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一件目 GEMSTONE 看板のないワイナリー。 目印は、"紫色のポスト" でした。
ダイニングルームを改造した "ジェムストーン" のテイスティングルーム。 その奥にはただいま工事中の10人ほどで楽しめるパーティールームを作っていました。
2件目となる KEEVER 清潔感ある工房が印象的でした。
あれやこれやワインをどうするか決めていたら、
「3時に、VINE CLIFF のアポとれたから、買ったらすぐ出発します!」 ワイナリーの予約を取ってくれたS子殿。 マニアっくというより "ゲリラツアー" 。 「知らないワイナリーは無い。」 と言われているI氏がいっしょなので心強い。 よくよくお礼を言ってから、"キーバー" を後にして‥
先ず見せていただいた静寂のCAVE(ワイン蔵)は、キーバーより少し暖かいせいかワインの香りが、ほのかに漂っていました。 声が響く中、わずかな明かりが幻想的な空気として感じられました。
テイスティングルームでは、人数分のグラスと、今日のワインの案内が用意されていました。 急だったのにも関わらずありがたい事です。 穏やかに話を進めるマークさん 「毎日ワイン飲んでいますよ。」 と言っておられた。 肌の艶はそこにあったのか!
今回のワイナリー巡りは‥
参加者6名、仕事上何らかの形で 『カリフォルニア・ワイン』 に関わっている方ばかりで、私以外は、ナパ周辺のワインには精通されている方達ばかりです。 また、ナパバレーには、400以上のワイナリーがあり、年間訪問者数600万人、ヨセミテ国立公園より訪れる方が多い場所です。
そして作り方も、数種類の葡萄で作られたり、単一品種で作られているワインが同じワイナリーで行われているという、およそ本家フランスでは考えられないようなスタイルです。
訪れた3カ所は小さなワイナリー、ジェムストーンは17エーカーの畑で生産されたワインで、"ブティックでカルトなプライベート" なワイナリーばかりでした。 ゲート脇のインタフォーンで 「ごめんください、〜時に予約した◯△です。」と言って入っていくような場所でした。
テイスティング料も、25〜35ドルで3〜4種類の厳選された物を試飲すると言う、少し緊張感のあるテイスティングです。 しかし、他に誰もいないのでじっくり話が聞けるし、商談も可能。
その日のナパバレー、遠くに "モンダビ邸" が見えます。 収穫を終えた葡萄畑の枯れ葉色が、この谷の冬を知らせてますね。 どんなに素晴らしいワインの技術でも全てこの大地から生まれます。 そして、全てのワイナリーの方は、「家の畑・醸造はこうだよ。」 と葡萄栽培している方も含めて、少しでもいい葡萄を、美味しい葡萄酒ができるように、日々気を使い手間をかけていらっしゃる事をあらためて感じ、敬服しました。
試飲した全てに作り手の気持ちがこもり、美味しい美味しくないではなく、この一滴が出来るまでをワインにききながら口に含む利き酒ツアー。 「値段じゃなくてどんなワインが "好きか" ですよ。」 師の言葉もよぎりました。
しかし、80〜100ドルのワインを平気で何本も買っていたのには驚いた!! 「この美味しさでこの値段はお手頃♡」 と "150ドル×2本" のワインを購入された方のコメントを聞いたら師の言葉は吹っ飛んでいた。 やっぱ、値段は関係あるよな‥。
と、"異次元空間" を予約をしてくださったり、案内をしてくださったり、アドバイスをくださったり、本当にありがとうございました。
www.gemstonevineyard.com
www.keevervineyards.com
www.vinecliff.com