ホテルのタイプ Hotel Type
ホテル用語小事典
旅の目的がレジャーかビジネスか、または家族旅行かグループかなど、旅のスタイルによって、ホテルのタイプも選びたい。
文 篠田香子
イン INN
ごく簡単な設備を備えた、小さな宿。ヨーロッパの宿場にあったものに端を発している。安価だが、家族経営で暖かい雰囲気のものも。このため、モーテルやホテルなどにも名称に INN とつけることがある(Holiday Inn、DAYS INN など)。
オール・スイート・ホテル ALL-SUITE HOTEL
全室スイートのホテル。本来の超高級ホテルから、キッチンの付いた長期滞在者向けのアパートメント形式のビジネス・スイートまでタイプは様々。ビジネス・スイートは客室料金も割安で、使い勝手はコンドミニアムに似ている。
ビジネス・スイートのイメージイラスト

コンドミニアム CONDOMINIUM
英語では日本のいわゆるマンションのことだが、これが転じて、キッチンなど生活するための諸設備のあるアパートメント形式の宿泊施設をいうようになった。ハワイなどでお馴染み。スーパーで買い出しなどすればロコ感覚の暮らし体験も楽しめる。
シャトー・ホテル CHATEAU HOTEL
中世の古城や大邸宅などをホテルに改造したもの。歴史的な背景を持つ豪壮な建造物であることが多く、庭園なども有しマナーハウス・ホテルより規模は大きい。ヨーロッパ全域にあるが、その外観や大きさも様々だ。
シャワー・オンリー SHOWER ONLY
客室内の浴室に浴槽がなくシャワーだけのタイプのこと。安価な宿は大抵このタイプだが、欧米の標準的なホテルの客室にも多い。浴槽が欲しい場合は、バスルームのバスタブの有無を事前に確認すること。
スパ・リゾート SPA RESORT
本来は19世紀から20世紀初頭の、ヨーロッパの治療目的の温泉保養地のことだったが、今では健康、美容、リラクゼーションなどのための諸設備に重きを置いたリゾートをこのように呼ぶ。その多くはフィットネスクラブを併設している。
デザイナーズ・ホテル DESIGNERS HOTEL
個性的でモダンな設計、内装、外観などでデザイン的にも注目されているホテル。有名デザイナーや建築家の作品であることが多い。最近、欧米を中心に増えている。
パラドール PARADOR
僧院、城、大邸宅など歴史的な建造物を高水準のホテルに改造したスペイン国営の宿泊施設。良心的な料金と食事が美味しいことでも知られる。スペイン全土に点在し、ポルトガルにも同様の「ポウサーダ POUSADA」がある。
ビー・アンド・ビー B&B
ベッド・アンド・ブレックファスト、つまり、宿泊と朝食をセットにした宿泊施設で、民宿やインなどの小規模な宿に多い。原則として、部屋を見てから宿泊するかどうかを決めればいいが、混雑している季節は予約が必要なこともある。また、ホテルなどで朝食込みの宿泊スタイルを、このように呼ぶこともある。
プチ・ホテル PETIT HOTEL
小さな可愛らしいホテルのこと。数室からせいぜい数十室の大きさで、その大半は家族経営だ。フランスを中心にヨーロッパに多い。
マナーハウス MANOR HOUSE
貴族の館や伝統のカントリー・ハウスを、昔の雰囲気をそのまま残してホテルに改造したもの。家具、装飾品なども、アンティークなどがそのまま使われている。英国を中心にヨーロッパに多い。
モーテル MOTEL
自動車利用客を対象とした簡単な宿泊施設。北米に多く、レストランやプールなどの付帯設備のあるものや、ごく簡単な客室だけのものなど多様だ。オセアニアも類似したものがあるが、ヨーロッパ、アジアのそれは水準が低い。
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