パプアニューギニアには珍しい動植物がたくさん!おもな動植物と現地の教育への取り組みを紹介
2024.2.28
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旅行・観光の基本情報
パプアニューギニアの歩き方
手つかずの自然であふれたパプアニューギニア。珍しい動植物がたくさん生息しており、まさに生態系の宝庫である。南太平洋に位置し、800以上の異なる民族が共存する多様な文化が特徴的だ。ジャングル、火山、サンゴ礁が広がる大自然はもちろん、古代から続く伝統文化が今なお息づいている。都市部は近代的な施設も揃うが、一歩奥へ進むと原始的な生活様式に触れられる。自然と共存し、独自の文化を守り続けるパプアニューギニアは、地球の多様性を肌で感じられる貴重な場所だ。特に、手つかずの自然とそこに根付く文化の融合は、この地を訪れる最大の魅力である。観光客がまだ少ないため、ゆったりとした時間が流れ、他の観光地では得られない独特の体験が待っている。まさに、冒険心を刺激し、新しい発見と学びを求める旅行者にぴったりの目的地だ。パプアニューギニアの大自然と文化は、訪れる者を包み込み、忘れられない旅の思い出を刻んでくれるだろう。
パプアニューギニアはダイビングやシュノーケリングに絶好の場所。透明度の高い海には、カラフルなサンゴ礁や豊富な海洋生物が広がっており、ダイバーたちを魅了してやまない。特にミルンベイやマダンの海域はダイビングスポットとして世界的に有名だ。沈没船のダイビングも可能で、第二次世界大戦時の歴史的遺産が眠る海底を探検することができる。初心者でもガイド付きで楽しめるため、海の魅力を堪能したいなら外せないアクティビティだ。
パプアニューギニアには各地に個性的な部族が住み、その数は800以上ともいわれている。彼らの伝統文化や風習は色濃く残っており、部族ごとの祭りや儀式に参加することができる。ハイランド地方で開催される「シンシン」と呼ばれる部族の祭りでは、カラフルな衣装と顔にペイントを施した人々が踊り、歌い、独特のリズムに合わせて一体となる。このような体験を通して、パプアニューギニアの文化の奥深さと、人々の生活に触れることができるだろう。
パプアニューギニアの食文化は、自然と密接に結びついている。「タロ芋」を使った料理は素朴で滋味深く、バナナの葉で包んだ「ムームー」は特におすすめだ。また、地元の市場では新鮮なフルーツや野菜が豊富に揃っており、ローカルフードを手軽に楽しむことができる。山岳地帯では野生動物の肉を使った料理、海岸部ではシーフードを味わうことができる。どれも新鮮で、素材本来の味わいを楽しめる一品だ。
パプアニューギニアのジャングルは、世界有数の未開の地だ。トロピカルな熱帯雨林には、多くの珍しい動植物が生息しており、ここでのトレッキングはまさに冒険そのもの。鳥の楽園としても知られ、特に「バード・オブ・パラダイス」などの美しい鳥たちに出会えることがある。時には地元のガイドと共に、古代の儀式や部族の生活に触れながら、原始の森を歩くのも貴重な体験だ。
リゾート地では、ゆったりとした時間を過ごすことができる。ラバウルの温泉地や、熱帯雨林に囲まれたリゾートで、鳥のさえずりを聞きながらのんびりと過ごす時間は至福そのもの。日常の喧騒から離れ、大自然の中で心身をリフレッシュできること間違いなし。特に、山岳地帯や海岸部の静かな場所での滞在は、パプアニューギニアの魅力を存分に感じられるだろう。
パプアニューギニア独立国
約46万平方キロメートル
約1014万人
ポートモレスビー
キリスト教、伝統信仰など。
公用語は英語。その他、ピジン英語、モツ語など。
2024年8月現在、レベル2の危険情報が発出されている地域がある。
日本からパプアニューギニアへの直行便はなく、シンガポールや香港などを経由する必要がある。
赤道の南に位置し、国土の大部分は熱帯雨林気候。11~4月の雨季と、5~10月の乾季に分かれている。ただし、ガルフ州は年間降雨量が約8000mmと非常に雨が多いが、首都ポートモレスビーは年間降雨量が約1000mmと少なく4~11月は乾燥しているなど、同じ南岸でも地域により異なることがある。
パプアニューギニアと日本の時差は1時間。パプアニューギニアのほうが1時間進んでいる。サマータイムは実施していない。
(※)は移動祝祭日で、年によって異なる。
チップの習慣はほとんどなく、安易に現金を渡すとたかり・襲撃の対象となりやすいため要注意。親切心からでも、チップを出すことは避けがほうがよい。
基本的に水道水は飲用しない。都市部の水道水を飲む場合でも煮沸が必須。ポートモレスビー市内のホテルなどであっても、ミネラルウォーターの利用を推奨する。
付加価値税(VAT)が8%課されている。旅行者が購入した商品に対しては、一部の商品・サービスに免税措置がある。
治安が不安定な地域もあるため旅行者は注意が必要。首都ポートモレスビーやラエなどの都市部では、スリや強盗の被害が報告されている。夜間の外出は避け、貴重品はホテルのセーフティボックスに預けることが推奨される。また、旅行中は地元のガイドを頼りに、安全なエリアでの観光を心がけることが重要だ。
メートル法が採用されている。距離はメートル、重さはグラム、容積はリットル。