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台湾は、日本から近くアクセスしやすい人気の観光地だ。美食の宝庫としても知られており、夜市でのグルメ体験やスイーツ巡りが楽しみのひとつ。また自然豊かな景勝地が多く、歴史的な建造物や文化遺産も点在し、旅心をくすぐるスポットがたくさんある。そんな魅力あふれる台湾だが、旅行前には電力事情について知っておくと安心だ。
台湾を旅行する際、変換プラグや変圧器は基本的には不要だ。日本と同じAタイプのコンセントが主流であり、多くの日本製品がそのまま利用できる。ただし、まれにCタイプやOタイプのコンセントがあるため、マルチプラグを持参すると良よい。特に古い宿泊施設や地方ではこれらのタイプが使われていることがある。
電圧についても日本の100Vに対して台湾は110V。そのため、スマホやデジカメなどほとんどの電子機器は問題なく使用可能だが、一部高性能な精密機器やドライヤーなどの美容機器を使用する場合は注意が必要。過熱防止のため、使用は短時間にするなどの工夫をすることが望ましい。
台湾で最も一般的なコンセントタイプ。2本の平たいピンを持つシンプルな形状で、日本国内でも使用されているためなじみ深い。
ヨーロッパで広く使用されている2本の丸ピンを持つプラグ。Aタイプに比べて使用頻度は少ないが、地方の宿泊施設や公共施設で見かけることがある。マルチプラグを持参すると便利。
2本の平たいピンがハの字型になっているプラグ。オーストラリアやニュージーランド、中国などでも使用されている。Aタイプに比べて希少だが、備えておくと安心。
基本的には変換プラグは不要だが、持っていくならマルチプラグをおすすめする。単体プラグは軽量で携帯性に優れるが、万が一の場合の対応が難しい。マルチプラグはさまざまな状況に対応でき、安心感がある。ただし、重量が増えるので荷物管理には注意が必要だ。単体プラグを選ぶなら、CタイプとOタイプを揃えておくとよいだろう。
地球の歩き方オンラインショップでも、変換プラグを取り扱っているので参考にしてほしい。
台湾を観光中、急なバッテリー切れを防ぐためにモバイルバッテリーは必須アイテム。例えば、台北の夜市で遅くまで楽しんだり、九份や十分などの観光地へ足を延ばしたりした際に充電スポットが見つからないことも多い。そんなとき、いつでもどこでも充電できるモバイルバッテリーがあれば心強い。また、スマートフォンのナビ機能を使って効率よく観光地を巡る際にも、バッテリー残量を気にせず安心して移動できる。
なお、チャイナエアライン、エバー航空、スターラックス航空、タイガーエア台湾、マンダリン航空、ユニー航空では機内でのモバイルバッテリーの使用と充電は禁止となっているため注意すること。
複数ポート付きのUSB充電器は、旅行中に多数のデバイスを同時に充電できるため非常に便利だ。台湾旅行中、スマートフォンやタブレットなど複数の電子機器を利用することが多い。その際、ひとつのコンセントでまとめて充電できる複数ポート付きUSB充電器があれば、充電場所の確保に困らない。また、ホテルの部屋やカフェなどの限られたスペースでも効率的に充電できる。
電源タップ付き延長コードは、コンセントがベッドやデスクから離れている場合に重宝する。また、差し込み口が複数あるので、家族旅行や友人とのグループ旅行でも全員のデバイスを同時に充電可能だ。複数ポート付きUSB充電器と併用すると、さらに多くのデバイスを充電できるようにもなる。
これらのデバイスは基本的に100V~240V対応なので変圧器は不要。特にスマホは、台湾旅行で大いに活躍する。台北の夜市を巡る際にはナビゲーションが便利であるし、現地情報やレストランのレビュー確認も簡単。また、翻訳アプリを使って現地の人と会話したり、タクシー配車サービスを利用して九份や十分などの観光スポットへスムーズに移動したりすることも可能。さらに、美しい景色やおいしい料理をその場で撮影し、SNSに投稿して楽しむこともできる。まさに欠かせない存在だ。
観光地を巡る際に写真や動画で思い出を残すため、台湾旅行ではデジタルカメラやアクションカメラも必要だ。これらの機器も多くが100V~240V対応なので変圧器は不要。一眼レフやミラーレスなどのデジタルカメラは、高品質な写真撮影に最適であり、阿里山の日の出や太魯閣渓谷の雄大な自然風景、台北101からの夜景や故宮博物院の歴史的な展示物などを鮮明に捉えることができる。
一方、GoProなどのアクションカメラは、動きのあるシーンや臨場感あふれる映像を撮影するのにぴったりで、象山でのハイキング、淡水河でのクルーズ、日月潭でのサイクリングなど、アクティブな体験をリアルに記録できる。デジタルカメラやアクションカメラのバッテリーが切れてしまわないよう注意して、台湾旅行中のさまざまなシーンで活用しよう。
美容家電については特に注意が必要だ。日本国内専用のドライヤーやヘアアイロンを台湾で使用する際、変圧器を使わないと故障のリスクがある。短時間の使用なら問題なく使えることも多いが、心配な場合は変圧器を利用すると安心。台湾は湿度が高く、特に夏場は髪がまとまりづらくなりがちなため、日々のスタイリングに欠かせない美容家電は重要だ。
