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Vol.03 前編 藤原大祐 Interview「パスポートのスタンプが埋まるくらい世界中を旅してきました」~MY TRAVEL STORY~

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2026年4月10日
公開日
2026年4月10日

いま旬の“あの人”が「旅」をテーマに語るインタビュー連載。第3回は、俳優やアーティストとして活動されている藤原大祐さん。海外旅行経験が豊富な藤原さんが、これまでの思い出の国や、映画『(LOVE SONG)』の撮影で訪れたタイでのエピソードなどを語ります。

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――藤原さんは小さい頃からよくご家族で旅行されていたそうですね。

そうですね。更新前のパスポートは出入国のスタンプを押す場所がないくらいページが埋まっていました。父の仕事の関係で訪れた場所もありますし、母とふたりで旅行することもたくさんあって年に5、6ヵ国は旅行していたと思います。行くときは、毎回本当に『地球の歩き方』を買っていたんですよ。これを買うことで行く前からモチベーションを上げるというか、お守りみたいにしていました。

――思い出に残る家族旅行といえばどこでしょう。

いろいろありますけど、パリには5、6回行きました。僕、赤ちゃんのときに初めて立てるようになったのがパリなんです。それまではハイハイやベビーカーに乗っていたのに、突然、パリで立ってベビーカーを押し始めたと両親に聞かされて(笑)、パリは藤原家の思い出の地になっています。最後にパリに行ったのは中学生ぐらいのときだったかな。刻んだ生の牛肉を味わう“タルタル”がすごくおいしくて、それをテラスで食べているとすごく優雅な気分になれたことが印象に残っています。当時はお酒が飲めなかったので、今行ったらきっとまた新たな楽しみ方ができそう。美術館巡りもしてみたいし、カッコイイ建造物が並ぶ街並みもじっくり味わいたいです。

2007年パリでの写真(本人提供)

――学生時代はオーストラリアにホームステイもされたそうですね。

小学生のとき、現地の学校に通うプログラムに参加する形でブリスベンに2週間滞在しました。朝ごはんに毎回、ハッシュドポテトを出してくれるんですよ。食べ放題なくらい大量に焼いてくれてすごくおいしくて、でもあまりに食べ過ぎて4日目ぐらいには飽きていたことを覚えています(苦笑)。昼間は学校に通うので観光地には行っていませんが、とにかく緑が多い場所という印象でしたね。公園もどれもとんでもなく大きくて、世田谷公園の10倍はあって!(笑) 海沿いでバーベキューしたことも思い出です。オーストラリアはとても気に入ったので、その後も旅行で二度、ブリスベンとシドニーにも行きました。

――ロサンゼルスにも短期留学されていますよね。

中学生のときです。あるとき両親が「夏休みはどうするの?」と聞いてきて、僕がたいした答えをもっていなかったから「だったら時間ももったいないし、(留学に)行って!」と言われて、気づいたらロサンゼルスに飛ばされていました(笑)。オーストラリアのときは学校の友達もいましたが、一人で行く海外はこのときが初めてで。さすがにちょっと緊張しましたが、今思うとありがたい経験だったなと思います。

――ロサンゼルスにはどんな思い出がありますか。

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の寮に入って、ブラジル、ヨーロッパ、東南アジアなどいろいろな国の中高生と一緒に授業を受けました。たまたま日本人は僕ひとりでしたね。僕は背が170㎝くらいしかなかったけど、周りはみんな185㎝ほどあって見た目が怖いんですよ。そのうえ向こうは音楽文化なので、みんな肩に掛けたスピーカーから爆音を流しながら歩くんです。最初は“やばい世界に来た”って思いましたね(笑)。でも、たまたま授業が一緒だった子がそのスピーカーを持ったグループで、「タイユもうちのグループに来なよ」みたいに言われ、僕もその流れに乗るしかなくて。それで滞在3日目あたりから僕もそのグループの先頭を歩くようになっていました(笑)。でも結果、すごく楽しく過ごせましたね。寮では何人かと同じ部屋で過ごすんですが、その部屋割りもかなり自由で、楽しくなかったらすぐに変えていいんですよ。その子と同じ部屋にするために僕も部屋移動したりして、寮の中もすごく楽しかったですね。
――順応性がすばらしいです。ロサンゼルスは楽しめましたか?

休日もあったのでハリウッドやベニスビーチにも行ったし、夜中に寮を抜け出したこともあります。当時からロサンゼルスにはシェアリングの電動キックボードがたくさんあって、向こうはポートがないからほぼ乗り捨て。あちこちに転がっているキックボードを借りて夜中に走り回ったりしていました。帰ると先生が待ち構えていて、「お前たち、抜け出したな!」ってめっちゃ怒られたことも懐かしい思い出です(笑)。

 

2015年サンフランシスコでの写真(本人提供)

――ほかに印象深い国といえばどこでしょう。

僕がいちばん訪れている場所はタイですね。仕事でも映画とカレンダーの撮影で2回行っていますし、僕が仕事を始めるまでは、毎年、年末は母とタイに行くのが恒例になっていたんです。母が辛い物好きというのもあったし、年末のタイは暖かくて過ごしやすいですからね。当時は物価も今よりずっと安くて手軽に行ける場所だったというのもあります。

