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墨田区には喜ばれる個性豊かなお土産がいっぱい。北斎や相撲、忠臣蔵など、すみだゆかりの文化を感じるスイーツから、江戸・明治時代から向島で愛され続ける老舗の和菓子、職人の技が生みだす見事な逸品まで、ジャンルもさまざまです。編集部がおすすめするお土産13選をご紹介します。
オーナーは都内有名店や海外ブランドのシェフパティシエを経て独立。モンブランなどの定番ケーキや、米粉を使ったスポンジのショートケーキなど、一流の味と美しいデザインを楽しめる12種類以上のケーキが店頭を彩っています。特におすすめなのは、すみだにゆかりのある北斎が描いた「冨岳三十六景」のうち、「赤富士」と呼ばれる「凱風快晴」、「黒富士」と呼ばれる「山下白雨」をそれぞれイメージした美しいケーキです。
La croisée ラ クロワーゼ
パリのチョコの祭典「サロン・デュ・ショコラ」サンクタブレット(5つ星)獲得店で日本人初の修業をした、川路さとみ氏が2017 年に開いた墨田区初のチョコレート専門店。和の文様と日本素材で「和ショコラ」を発信しています。ショーケースには、北斎の「冨嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」などが彩られた美しいショコラも並んでいます。
ショコラティエ川路
明治時代に果物店として創業し、2代目が考案した「あんこあられ」を機に、力士モチーフのお菓子やグッズを扱う土産物店となった「両国國技堂」。なかでも定番の人気商品が、米粉で作ったクッキーでホワイトチョコを挟んだ「土俵サブレ」。現在3代目が切り盛りする国技館通り沿いのお店には、さまざまなオリジナル商品が並び、大相撲の本場所中は特に多くの人でにぎわいます。
両国國技堂
1869(明治2)年創業の和菓子店。明治神宮や靖国神社にも奉納される確かな味で、甘すぎないあんこが好評です。店名の「大川」は隅田川のこと。すぐ近くには、忠臣蔵の舞台となった吉良邸跡があり、それにちなんだ「忠臣蔵の吉良まんじゅう」も販売。きな粉あんと白あんを混ぜた珍しいあんこを薄皮で包んだまんじゅうで、表面に焼き印が入っています。
両国大川屋
1951(昭和26)年創業の人形焼の名店。先代が鶏卵卸問屋で卵にこだわりがあったため、九十九里産の卵「紅」と蜂蜜を使用し、毎朝店頭で焼き上げています。人形焼の形は4種類あり、そのうち「狸」は墨田区に伝わる「本所七不思議」のなかの「置行堀(おいてけぼり)」を、「太鼓」は「津軽の太鼓」をモチーフにしたものです。包装紙も、漫画家で江戸文化研究家の宮尾しげをの「本所七不思議」の絵が使われています。
山田家本店
1717(享保2)年創業で、浮世絵にも描かれる桜もちの老舗。初代・山本新六が、墨堤の土手に残る大量の桜の葉を、樽の中で塩漬けにして餅を包む「関東風桜もち」を考案したのが始まりで、以来変わらぬ製法で伝統の味を守り続けています。手焼きしたもちで、北海道産あずきを使用したあんこを包み、オオシマザクラの葉にくるまれた桜もちは絶品。
長命寺桜もち
江戸時代末期、植木職人だった外山佐吉が開いた茶屋が始まり。店名は在原業平の和歌「名にし負はば いざ言問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」に由来しています。竹久夢二、幸田露伴などの文人墨客も常連だったという老舗の名物は、米粉を餅状にして3色のあんで包んだ「だんご」。しっとりとなめらかな口どけと上品な甘さで長く愛されています。
向島 言問団子
創業は1869(明治2)年。当時は隅田川の渡し舟で往来する人のために草餅を出す茶店でした。現在は「あんいり」「あんなし」の2種類があり、「あんなし」にはきな粉と蜜が付くので、「草餅」のくぼみの部分にかけて食べるようになっています。濃い緑色の餅にはふんだんにヨモギが使われていて香り豊かです。添加物不使用なので賞味期限は当日。
向島 志゙満ん草餅
1899(明治32)年創業の廣田硝子から独立した江戸切子専門店。常時約350点を展示販売し、窓越しに職人の作業を見学できるのも見どころです。江戸切子は江戸時代後期に誕生し、色被せガラスの表面を削り、光り輝く繊細な和の紋様を描き出す美しい伝統的工芸品。江戸切子のカット体験でオリジナルグラスを制作することも可能です。
すみだ江戸切子館
墨田・葛飾界隈で大正時代初期から続いている、木箸づくりの伝統を受け継ぐ工房。五角・七角・八角などの多面箸製造の元祖でもあり、箸先3cmのつまみやすさまでこだわっています。黒檀をはじめとする希少材を用いた箸から、納豆・豆腐用といった特化型の箸まで幅広く取り扱っているので、希望のものがきっと見つかるはず。
江戸木箸大黒屋
「松山油脂」は1908(明治41)年に雑貨商として創業後、1946年(昭和21)年に石鹸の製造を始めました。現在は、スキンケア・ボディケア・ヘアケア製品を揃えた「Mマークシリーズ」や「リーフ&ボタニクス」、スキンケアに特化した「肌をうるおす保湿スキンケア」などを展開。毎日使い続けられる品質と価格のデイリープロダクトを作っています。
松山油脂
「産地」と「職人」をつなぐデザイン会社が手がけるショップ。日本各地の町工場や職人と共同開発した品々が並び、単なるセレクトショップとは一線を画しています。愛知の瀬戸物職人が型を手彫りしてニットの編み目を表現したカップや、鯖江の眼鏡の技術を応用したカラフルな耳かきなど、意外な組み合わせから生まれた名品も。金継ぎやつまみ細工など、ワークショップやトークイベントも不定期で開催。
コトモノミチ at TOKYO
1951(昭和26)年から続くカットソー工場「中橋莫大小(なかはしめりやす)」によるルームシューズ専門店。編み地の伸縮性を生かし、靴下のフィット感とスリッパの気軽さを両立した新感覚の履き物を、一つひとつ手縫いで仕上げています。表と裏で異なる柄を楽しめるリバーシブル仕様で、丸洗いも可能。現在、パリにも店舗があります。
merippa house メリッパ ハウス
TEXT: いちきドーナツ 市来恭子(『地球の歩き方墨田区』編集担当)
J33 地球の歩き方 墨田区
地球の歩き方 Jシリーズ(国内)
2026/08/27 発売江戸の面影と新名所が共存する「墨田区」を徹底ガイド。隅田川、両国、向島、押上、錦糸町など、歩くほど奥深い魅力を紹介!
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