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老舗の名物から、クチコミで評判のスイーツ、食ツウも喜ぶ洗練された味わい、港町らしさ漂う雑貨まで――神戸ならではの魅力をぎゅっと凝縮! 初めての人もリピーターも選びやすい17品を厳選しました。旅の思い出にも自分へのごほうびにも、ぴったりの神戸土産はこちらです。
日本で初めてバウムクーヘンを焼いたカール・ユーハイム氏が創業したドイツ菓子店ユーハイムの特製バウムクーヘンは、誰もが納得するおいしさ。食品添加物に頼らず、選び抜いた素材を使い、職人がていねいに焼き上げています。特に、大きなバウムクーヘンをその場でカットする「切りたてバウムクーヘン」はぜひ味わいたい一品。削ぐように切ることで断面がなめらかになり、しっとりした食感を楽しめます。1個からでも購入可能です。
ユーハイム 神戸元町本店
「これぞ神戸」というお土産なら、1897(明治30)年創業の神戸凮月堂の「ゴーフル」で決まり。薄く焼き上げた軽やかな生地に口どけのよいクリームをサンドした、2027年に誕生100周年を迎える王道の一品です。サイズ展開が豊富で、自宅用にもギフトにも選びやすいのが魅力。神戸の象徴的な風景が缶にデザインされたミニゴーフルも人気です。食べ終わったゴーフル缶を小物入れに使うのは、神戸市民の“あるある”です。
神戸凮月堂 元町本店
「神戸プリン」は、3年間の試行錯誤を重ね、1993(平成5)年に誕生して以来、変わらぬ味わいで人々を魅了し続けている、神戸を代表するお土産。なめらかな口どけがクセになる一品で、卵と生クリームの深いコクのなかに、ほんのりと柑橘系の風味が広がります。別添のカラメルソースをかければ、さらにおいしさが引き立ちます! 新神戸駅や三ノ宮駅など市内の主要駅、神戸空港やサービスエリアの売店などで購入可能です。
トーラク
老祥記は1915(大正4)年創業で、豚まんの元祖と呼ばれる老舗です。豚と牛のあいびきミンチに青ネギを加え、醤油で味付けしたあんを独自の皮で包んだ豚まんは、2~3個は軽く食べられるサイズ。行列が絶えず、「老祥記の行列」は南京町の名物といえるほどですが、10:00~11:00と17:25~18:15は比較的すいていてねらい目! 冷えた場合は、強火で10分ほど蒸し直すとおいしく食べられます。
老祥記
約300店が軒を連ねる神戸元町商店街で、1939(昭和14)年の創業以来、地元で愛されてきた花見屋のあられ。国産もち米を使い、熟練した職人が焼き上げるあられは、添加物を使わない素朴で飽きのこない味わいが魅力です。看板商品の「お好」やピリリと辛い「七味」、手のひらサイズの「特大角」など、種類豊富な商品を量り売りしていて、贈答用の詰め合わせも人気。お店の人との会話も、店を訪れる楽しみのひとつです。
花見屋 神戸 元町本店
1924(大正13)年創業のフロインドリーブは、日本にドイツパンを広めたとされるベーカリー。初代ハインリッヒ・フロインドリーブ氏と妻・ヨンさんの歩みは、連続テレビ小説のモデルになったことで知られています。神戸市民が「絶対喜ばれる」と太鼓判を押すのが同店の焼き菓子。ドイツで縁起がよいとされる豚の耳をモチーフにしたハート形のパイ「ミミ」やミックスクッキーは、コクのあるバターを贅沢に使った人気の品です。
フロインドリーブ FREUNDLIEB
ドイツ語で「勝利の王冠」を意味するケーニヒスクローネは、防腐剤を使わず、厳選した材料だけでスイーツを作るドイツ菓子専門店です。看板商品は、1本ずつ手巻きで作るサクサクのパイにカスタードクリーム、つぶあんを詰めた「クローネ」。持ち帰りもできますが、パイの食感を楽しむため当日中に味わうのがおすすめです。秋から春にかけては本店限定でチョコをかけた「チョコクローネ」が登場するので、こちらもチェックを。
ケーニヒスクローネ 御影本店
1877(明治10)年創業の和洋菓子店・本髙砂屋。「髙砂きんつば」は、100年以上にわたり焼きたてのおいしさを守り続ける逸品です。ていねいに手選別した北海道産あずきの本来のおいしさを最大限に引き出すため、使用する水の硬度にもこだわって炊き上げ、さらに独自配合のオリジナル小麦粉を使用しています。職人が一つひとつ手焼きで仕上げ、できたてならではのまろやかな口当たりと上品な甘さで長年愛され続けています。
本髙砂屋 元町本店
