インパクトありすぎ!世界のユニークな鳥たち20選
2020.4.18
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旅行・観光の基本情報
コスタリカの歩き方
コスタリカは、自然と冒険の宝庫。中央アメリカの小国ながら、豊かな生態系と多様な風景が広がるこの国は、エコツーリズムの聖地として知られている。火山、熱帯雨林、ビーチ、そして豊富な野生動物が揃い、訪れる人々に忘れられない体験を提供する。温暖な気候とホスピタリティに満ちた文化も、旅行者に安心感を与える要素だ。さらにコスタリカは国全体で平和と持続可能性を重視しており、その取り組みは世界的にも高く評価されている。多様なアクティビティが楽しめるため、自然を愛する冒険家や、リラックスを求める旅行者に最適な場所だ。静かなビーチで過ごすひとときから、アドレナリンが駆け巡るアクティビティまで、コスタリカはそのすべてを提供する。そして、この美しい国を訪れた後心に刻まれるのは、何にも代えがたい自然の力強さと、その中で生きる人々のあたたかさだ。
コスタリカを語るうえで外せないのが、熱帯雨林の探検だ。国土の約25%が保護区に指定されており、さまざまな国立公園や自然保護区が点在する。なかでも有名なのがモンテベルデ雲霧林保護区。ここでは、濃い霧に包まれた森を歩きながら、珍しい鳥や昆虫、植物たちを観察することができる。ツアーに参加すれば、知識豊富なガイドが森の秘密を教えてくれる。さらに、熱帯雨林を別の角度から楽しむならジップラインもおすすめ。上空を滑走しながら鳥の目線で緑の海を見下ろす感覚は、言葉にできないほどのスリルだ。自然との一体感を味わいたいならこの冒険は外せない。熱帯雨林は単なる観光地ではなく、地球の神秘に触れる場所だ。
コスタリカは活火山が点在する地形を持つ。アレナル火山はその代表格で、かつては活動が活発であったが現在は穏やかに観察できる。火山周辺では温泉リゾートが発展しており、火山の景色を眺めながら温泉に浸かるという贅沢な体験ができる。夜には暗闇のなかに浮かび上がる火山のシルエットが美しく、まるで自然が生み出すアートを鑑賞しているかのようだ。またポアス火山国立公園も訪れる価値がある。ここでは、火山湖が織りなす幻想的な風景が広がり、活火山ならではの独特な地形をじっくり観察できる。火山を巡る旅は地球の鼓動を感じる時間だ。
コスタリカの海岸線は、太平洋とカリブ海に挟まれており、美しいビーチが数多く点在している。特に人気なのがタマリンドのビーチ。サーフィンのメッカとして知られ、初心者から上級者までが波を楽しんでいる。日が沈む頃には、オレンジ色に染まる空と海が広がり、心が洗われるような美しさだ。静かに過ごしたいなら、ニコヤ半島のモンテズマがおすすめ。手つかずの自然が残るこの場所では、波の音を聞きながらゆったりとした時間を過ごすことができる。どのビーチもそれぞれ異なる魅力を持っており、訪れるたびに新しい発見があるだろう。ビーチでのリラックスは、コスタリカの旅を締めくくる最高の方法だ。
コスタリカは世界でも有数の生物多様性を誇る国。そのため、野生動物との出合いはこの国での旅のハイライトになる。特にマヌエル・アントニオ国立公園では、ビーチとジャングルが一体となり、多くの動物たちと触れ合うことができる。樹上に住むナマケモノや、陽気に動き回るサルたちが目の前に現れることも珍しくない。鳥類愛好家にはバードウォッチングのスポットも充実している。ここでは、カラフルなオオハシやハチドリが飛び交う様子を楽しめる。自然保護活動が進むコスタリカならではの豊かな野生動物たちとの出合いが、旅に深い感動を与えてくれるだろう。
