語で「飛ぶ」という意味

日本からラトヴィアへは、LOTポーランド航空で快適な空の旅を満喫しましょう。ポーランドのフラッグキャリアであるLOTポーランド航空は、ワルシャワをハブ空港にヨーロッパをはじめ世界中の都市へ運航しており、スターアライアンスに加盟しています。1929年設立の老舗エアラインで安全性も高く評価され、2026年1月に日本就航10周年を迎えました。
成田空港第1ターミナルからワルシャワ・ショパン空港までは、約14時間40分。ワルシャワ・ショパン空港からリーガ空港までは約2時間のフライトです。冬期は月曜・水曜・金曜の週3便が運航。成田空港を23:05に出発する深夜便のため、出発日は退勤後や国内線での乗り継ぎも可能です。また、リーガには昼頃までに到着するので、到着日から旅が楽しめます。

  • ©︎LOTポーランド航空 エコノミークラスの機内。座席にUSBポートも完備
  • ©︎LOTポーランド航空 笑顔のあたたかいおもてなしもうれしい
  • 機内食もおいしい。アルコールや各種ドリンクも用意されている(エコノミークラスの一例)
  • 日本路線は温かい機内食を2回いただける(エコノミークラスの一例)

2026年夏期には成田~ワルシャワ線を増便予定。往路復路とも選択肢が増え、自分の旅のスタイルや予定に合わせて旅のスケジュールを立てることが可能です。ぜひLOTポーランド航空で快適な空の旅を計画してはいかがでしょうか。

名称
LOTポーランド航空
URL
https://www.lot.com/jp/ja

【まとめ】

【まだ知らない魅力の宝庫ラトヴィアへ】バルトのパリ・首都リーガでしたいことはいかがでしたか? ぜひ次のヨーロッパ旅行はラトヴィアで、世界遺産の街歩きや歴史、伝統文化、美食を体験してみてください。

※当記事は、2026年1月20日現在のものです

TEXT&PHOTO:地球の歩き方編集室 金子 久美
取材協力:ラトヴィア政府観光局LOTポーランド航空

ガイドブックの画像

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