
C04 地球の歩き方 グアム 2026~2027
Cシリーズ(太平洋 インド洋の島々&オセアニア) 地球の歩き方 海外
2025.07.10 発売
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ビザ免除プログラムを利用してグアムへ渡航するときに申請が必要なグアム-北マリアナ諸島連邦電子渡航認証(Guam-CNMI ETA)。ESTAとは異なり無料で申請できるので、渡航前に必ず申請を。
2024年11月30日より、グアムへ渡航する場合、ビザ免除プログラム(90日以内の観光または商用ならビザを取得しなくても渡航できる制度)を利用するすべての渡航者は、事前にグアム-北マリアナ諸島連邦電子渡航認証(Guam-CNMI ETA)による渡航認証の取得が義務化されました。また、これまで機内で配布されていたI-736(査証免除)カードの提出は廃止になりました。
Guam-CNMI ETAはオンラインで申請できるうえ、日本語にも対応。ESTAとは異なり無料で申請できるのもうれしいポイントです。一度Guam-CNMI ETAに登録し認証されると2年間有効で、有効期間内であれば複数回の入国もOKです。ただし、パスポートを更新した場合は再登録が必要となります。また、渡航認証されたとしても、グアムへの入国を保証するものではないので注意しましょう。
なお、すでにESTAを取得している場合は申請不要です。グアムを訪れる際は、Guam-CNMI ETAまたはESTAのどちらかを取得していれば問題ありません。
Guam-CNMI ETAの申請に必要なものは次のとおり。
PCまたはスマートフォンで申請可能ですが、今回はPCでの申請の流れを解説します。
Guam-CNMI ETA公式ページの画面右上の「Change Language」をクリックすると、言語が選択できます。日本語に変更したら「新しいアプリケーションを作成する」をクリック。「免責事項」の画面が表示されるので、確認のうえ「はい、情報を読み理解し、これらの条件に同意します。」を選択し、「次へ」をクリック。
言語選択により表示される言語は日本語になりますが、入力は英語で行う必要があります
右上の「パスポートをアップロードする」を選択した後、「カメラから」を選択すればPCのカメラでパスポートの顔写真ページをスキャンでき、自動でパスポート情報を読み込んでくれます。パスポートの顔写真ページの画像を事前にPCにアップロードしておけば、「ギャラリーから」を選択して読み込ませることもできます。読み込まれたら、パスポート番号、生年月日、名前など、間違いがないかチェックを。
国籍に関する確認事項を選択し、メールアドレスを入力したら、「次へ」をクリック。
入力内容の確認画面が表示されるので、問題なければ「確認して次へ」をクリック。メールアドレスに間違いがないか確認し、「コードを送信」。入力したメールアドレス宛に送られてきた認証コードを入力し、「コードを送信」をクリック。
次に、日本の連絡先(住所や電話番号など)や両親の名前、雇用情報といった個人情報を入力していきます。
入力項目は英語で入力する必要があります。また、電話番号は、電話タイプ・国コードを選択し、最初の0を取って電話番号を入力しましょう。雇用情報の「雇用主名」のところには、会社員は会社名を、自営業は「SELF-EMPLOYED」、学生は「STUDENT」、子供は「CHILD」、専業主夫・主婦の場合は「HOMEMAKER」「STAY-AT-HOME PARENT」と記入すれば問題ありません。
例えば携帯電話090-1234-5678を登録する場合、電話タイプは「携帯」、国コードは「JAPAN(JPN)(+81)」、電話番号は「9012345678」と入力します
グアム島内での連絡先情報などを入力します。「米国の連絡先情報」では、滞在するホテル名と住所を入力していきます。米国内外での緊急連絡先(名前、電話番号、メールアドレス)を入力して「次へ」をクリック。
適格性に関する質問に答えます。該当するものがなければ、すべて「いいえ」を選びましょう。
これまで記入した内容を改めて確認し、間違いがなければ「次へ」を選択していきます。
全ての入力が完了したら、「提出する」をクリックして完了。申請番号は必ずメモをしておきましょう。
申請が受理されたかどうかを確認するためには、生年月日、申請番号、パスポート番号が必要です。確認方法は、Guam-CNMI ETA公式ページの「新しいアプリケーションを作成する」の下にある「既存のアプリケーションを継続する」を選択し、生年月日、申請番号、パスポート番号を入力すればOK。入国審査にあたってプリントアウトしておく必要はありませんが、心配であれば出力して機内持ち込みのカバンに入れておくといいでしょう。
Guam-CNMI ETAの申請はとっても簡単。グアムを旅行するなら、ESTAを所有していない人は全員必須の渡航認証です。グアム旅行が決まったら、なるべく早く申請しておきましょう。