――お仕事でタイに行かれたのは、映画『(LOVE SONG)』の撮影ですよね。

僕はずっとタイで撮影しまして、2週間ほど滞在しました。向こうの労働基準にのっとって撮影が行われていたために3日に1日ほどお休みがあったんですよ。(Snow Manの)向井康二くんとは、以前ドラマ『リビングの松永さん』で共演させていただいていたので、タイ滞在中もとても仲良くさせていただいて、休みの日には一緒にいろんなところに行きました。それこそショッピングモールを回ったりごはんを食べに行ったり。康二くんは行ったお店で現場の方への差し入れをめっちゃ買うんですよ! 「これええやん。現場のみんなに買ったらええな」って信じられない量のお土産を買っていて、僕は“休みの日でもそんなことするんだ~。カッコいいな”と思いながら見ていました。ごはんは何を食べてもおいしかったです。パッタイもガパオもトムヤムクンも、やっぱり本場の物は日本とは使われているスパイスが違うみたいなんですよね。

――何度もタイに訪れている藤原さんと向井さんならではの楽しみ方はありますか。

観光地にはそんな行かないかもしれないですね。日本でオフを過ごすときと同じように、ふらふらと歩いてよさげなお店を見つけたらそこに入って……という感じでした。まずはバンコクの(街の中心地と呼ばれる)サイアム近くまで行って、お土産を買って裏路地でごはん屋さんを探すというパターンが多かったですね。

 

――藤原さんは旅先でどんなお土産を買いますか?

基本は食べ物ですかね。タイはインスタント系の食品はどれもおいしいんですよ。日本にはない規格外の辛さの商品もあるのでそういうのを買ったり。それと本当に仲のいい人にはちょっと変なキーホルダーとか、変な靴下、ダサいTシャツなんかを買いました(笑)。

――昨年は韓国にも行かれたそうですね。

韓国は4度目かな。近くて国内旅行と同じくらいの時間で行けちゃうので、ここ最近は1年に一度は行ってます。海外でありながらも日本に近い文化もある韓国は、いろんな意味で手軽で、旅行も直前に決めることがほとんどですね。友達に電話で「明日空いてる?」と聞いて、1日半空いているようなら即、決行という感じ。韓国行きが決まったらまずは現地で行きたいお店、食べたい物をひとつだけ決めて、そこへ向かいがてら、あちこち寄り道していくみたいなことが多いです。基本、ガチガチに予定を決めるよりも1~2個テーマを決めて、その周りをお散歩しながら気になったお店にふらっと入るのが好きで。ときには街行く人に「いいお店知ってる?」と聞いたりすることもあります。韓国では結局、最後は知らない人と一緒にごはんを食べていました(笑)。

――もう言葉には不自由しない感じですか?

そうですね。気づいたら困らないようになっていて、韓国では僕は英語で、友達は韓国語でコミュニケーションをとっていました。自分から話しかけたり、話しかけられたり。わりとどこに行っても気づいたら現地の人としゃべっています。ただ、そうやって調べずに行くので、お店の名前を覚えないんですよね(苦笑)。僕にとっては“どこのお店に行くか”よりも、そこまでの道のりを“どう行くか”が大事で。調べてお店を予約して……という流れはそれはそれですばらしいけれど、僕はそれよりもたまたま見つけたものが、“すてきだった”“おいしかった”というのに価値を感じるんです。例えば、『地球の歩き方』でその土地の文化の情報を取り入れたら、“とりあえずここに行こう”という目的をひとつ決めてその後はあまり調べないようにします。でも“このままじゃおもしろくなさそうだな”という展開になったら再びちょっとだけ地図を見て……というふうにするので、それが最初にお話した『地球の歩き方』の“お守りみたいな使い方”につながってます。

――活用していただきありがとうございます! 韓国はどの辺りを回りましたか。

ソウルの明洞や聖水ですね。でも、気づいたら知らない街にいることもありました(笑)。タクシー移動で目的の場所とは違うところに降ろされることもあって、「マジかよ!」と言いながらその周りを楽しく散歩していました。

2009年ハワイでの写真(本人提供)

――そういった旅の経験が、俳優や音楽活動に生きていると感じる部分はありますか。

旅で偶発性を楽しむことができているからこそ、この仕事を続けられているのかなという気もします。決して安定感のある仕事ではないわけで、それでも日々の出会いや奇跡に感謝をしながら楽しめているのは、自分のそういうルーツにあるのかもしれないなと。いつも旅するような感覚で仕事をしているのかもしれないです。

▶インタビューの後編は4月17日(金)に公開します!

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【応募締切】
2026年5月1日(金)23:59まで

【応募方法】
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感想のコメントもお待ちしております。

※応募規約についてはこちらをご確認ください。
https://www.arukikata.co.jp/webmagazine/365060/

Profile

藤原大祐(ふじわら・たいゆ)

2003年10月5日生まれ、東京都出身。2019年より芸能活動を開始し、ドラマ『リビングの松永さん』『柚木さんちの四兄弟。』『ちはやふる-めぐり-』『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』や、映画『俺ではない炎上』『(LOVE SONG)』などに出演。2022年からはシンガーソングライターとしてアーティスト活動も開始し、2026年4月には東京と大阪でワンマンライブを開催。2026年10月にもワンマンライブ「TAIYU FUJIWARA ONE-MAN LIVE 2026 “HOPE”」を控える。

藤原大祐 公式サイト
https://taiyufujiwara.com/
YouTube
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●staff
PHOTO/小澤正朗 TEXT/土屋華夏

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