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「まったくよく降る雨」 と思わずつぶやいた月曜日。
待ち合わせの時間調整でPhilz Coffee(フィリッツコーヒー)に寄ってみた。
店内は、壁画だらけと様々なスローガン、椅子やテーブルはアンティークと言えばそうなんだけど、リサイクルショップか寄付でまかなわれたバラエティーに富んだ調度品。 何だかヒッピーが大喜びしそうなピープルズカフェ風だ。
キャッシャーに行って「コーヒーとクロワッサン」と軽く頼んでみたら返ってきた答えが「ここは、初めてですか?」と丁寧な質問が返ってきた。 人に会う前だったので服装がスーツにコートという他のお客さんとはちょっと違った雰囲気を一人醸し出してた。 正直に「初めて」と答えるしかなかった。
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以下、キャッシャーのお兄ちゃんが "英国風アクセント" 思われる発音に変えて説明してくれたのが
「このカウンターの一番最後まで行って列並んでください。 順番が来たら手前で飲み物を頼んでください、そしてデニッシュ等はここで頼んで、料金を払ってください。 頼まれた飲み物はできたらお知らせします。」 実に丁寧に教えくれた。
コーヒーの種類にびっくり、ダークロースト6種類、ミディアム8種類、ライト4種類、ディカフェ5種類、スペシャリティー6種類、お茶8種類‥ 凄まじい種類が用意されていてメニューボードを口を開けたまま見つめ途方にくれた。 カウンター5人並んでの飲み物の注文を聞いて一杯ずつ入れていく、Sサイズ3ドル、Lサイズ4ドルだ。 迷った時は一番人気を頼む切り札で尋ねたら、迷わず「Tesora(テソラ)」と車みたいな名前のブレンドを勧めてくれたので、迷わず淹れてもらうことにして、知ったようにレジに進んだ。 いつも風にクロワッサンを頼み6ドル25セント払った。 小声で「Welcome back」と微笑まれながらお釣りを渡され、どっかの家で使い込まれたアメリカンパイン製ディナーテーブル脇で呼ばれるのを待っていた。
教会の礼拝用ベンチに腰掛けて待つ。
ポケットには聖書ではなく雑誌パンフレット。
フィリッツ本店初体験記念、一番人気のCUP OF COFFEE
ちゃんとロゴ入れてシャッターを押す気持ちの余裕はなかった。
香り高く軽くトーストされた香ばしい、
ミディアムローストなので酸味は感じられずバランスのとれた美味しいコーヒーだ。
こういうの飲むと「‥コーヒーが好きです」と健さんのようにカッコよく言えるかもしれない。
(YouTubeで高倉健さんの追悼番組見すぎだな)
今回のショップは、Noe Valley(ノイバレー) 3101 24th ST Folsam ST の角、BARTの24th ST駅下車歩いて3分ほど、平日は朝6時から、土日は6時半から8時半まで ユニオンSQ周辺では、市役所近くに2件(748Van Ness Ave、399Golden Gate Ave)野球場、カルトレイン駅に1件(201Berry)、営業時間は若干違ったりするので確認してください。
サードウェーブコーヒーの浅煎りとはまた違う美味さのコーヒー、一度お試しくだされ♡
http://www.philzcoffee.com