手に入りにくいことから“幻のクッキー”とも称されるmaman et fille(マモン・エ・フィーユ)の「フレンチビスキュイ」。使用しているのは発酵バター、小麦粉、卵、砂糖というシンプルな素材ながら、芳醇なバターの香りと小麦粉の豊かな風味が際立つ一品です。パリで腕を磨いたパティシエによる菓子はどれも評判が高く、クチコミで人気が広がっています。店名はフランス語で「母と娘」を意味します。
maman et fille マモン・エ・フィーユ
原料から調合まで妥協を許さず、誰からも愛されるチョコレートを追及するMon Loire(モンロワール)。その代名詞が「リーフメモリー」です。木の葉形のチョコレートで、巾着の中にミルク・ホワイト・モカなど異なる3つの味が入っています。季節限定フレーバーのほか、ちょっとした贈り物に便利なプチパックや家庭用のサービスサイズも展開。本店は阪急岡本駅南口からすぐの場所にあり、高級感のある店構えが印象的です。
Mon Loire モンロワール 岡本坂本店
川上商店は室町時代の1559(永禄2)年に創業した歴史ある佃煮専門店です。細かく刻んだ昆布とシイタケ、ちりめんに、有馬名産の有馬山椒の実を加えて炊き上げる「有馬煮」は、看板商品のひとつ。さらに、刻んだ山椒の木の皮を醤油でじっくり炊いた、ピリリとした辛さがクセになる珍味「辛皮(からか)」など、個性的な品が揃います。昔ながらのかまどで炊き上げる製法が生む伝統の味わいは、贈答用にも最適です。
川上商店
明治時代創業の精肉店・辰屋は、神戸ビーフのおいしさを最大限に引き出す方法を探求しています。肉を新鮮なまま味わうのも魅力的ですが、お土産には日持ちする加工品が便利。厚めにカットして肉らしい食感を楽しめる「神戸牛 佃煮」は、厳選した調味料とショウガで炊き上げたジューシーな味わいが特徴。また、神戸ビーフ特有の甘い脂の香りを生かしつつ、山椒を利かせてあっさりと仕上げた「神戸牛 しぐれ煮」も人気です。
神戸元町辰屋
開港以来ハイカラ文化が育まれた神戸は、趣のある喫茶店が多いことでも知られています。そのひとつ、長田区で1970(昭和45)年に創業した神戸珈琲物語では、焙煎コーヒー豆の販売も行っていて、名店の味と香りを自宅でも楽しめます。より気軽に味わうなら、お湯を注ぐだけで入れられるドリップパックがおすすめ。風見鶏の館や神戸ポートタワーなど、神戸を象徴する景色をスタッフが手描きしたパッケージはギフトに最適です。
神戸珈琲物語 上池田本店
豊かな自然と優れた水質に恵まれた六甲山麓に根ざし、世界中に最高の体験を提供するためにおいしさを追求し続ける六甲ビール。白ワインやマスカット、ライチのようなさわやかな香りが夏にぴったりの「SAISON」、地元・神戸の山田錦を仕込みに使い、米由来の芳醇な風味とホップの香りを楽しめる「BAYALE」などの定番商品を展開しています。季節の素材を生かしたシーズナルクラフトビールも見逃せません。
六甲ビール醸造所 第2工場Bottle Shop
神戸タータンは神戸開港150年を記念して2017年に誕生し、神戸の町をイメージした青・赤・緑・白・灰色の5色を、スコットランド伝統のチェック柄で表現したデザインパターン。アパレルやアクセサリー、文房具など幅広い商品に採用されています。レザーブランドショップSTUDIO KIICHIでも、神戸タータンを取り入れたハンカチやポーチなどの小物を販売。日常に神戸タータンを取り入れてみるのもすてきです。
STUDIO KIICHI スタジオ キイチ
ウミキリンは、神戸をモチーフに描きおろしたイラストをTシャツやエコバッグなどにデザインするアパレルブランド。神戸っ子におなじみの鉄道や兵庫県警などとのコラボも多く、オリジナリティあふれるアイテムが揃います。なかでも、着用者同士が横に並ぶと絵柄がひとつにつながって見える「つながるTシャツ」シリーズが人気。ブランド名は、神戸港でコンテナを荷下ろしするガントリークレーン(通称キリン)に由来します。
ウミキリン ショップ&アトリエ
明治時代創業の老舗文房具専門店・ナガサワ文具センターが2007年に販売を開始したインク「Kobe INK 物語」。シリーズ名の通り、六甲山系の緑をイメージしたグリーンや旧居留地のノスタルジックな風景を思わせるセピアなど、神戸の風景を映した色合いが話題を呼び、次々と新色が登場しています。万年筆文化が下火になりつつある今、旅情を誘うインクを使い、あえて手書きで気持ちを伝えてみるのはいかが。
ナガサワ文具センター 本店
TEXT: 野副美子(『地球の歩き方 神戸市』編集担当)
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