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8月26日まで、サンフランシスコ公共図書館・メインライブラリーで開催中の 『KALLIGRAPHIA 13』 小さな展覧会です。

"カリグラフィー" アルファベットの書道とも言われています。 ヨーロッパの修道院での写本(写経)が始まり、更には古代ローマの碑文・石碑の "文字" から始まっていると書かれてあったりします。 印刷機械が発達するにつれて廃れていったのですが、19世紀イギリスで古典的な手書きの文字が見直され、今は普及活動をしているそうです。

6階・Skylight Gallery は、時々小さいながら興味深い展示が開催されています。 日本で言うなら 『書道展』 ですが、ぬいぐるみに文字が書かれていたり、小箱の中から文字が溢れ出る様子を作品にしてみたりと、一口に文字と言っても様々な表現方法があるものと感じます。

スティーブ・ジョブズさんは、学生時代にカリグラフィーのクラスをとっていて、アップルコンピューターの文字は、その影響がかなりあるそうで、「文字は、美しくなければならない。」 とジョブズ氏曰く。

余談ですが、先月、ジョブズさんの半生を描いた映画の撮影が、ベイエリアで行われていました。

また、小さい頃、「文字のきれいな人は心もきれい、丁寧に書くようにね。」 って言われた記憶のある方いらっしゃいませんか? 今は、PCの普及で、手書きの機会はあまりありませんが‥。 時には、手書きで手紙書いてみようかな。

もう一つ余談ですが、ノーベル賞の賞状もカリグラフィーで、一つずつ手書きで、その功績についての絵も入るので、発表から表彰式まで日にちがかかちゃうそうです。

図書館にお出かけの際、ちょっと覗いてみて‥。

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