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サンフランシスコの気候で有名な格言
『世界で一番寒い場所は夏のサンフランシスコ‥』
これは、1979年の映画 "アルカトラズ島からの脱出" の台詞だったという話のオチを最近耳にしました。
本当にマークトェインが、そう言ったのか? 映画の台詞だったのか?!
いずれにしてもうまく言ったもので、まさにその通り、ユニオンSQのユニクロでは、今 "ライトダウンジャケット" が売られています。
大雑把にサンフランシスコの天気は? というと仙台とほぼ同じくらいの緯度ですが、海流の関係で年間の温度はさして変わりません。 冬温かく夏 "チョ〜涼しい" 衣替えという観念は全くありません。 全米主要都市の中で夏の気温が最も低いのがサンフランシスコです。 「自分の住んでいる所が温かい。」 というのはごもっともな話なのです。 冬は雨が降るのですが、夏は乾季で降る事はなく内陸との気温差の関係で、霧が入り込み "霧の街" となり朝夕はどんよりした空の色になります。
7、8月いらっしゃる方は、少々大げさくらいの厚着で大丈夫です。 極端な話、オーバーコートを着ていても決して笑われる事はありません。 現地調達するにしてもTシャツ一枚よりも高額なのでとんだ出費となってしまいます。
そして、知っておいた方がよい事のもう一つが、治安の事。
場所さえ間違えなければ楽しく歩ける街ですが、やはり気をつけなければならない場所もあります。
その判断基準をお話すると‥。
"ホームレスの割合が多い所" 当たり前や! と思いますよね。 そういった場所は、大体 "建物にフェンス、鉄格子" が目立ちます。 鍵をかけただけでは安心できない場所という目安になりますね。 2つはセットで現れますので、このセットが出てきたら、今歩いてきた道を戻ってくださいね。 「やばいっ!!!」 と思って通り過ぎようとするのではなく、今来た道を引き返す事が大事です。 サンフランシスコは、治安と標高がおおむね比例してますから坂道を上る回避の方法もあり!
更に、そのセットにはだいたい "ゴミ" のオマケがついている事が多いので、つまり、『ホームレス』+『フェンス鉄格子』オマケ『ゴミ』=行かない方がいい場所 という方程式が成り立ちます。
これは、非常に分かりやすので街を歩く時の治安の目安にしてくださいね。
ちょっと殺伐とした話題でしたが、基本的には楽しく歩ける場所がとってもいっぱいある街 『備えあれば憂いなし』 で笑読くださいませ。 未だに慌ててジャケット取りに帰ったり、近道しようと思ってもヤッパリ引き返したり‥。
(7月のお題:旅行する前に知っておいた方がよい事)