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カリブ海に浮かぶ島々のなかで、最も東に位置するバルバドス。島の大きさは南北約34km、東西約22kmと小さな島だが、白砂のビーチとクリスタルブルーの海が広がる楽園だ。温暖な気候に恵まれ、年間を通じて快適な旅が楽しめる。美しい自然だけでなく、歴史や文化も豊かで、英植民地時代の建築や伝統的なベイジャン料理など、多様な魅力が詰まった国だ。首都ブリッジタウンにはにぎやかなマーケットや植民地時代の建築物が多数ある一方で、自然のなかでゆったりとした時間を過ごせるリゾートエリアも充実している。観光地としての発展が進んでいても、どこかのんびりとした雰囲気も漂っている。自然と文化、歴史が融合したこの島は、リラックスした時間を過ごしたい旅行者にぴったりの目的地だ。

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観光スポット情報

観光のポイント

  • 透明な海で癒しのひとときを

    バルバドスといえば、やはり美しいビーチが魅力。島の西海岸には波が穏やかで白砂が広がるビーチが数多く点在している。カリブ海に面した「ペインズ・ベイ」や「ブライトン・ビーチ」では、透き通る海でのんびりと泳いだり、シュノーケリングを楽しんだりできる。ビーチ沿いにはリゾートやレストランも充実しており、日が沈むころには、目の前に広がるオレンジ色のサンセットを眺めながらカクテルを味わう贅沢なひとときを過ごせる。

  • 風を感じながら島の自然を探訪

    バルバドスの自然を満喫するなら、島内を巡るアクティビティがおすすめだ。特に、サウス・コースト・ボードウォークを歩くと、カリブ海を見渡す絶景を楽しめる。また、島の中央高地には「ハリソン洞窟」という洞窟があり、地下に広がる幻想的な世界を探検することができる。自然が生み出した奇岩や地下湖など、驚くべき光景が広がっており冒険心をくすぐる。さらに、島内の豊かな自然を堪能したいなら、バルバドス・ワイルドライフ・リザーブで、野生動物たちとの触れ合いもおすすめ。

  • 歴史と文化を感じる街歩き

    バルバドスの歴史や文化に触れるなら、首都ブリッジタウンを歩いてみるといい。ブリッジタウンは、ユネスコ世界遺産にも登録されている歴史ある街で、17世紀に建てられたセント・マイケルズ大聖堂や、英国統治時代の名残を感じさせる建物が立ち並んでいる。街中には地元の特産品や工芸品が並ぶマーケットもあり、活気ある生活を垣間見ることができる。また、ブリッジタウンから少し足を伸ばせば、プランテーションハウスなど、バルバドスの歴史を物語る建築物も点在している。

  • 伝統的なベイジャン料理を堪能する

    バルバドスを訪れたなら、地元のベイジャン料理を味わうことは欠かせない。特にトビウオのフライやシイラ、ロブスターなどのカリブ海の恵みを使ったシーフード料理が絶品。地元のレストランでは、新鮮なマヒマヒやキングフィッシュが提供され、トロピカルな風味が口いっぱいに広がる。また、バルバドス独自の料理として有名な「クー・クー」と呼ばれる、コーンミールとオクラを使った伝統料理もぜひ試してほしい。地元の屋台やレストランで、地元ならではの味を堪能してベイジャンの食文化を肌で感じてみよう。

  • 音楽とダンスでオイスティンズの夜を楽しむ

    バルバドスの夜は、音楽とダンスで彩られる。カリブ海のリズムに乗って陽気に踊る人々の姿は、まさにバルバドスの文化そのものだ。島の南部オイスティンズのナイトライフは特に賑やか。毎週金曜の夕方からは「オイスティンズ・フライデー・ナイト」とよばれるイベントがあり、バーやクラブでは生演奏が行われ、カリプソやレゲエのリズムが響き渡る。地元の人々と一緒に踊れば、忘れられない思い出となること間違いなし。

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