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ドイツの冬を満喫! フランクフルトのクリスマスマーケット見どころ徹底ガイド 

sponsored by フランクフルト観光局

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2026年10月16日
公開日
2026年10月16日
©#visitfrankfurt_Holger_Ullmann クリスマスマーケットのメイン会場となるレーマー広場

ドイツの冬を代表するイベント、クリスマスマーケット。11月下旬頃からドイツ各地の広場には木造の屋台が並び、イルミネーションやクリスマスツリーの灯りが町を華やかに彩ります。湯気の立つグリューワインを片手に、ソーセージや焼き菓子を味わい、クリスマス飾りや手工芸品を眺めながら歩くひとときは、この季節ならではの楽しみです。

歴史ある町並みを舞台に開かれるマーケットには、地元の人々はもちろん、世界中から多くの旅行者が訪れます。きらめく灯り、甘い香り、音楽、人々のにぎわいが一体となって生み出す雰囲気は、ドイツのクリスマスマーケット最大の魅力。観光名所を巡るだけでは味わえない、冬のドイツらしさを体感できます。

ドイツの玄関口、フランクフルトの魅力とは

©︎iStock 国際的な金融都市として知られるフランクフルト。クリスマスの季節には町の表情が大きく変わります

フランクフルトは、ドイツを代表する国際都市のひとつです。ヨーロッパ有数の規模を誇るフランクフルト国際空港があり、日本からの直行便が毎日発着しています。鉄道網も充実していて、ドイツ各地を旅する際の玄関口として、とても便利な町です。

町の中心部には高層ビルが建ち並び、ドイツ最大の金融都市らしい近代的な景観が広がります。一方、旧市街に足を運ぶと雰囲気は一変します。レーマー広場には木組みの建物が並び、大聖堂やゲーテゆかりの場所など、歴史を感じさせる見どころも豊富です。

近代的な大都市と歴史ある町並みが共存していること。それがフランクフルトの大きな魅力。美術や文化、郷土料理など、さまざまな楽しみ方ができる町でもあります。

クリスマスマーケットの中心は歴史あるレーマー広場

©︎iStock レーマー広場には木組みの館が連なり、フランクフルトらしい華やかなクリスマスの風景が広がります

フランクフルトのクリスマスマーケットは、ドイツでも特に歴史の古いマーケットのひとつです。クリスマス時期に市場が開かれていたことを示す記録は1393年までさかのぼります。現在では230以上の屋台が並び、毎年約250万人が訪れる大規模なイベントです。

マーケットは、市内中心部のいくつもの広場や通りにまたがって開催されます。その中心となるのが、旧市街にある「レーマー広場(Römerberg)」です。歴史ある建物を背景にイルミネーションが輝く風景は、フランクフルトのクリスマスマーケットを象徴する光景です。

屋台ではグリューワインやクリスマス雑貨などが販売されます。フランクフルト名物のマジパン菓子「ベートメンヒェン」や、温かいリンゴ酒を味わえるのも特徴です。

マーケットのシンボル!巨大なクリスマスツリー

©︎#visitfrankfurt_Holger_Ullmann 毎年選びぬかれた巨木がレーマー広場にそびえ立つ

フランクフルトのクリスマスマーケットの顔とも言えるのが、旧市庁舎レーマーの前に立つ巨大なクリスマスツリーです。歴史的な建物に囲まれたレーマー広場で、きらめくイルミネーションをまとった姿は圧巻です。

このツリーは毎年、クリスマスマーケットのために選ばれます。これまでドイツ各地のほか、オーストリアから運ばれてきたこともありました。高さはもちろん、枝ぶりや全体の形、そしてクリスマスらしい雰囲気まで考慮して慎重に選定されます。

近年はほとんどのツリーに親しみやすい名前が付けられてきました。たとえば2021年は「グレーテル(Gretel)」、2025年はグリム童話でおなじみの「フラウ・ホレ(Frau Holle)」でした。今年はどこから、どんなツリーがやって来るのでしょう。巨大ツリーをチェックするのも、フランクフルトのクリスマスマーケットならではの楽しみです。

毎年新しいデザインが登場するグリューワインのマグカップ

  • ©︎#visitfrankfurt_plazy_Isabela_Pacini グリューワインの屋台
  • ©︎#visitfrankfurt_plazy_Isabela_Pacini かわいいマグカップはコレクションアイテム

クリスマスマーケットを歩いていると、あちこちから甘くスパイシーな香りが漂ってきます。その正体が、冬の定番ドリンク「グリューワイン(Glühwein)」。赤ワインなどを温め、シナモンやクローブなどのスパイスを加えたホットワインです。ドイツのクリスマスマーケットには欠かせない存在で、冷えた体をじんわり温めてくれる一杯は、寒い冬のマーケット巡りにぴったり!