コスタリカの料理は、シンプルながらも奥深い味わいが特徴だ。代表的な料理としては「カサード」が挙げられる。ご飯、豆、プランテーン(バナナの一種)、サラダ、そして肉や魚を一皿に盛り付けたボリューム満点のプレートは、地元の定食として愛されている。さらに、海岸沿いでは新鮮なシーフード料理が楽しめる。特に、酸味が効いた魚料理「セビーチェ」は、暑い日にもさっぱりと食べられる一品だ。また、地元のコーヒーも忘れてはならない。コスタリカ産のコーヒーは、豊かな風味と香りが特徴で、朝のひとときをより特別なものにしてくれる。旅の終わりには、心も体も満たされるコスタリカ料理をぜひ味わってほしい。
コスタリカ共和国
約5万1100平方キロメートル
約515万人
サン・ホセ
カトリック教が国教。ただし宗教は自由。
スペイン語
成田国際空港からアメリカやメキシコ経由でサン・ホセまで約17〜20時間。日本からコスタリカへの直行便はなく、通常はアメリカやメキシコ経由でサンホセ国際空港に到着する。フライト時間は経由地により異なるが、約17〜20時間程度だ。
12〜4月の乾季が観光シーズンで、旅行にはおすすめ。ただし、グリーンシーズンとも呼ばれる5〜11月の雨季は、ホテル代やツアー料金の割引など特典が受けられる場合もあり、観光客も少ないのでゆったり旅行ができる。コスタリカの気候は5〜11月の雨季と12〜4月の乾季に分けられるが、地域によって降雨量はまったく違う。サン・ホセ周辺の高原部では6〜11月の雨季でも午後スコールが降る程度で、太平洋沿岸部は半島周辺を除き降雨が少ない。しかし、カリブ海沿岸では7月と12月をピークに1年中雨が多い。首都サン・ホセをはじめ、アラフエラ、カルタゴ、エレディアなどの主要都市は中央盆地にあり、人口の約5割が集中している。カリブ海沿岸とパナマ国境の低地地帯は、1年中蒸し暑い。旅の服装としてはカジュアルな夏服で十分だが、雨季には雨具が必携。
以下は一般的な営業時間の目安。レストランなどは店によって異なる。
コスタリカと日本との時差は-15時間で、サマータイムは実施されていない。
以下は2024年の祝祭日。セマナ・サンタ(復活祭)は年によって異なる移動祝祭日(★印)なので要確認。※は慣習休日で、それ以外は法定休日。
チップの習慣は本来ないが、欧米人の観光客が多いので、場合によって渡したほうがいいところもある。
基本的にホテルやレストランで出される水は、飲料用の水を使用している。しかし市場などの簡易屋台で食事をする場合などは、安全のためにミネラルウォーターを飲むよう心がけたい。炭酸入り(con gas)、炭酸なし(sin gas)がある。レストランでも、水は殺菌処理されていないことが多いので注意。
日本の消費税に相当する付加価値税があり、中級以上のホテルでは併せてさらに13%が加算される。経済的なホテルは税込み料金になっていることが多い。
コスタリカは比較的安全な国とされているが、観光地ではスリや置き引きの被害が発生している。特にサン・ホセや観光客が集まるビーチエリアでは、貴重品の管理には注意が必要だ。外出時には、パスポートや大金を持ち歩かず、ホテルのセーフティーボックスに保管するのが賢明だ。また、夜間の一人歩きは避け、タクシーや信頼できる交通手段を利用することが推奨される。万が一トラブルに巻き込まれた場合は、すぐに警察や日本大使館に連絡し、適切な対応を取ることが重要だ。事前の準備と注意が、安全な旅を保証してくれる。
コスタリカでは18歳未満の飲酒と喫煙は禁止されている。観光地などの入場料には、外国人料金、学生料金、コスタリカ国籍学生証提示のスペイン語学校の学生証を提示すると無料になる博物館もあるので、携帯しておくと便利。
日本の度量衡と同じで、基本的には距離はメートル法、重さはグラム、キロ、液体はリットル単位。