消費電力が高い場合は、高出力対応の変圧器を選ぶ必要がある。通常の旅行用変圧器では対応できないこともあるため、消費電力に合わせた十分な容量を持つ変圧器を準備しよう。また、ホテルに備え付けのドライヤーを利用するのもひとつの手段だ。
グルメが充実する台湾では、旅行中でもいつも使っている電動歯ブラシで手軽に口腔ケアを行いたい。こちらも多くが100V~240Vに対応している。
夏場の台湾は非常に暑いため、携帯用のミニ扇風機が活躍する。夜市を巡る際や、列車やバスの待ち時間、屋外イベントなどで涼を取るために便利だ。USB充電式のものが多い。
スマホで翻訳アプリを利用することも可能だが、専用の電子辞書や翻訳機を持っていくとさらに便利。これらも100V~240V対応のものが多い。台湾旅行中、市場での買い物や飲食店での注文時、観光地での案内板の理解など、多岐にわたって役立つ。専用機はオフラインでも使えるため、インターネット接続が不安定な場所でも安心して使用できる。また、スピーディーで正確な翻訳が求められる場面では、専用機の方が信頼性が高い。一部のモデルでは発音機能もあるので、現地の人と円滑にコミュニケーションを取る際にも大変便利だ。
台湾ではさまざまな場所で充電が可能だ。都市部や観光地にも多くの充電スポットがあり、比較的容易に見つけることができる。注意点としては、できるだけコンセントを利用して充電すること。公共のUSBポートは情報漏洩のリスクがあるため避けた方がよい。USBポートで充電したい場合は、USBデータブロッカーか、充電専用のUSBケーブルを使用すると安全に充電できる。
台湾の主要空港、特に台北の台湾桃園国際空港には充電ステーションが多数設置されている。出発前や到着後に充電を済ませるのに最適な場所だ。無料のWi-Fiを利用してインターネットを楽しむこともできる。ただし、無料Wi-Fiを利用する際はセキュリティに注意が必要。公共のWi-Fiネットワークはハッキングのリスクがあるため、クレジットカード情報やパスワードなどの機密情報の入力は避けよう。
台湾、特に台北市内の多くのカフェでは、自由に使えるコンセントが設置されている。スターバックスなどのチェーン店や現地の人気カフェでは、飲み物を注文しながらゆっくりと充電が可能。観光中のひと休みとして利用すると便利だ。ただし、混雑時にはお店に迷惑をかけないよう、譲り合いや長時間の使用を控えることが大切。また、充電している間は他のお客様に配慮し、必要以上にスペースを占有しないよう心がけよう。
台湾のホテルは客室内で充電しやすい環境が整っていることが多い。特に高級ホテルやビジネスホテルでは、多数のコンセントが設置されている。夜間や休憩中にデバイスをまとめて充電できるため、旅行中も安心して過ごせる。
ホテルについてはbooking.comで詳細を確認できるので参考にしてほしい。
台湾の観光案内所では、無料で充電サービスを提供しているところもあり、例えば西門町の観光案内所(観光インフォメーションセンター)がそうだ。台北市内でも人気のエリアである西門町では、多くの観光客が訪れるため、情報収集と合わせて充電するには便利な場所となっている。
観光地巡りの合間に観光案内所に立ち寄り、地図やパンフレットを手に入れながらデバイスを充電しておこう。また、スタッフにおすすめのスポットや最新のイベント情報を教えてもらえることも魅力だ。
台湾では、モバイルバッテリーレンタルサービスも充実している。台北市内の主要な駅やショッピングモール、コンビニエンスストアなどで手軽に利用できる。例えば、「ChargeSPOT」というレンタルサービス(シェアリングサービス)は使いやすく、多くの観光客に利用されている。専用のアプリをダウンロードし、二次元コードをスキャンするだけで簡単に借りられるので便利だ。返却も提携店舗ならどこでも可能なので、わざわざ元の場所に戻る必要がない点も魅力的。旅行中にバッテリー切れの心配をせずに観光を楽しむなら、このサービスを活用するとよい。
台湾では基本的に変換プラグは不要だが、まれにCタイプやOタイプのコンセントに出くわすこともある。このような状況で困った際は、まず宿泊先のホテルで貸し出しているかどうかをフロントに確認してみよう。多くのホテルではゲスト向けに変換プラグを貸し出していて、無料または少額の料金で利用できる。借りる際は利用可能時間や料金、返却場所についても確認しておくと安心。
ホテルで借りられない場合は購入を検討しよう。台北や高雄などの主要都市では、コンビニエンスストアや光南大批発などのディスカウント店で取り扱っていることもある。また、台湾桃園国際空港や松山空港などでは空港内にある旅行者向けショップで入手可能だ。
変圧器も基本的には不要だが、お気に入りのドライヤーなどが海外対応でないことに現地で気づいた場合は、ホテルでの貸し出しサービスの有無を確認した上で、適切な変圧器を購入するとよい。
台湾は日本と同じAタイプのコンセントが主流であり、日本の電化製品をそのまま使用できるため安心だが、万が一の時には変換プラグや充電器の準備が役立つ。台北の夜市や九份などの観光スポットで、スマホのナビ機能やカメラアプリを常に使えるように、モバイルバッテリーや複数ポート付きUSB充電器を持参すると便利だ。
また、カフェや観光案内所には充電スポットが用意されているので、計画的に利用することが大切。長時間の観光中や移動時にはこまめに充電を心がけ、美しい景色、美味しい料理、そして親切な台湾の人々との出会いを存分に楽しもう。