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リンゴで作る無加糖、無濾過でアルコール分ない飲み物をアメリカでは "Apple cider(アップルサイダー)" と知ったのはつい最近でリンゴの擦りおろし汁の事だった。 フランス語でシードル(cidre)イギリスのサイダーもアルコール飲料の事を指しています。 アルコールが含まれている場合は、"Hard cider" " Cider jack" というそうだ。
『毎日リンゴ一個食べるとお医者さんがいらない。』 と言われるほど栄養価が高く、19世紀頃はミルク病の心配も少ない大変重宝な飲み物でした。
*ミルク病 ⇒ 有毒な草を食べた乳牛の牛乳を飲み続ける事で中毒症状をおこしてしまう命に関わるような病気。 低温殺菌がなかった昔の話ですよ。
アップルサイダーは、濾過した透明なアップルジュースに比べて風味があり、"リンゴを飲んでいる" 感じです。 しかし、日持ちしないのが最大の悩み。 食物の汚染問題も頻発しているので、食品製造業者さんは、HACCP の管理に基づいて生産しなければならず、昔ながらのアップルサイダーは、リンゴ農家の直接販売でくらいしかお目にかかれない貴重な飲み物で、かなりありがたい飲み物です。
そうそう、アップルサイダーを放っとくと、酸化して茶色になります(リンゴの皮をむいて放っとくと茶色になるのと同じ)更に自然発酵で二酸化炭素で出来て、微炭酸となる。 また、糖分がアルコールに変わってくる。 微炭酸系アルコール飲料 "シードル" がこれにあたります。 更に放っとくとアップルサイダー・ビネガー(リンゴ酢)となる。 葡萄と似ている!
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>> これからが季節です <<
この季節限定飲料は、秋から冬の飲み物で、感謝祭やクリスマスで飲まれます。 "ホット・アップルサイダー" は、暖めたアップルサイダーに、シナモン、ナツメグ、クローブオレンジの皮など香辛料を加えて飲んでも‥。