アルコールが苦手な人や子ども向けには、「キンダープンシュ(Kinderpunsch=子ども向けのパンチ」というノンアルコールのホットドリンクも用意されています。

グリューワインを注文するときに知っておきたいのが、マグカップのデポジット(Pfand)制度です。飲み物代とは別にマグカップ代をあらかじめ加算して支払い、飲み終わったあとに店に返却すれば、その分の返金が受けられます。2025年のグリューワインは€4.50前後、デポジットは€4でした(屋台により価格差あり)。

気に入ったマグカップなら、返却せずにそのまま記念に持ち帰るのもOK。特にフランクフルトのオリジナルマグカップは毎年新しいデザインが登場し、その年ならではのモチーフが描かれます。毎年集めたくなるコレクターズアイテムとしても人気が高く、旅の後にも使えるため、お土産にもおすすめです。なお、屋台によってはオリジナルマグカップ以外のものや、過去のデザインのカップを使用している場合もあるので注意しましょう。

クリスマスの雰囲気を盛り上げる「音」のプログラム

ニコライ教会のバルコニーから響く吹奏楽

©︎pixta 細長い塔が目印のニコライ教会

フランクフルトのクリスマスマーケットでは、イルミネーションや屋台だけでなく、「音」もクリスマス気分を盛り上げてくれます。レーマー広場の南側に建つニコライ教会では、屋根の上のバルコニーから、吹奏楽団がクリスマスの音楽を奏でます。高い場所から響く管楽器の音色が、歴史的な建物に囲まれたレーマー広場いっぱいに広がる様子はとてもロマンティック。2026年はマーケット初日の11月23日のほか、期間中の毎週水曜と土曜の18時から演奏予定です。

町中の鐘が響き合う「フランクフルト市内一斉鐘響」

もうひとつ体験したいのがフランクフルト中心部にある10の教会から、合計50個もの鐘が響き合う「フランクフルト市内一斉鐘響(Großes Stadtgeläute)」です。

単にすべての鐘を同時に鳴らすのではありません。決められた順序と構成に沿って鐘が加わり、町全体がひとつの壮大な音楽空間になります。レーマー広場やパウルス広場、ハウプトヴァッヘ、マイン川に架かるアイゼルナー・シュテークなど、町を歩きながら聴くのがおすすめです。

©︎iStock レーマー広場のすぐ近くに建つパウルス教会からも鐘が鳴る
©︎iStock パウルス教会に面したパウルス広場にも多くの屋台が出ている

フランクフルトのすべての鐘を鳴らした記録は1347年までさかのぼるほど歴史が古く、現在の行事の形は1856年に始まりました。行われるのは年にわずか4回。そのうちクリスマスシーズンには、第1アドヴェント前の土曜日と12月24日のクリスマスイブに行われます(2026年は11月28日の16:30~17:00、12月24日の17:00~17:30の予定)。

フランクフルトのクリスマスマーケットの名物菓子は?

小さなマジパン菓子「ベートメンヒェン」

焼きアーモンドの屋台などで売っているベートメンヒェンは素朴な味

フランクフルトのクリスマスに欠かせない伝統菓子が「ベートメンヒェン(Bethmännchen)」です。小さなマジパン(アーモンド粉と砂糖を練ったもの)の焼き菓子で、表面には3枚のアーモンドが飾られています。

名前の由来はフランクフルトの名門銀行家ベートマン家。19世紀に同家に仕えていた菓子職人が、4人の息子を表して4枚のアーモンドを飾ったのが始まりとされ、その後息子のひとりが亡くなったため3枚になったと伝えられています。数個から10個前後を袋や箱に詰めたものもあり、お土産にぴったりです。2025年のマーケットは10個入りで€10前後でした(店舗により価格差あり)。

王冠をかたどった「フランクフルター・クランツ」

王冠の形をしているフランクフルター・クランツ
スポンジ生地の間にはバタークリームやジャムをサンド。宝石を表す赤いチェリーを飾るのが伝統的なスタイル

もうひとつの名物スイーツが、「フランクフルター・クランツ(Frankfurter Kranz)」です。こちらはクリスマス限定ではなく、一年を通して楽しめる伝統的なケーキです。

「クランツ」はドイツ語で冠や花輪のこと。リング状に焼いた生地を使い、全体を王冠のように仕上げた華やかなケーキです。かつて神聖ローマ皇帝の選挙や戴冠式が行われた「皇帝の町」フランクフルトの歴史が、このケーキの名前やデザインに重ねられています。市内の伝統的なカフェなどで、コーヒーと一緒に味わいながら、ひと休みするのもおすすめです。

カフェーハウス・ゴルデネ・ヴァーゲ(URL:www.goldenewaage.com)で味わえるミニ・フランクフルター・クランツ(Mini Frankfurter Kranz) €6.20は、かわいいサイズで人気

華麗な姿のメリーゴーラウンドは絶好の撮影スポット

2層式でクラシカルな装飾
手の込んだ木馬や馬車が優雅に動く

レーマー広場でひときわ目を引くのが、華やかな2層式のメリーゴーラウンドです。きらびやかな装飾と無数のライトに彩られ、どこか懐かしい雰囲気を漂わせています。昼間も美しいのですが、ライトが輝き始める夕暮れ以降はさらに華やか。大きなクリスマスツリーや旧市庁舎レーマー、木組みの建物と一緒に撮影すれば、フランクフルトらしいクリスマスの1枚になります。レーマー広場を訪れたら、ぜひカメラを向けたいフォトスポットです。

クリスマスマーケットを楽しむためのポイントと注意点

©︎iStock 昼前後なら比較的すいている

フランクフルトのクリスマスマーケットは、時間帯によって雰囲気が大きく変わります。イルミネーションが輝く夜は華やかですが、週末の夜のレーマー広場は身動きしにくいほど混み合うこともあります。

屋台をゆっくり見たり、自由に歩きながら写真を撮りたいなら、昼間がおすすめ。家族連れの姿も多く、夜に比べて落ち着いた雰囲気で楽しめます。「夜の雰囲気も味わいたい」という人には、日没直後がベスト。空に明るさを残しつつ深い青色に染まる「ブルーアワー」を迎え、写真撮影にも絶好の時間帯です。

混雑を避けたい場合は、レーマー広場に隣接するパウルス広場やハウプトヴァッヘの会場へ移動してみるのも手です。

©︎iStock 交通の便がよいハウプトヴァッヘ周辺には、仕事帰りにふらりと立ち寄る人も多く、気軽に楽しめるマーケットが広がる

【安全と防寒対策】

▶スリに注意!

混雑時はスリに狙われやすくなります。財布やスマートフォンはコートの外ポケットに入れないようにし、バッグは口をしっかり閉めて体の前で持ちましょう。

▶小銭の準備

一部の屋台ではカード決済も可能ですが、€1、€2コインや、€5、€10札など、少額の現金をすぐ出せるようにしておくと支払いがスムーズです。

▶持ち帰り用袋

記念のマグカップや、食べきれなかったお菓子を持ち帰るためのポリ袋やジッパー付き保存袋をバッグに入れておくと便利です。

▶防寒と足元対策

フランクフルトの冬はかなり冷え込みます。マーケットでは長時間、屋外の石畳を歩くことになり、1日1万〜2万歩ほど歩き回ることも珍しくありません。厚手のコートや手袋、帽子、マフラーでの防寒対策はもちろん、幅広でゆったりとした歩きやすい靴を用意しておくのが快適に楽しむコツです。

終わりに

日本からの直行便が到着するフランクフルト国際空港から市内の中央駅までは鉄道で約15分。そこから会場の入口までは市電や地下鉄などで約10分。あっというまにクリスマスの世界にたどりつくことができます。光と音と香りが記憶に深く残る旅になることでしょう。

フランクフルトのクリスマスマーケットの基本情報
■開催期間
2026年11月23日~12月22日
■営業時間
月~土曜10:00~21:00、日曜11:00~21:00
■おもな開催場所
フランクフルトのレーマー広場を中心にパウルス広場やハウプトヴァッヘ、ロスマルクト、マイン川周辺まで
■会場への行き方
レーマー広場へは地下鉄U4かU5でDom/Römer下車すぐ。または市電11番か12番でRömer/Paulskirche下車すぐ。
■入場料
無料

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